紅がらの壁に黒い格子、温もりのある提灯がさがった京町家のtrattoriaを見つけた。
厨房の様子が窺えるゆったりしたカウンターに座って、今宵イタリアンワインを愉しみたい。
とはいえ、素直にワインから入れないボクは、そうはいっても一杯目は生ビールを呷る。
前菜の盛り合わせが華やかにシルバーの皿を彩る。小さなボウルに盛られた “大根のムース” が絶品だ。
“鰯のレモンオイル煮” を択ぶ、オイルサーディンが大好きなのだ。トマトとパプリカが赤を添えて美しい。
となれば白ワイン、でも呑み人はワインは分からない、奨められるままに “Tramonti“ のフリウラーノ。
♡のエチケットが可愛らしいサーモンピンクは “クオール ロゼ トスカーナ”、熟したリンゴの香りだって、
言われてみればそんな気もする。パスタは自家製パンチェッタと玉葱のトマトソース “アマトリチャーナ”。
ピッツァはオーナーシェフにお任せ。目の前で生地をのばして、出始めたトウモロコシを散らしてくれた。
甘酸っぱいトマトソースに甘味たっぷりのトウモロコシの一枚が美味しい。
三杯目は “シャルドネ フリウリ コッリ オリエンターリ”、最後はしっかり目の辛口のシャルドネで〆る。
坪庭に面した掘りごたつ席には向日葵が生けられて、夏に向かう演出たっぷりの烏丸のtrattoriaなのだ。
雨のウェンズデイ / 大瀧詠一 1982
今朝は大瀧詠一を聞きながら書いています。
niagaraさんはセンスが素晴らしい、この写真の数々を見る限り私とほぼ一緒です。京都のどこか素敵なバーカウンターで出会ってお話しても、きっとすぐに打ち解けるでしょう。いやあ素敵過ぎてため息が出てきます。私はイタリアンが大好きで東京にいた時でも素敵なお店に食べに行きました。そして葉山にいた時は自宅マンションのすぐ前海岸通りにイタリアンの店が出来て良く食べに行きました。ちなみにピザは薄い生地、パスタは1mm以下の細麺、肴は白身の魚が好きでした。葉山はおこぜ等白い魚が獲れるので美味しかったですよ。
シャルドネにも痺れました。私はシャルドネ一辺倒です(笑)イタリアワインは知らないのですがフランスワインはシャブリ一辺倒です(笑)そしてシャンパンが大好きです。無論日本料理も大好きですよ。今度niagaraさんが日本料理を書かれたときに書きたいと思います。最後に大瀧詠一にも痺れました。良い曲を選曲されています。まるでインストルメンタルのように心地よいです。やはり私が最初「うん、この人は違うな」と思われた方は裏切ませんね。
参考にさせていただきます。
我々は京都に行くと
基本 夕食での 外食は京料理ですが
今年桜の時期各人が3日間客人が来たので
夕食が 和食が3日間続かないように 和食 イタリアン 和食に
なので 今年初めて 京都で 夜景を見ながらイタリアンでしたhttps://blog.goo.ne.jp/tsakaegoo/d/20220414。
最近は格調高い海外紀行ものが多いですね。
プライベートでしょうか、それともビジネスの延長でしょうか。
ご経験と引き出しの多さに感嘆します。
いつも拙い呑みブログにお付き合い頂き、ありがとうございます。
私も大瀧詠一はお気に入りです。
今晩はkencyanに影響されて、A long vacation を引っ張り出しました。
同じイタリアンでもグッと大人のカクテル&ディナータイムですね。
私には真似できそうもありません。
これからの時期は暑い京都ですが、オーバーツーリズム状態ではない京都を
流行り病を逆手にとって楽しみたいものです。