旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

雄町と烏城と路面電車と 岡山電気軌道を完乗!

2018-10-06 | 呑み鉄放浪記 私鉄編

 心配していた台風25号も、暴風雨圏からはずれて、朝の岡山駅は快晴。
総営業距離は4.7km、日本で一番短い路面電車に乗って、岡山城を訪ねてみよう。

 

週末の出張を終えて岡山に居残り。おかやまの酒ばあ「さかばやし」の引戸を開ける。
僅か10席のカウンター、右隣りは女子大生2人連れ、左のご同輩はすでにうつ伏せ。 

 

1杯めは "きびの吟風"、雄町米で醸した純米吟醸。心地よい香りと爽快な後味だ。
こんな酒には白身かな、肴は"黒鯛の刺身" を抓んでみる。

 

店の名物 "おでん" を盛り合わせてもらう。柚子味噌でいただくのが美味しい。
"伊七" は倉敷の酒、こちらは雄町純米ひやおろしだ。

 

岡山は板野酒造本店の "鬼ノ城 純米吟醸" はフルーティーながらも力強く飲み応えあり。
〆の "鶏雑炊" はさっぱりと旨い一品だ。岡山の地酒を堪能した週末の宵なのだ。

 翌朝、岡山駅前電停からMOMOに乗車する。
機能性とデザイン性を両立した2両連接の超低床式路面電車、見るからに水戸岡デザイン。

近未来的な外観に対して、車内は木をふんだんに使った柔らかなデザイン。
そして、うしろすがたの素敵なあなた、ふりむかないで岡山のひと ♪ 

清輝橋線は柳川電停から本線と分かれ、繁華街表町の西側R53を南下する12分の旅。 

 東山本線は岡山駅から、岡山城・後楽園方面へ、真っすぐ延びる桃太郎大通りを往く。
城下電停で下車して烏城公園へ。 旭川に映える漆黒の天守閣が威風堂々と美しい。

城下から進行方向を南へ転じた東山本線は、西大寺で再び東へ向くと旭川を渡る。
右手に名門女子高の薄桃の校舎が見えてくると終点の東山電停は間もなくだ。

岡山電気軌道 東山本線 岡山駅前~東山 3.1km
       清輝橋線 柳川~清輝橋  1.6km 完乗

巡恋歌 / 長渕剛 1978



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