甲府盆地の隅っこの、小さな扇状地の小高い丘の上、小さなワイナリー「98wines」がある。
涼風が吹く丘の上からは、青々とした葡萄畑と甲府盆地を見下ろし、正面には富士をのぞむ。
ハンドルを握るのは久しぶりだ。ずっと呑む旅ばかりしていたからね。
でも決してドライブは嫌いではない。そしてとにかく下道や峠道がお気に入り。だから同乗者の評価は良くない。
6時半にスタートしたステーションワゴンは、途中新緑透く奥多摩湖に遊び、大菩薩ラインで柳沢峠を越え、
openの10時ピッタリにワイナリーに付ける。このセンスに自惚れてほくそ笑んでいるいるのだ。
“ポークリエッタ“ のプレートを択んで、あと “ケークサレ” も、テラスのテーブルを賑やかしたら、
98wines がリリースする “甲州” と “マスカットベーリーA” のグラスを並べて、とても楽しそう。
でも今日のボクは、泡が膨らみきっていた時代で言うところのアッシーくん、日ごろ一人遊びしている償いだ。
カランっと、グラスの中で溶けだした氷が音を立てて、ボクの iced coffee が悲しい。
Sugartime / 佐野元春 1982
私も好きな場所です。
山梨で経営されていらっしゃるんですね。
ワイナリーや小さな温泉、鉱泉、
訪ねてみたいところが沢山あります。
またお邪魔します。
コメントありがとうございます。