豊臣秀次が築いた城下町、近江商人の町、近江八幡を訪ねた。
何度目かの近江八幡につき、商家の町並みはパスして日牟禮界隈に直行する。
実際お腹が空いているのだ、冷たいビールも飲みたい。
鳥居本宿から武佐宿まで23.5kmを歩いた中山道、武佐には近江鉄道・八日市線の駅がある。
近江八幡まではわずかに1駅だけど、完乗が目的なので、一旦起点の八日市に向かう。
八日市線は米原から貴生川を結ぶ本線と八日市駅で分岐している。
近江鉄道は西武鉄道グループ、当たり前のように懐かしい旧西武電車が走っている。
近江八幡まで20分の旅、愛称通りガチャコンガチャコンと走り、東海道本線の隣に終着。
日牟禮界隈は女性に嬉しい、洋菓子の「クラブハリエ」と和菓子の「たねや」が並ぶ。
さて、滋賀に来たからには、本場近江牛を味わいたい。
八幡堀沿いの「浜ぐら」で、行き交う観光船を眺めながら生ビールを呷る。
かなり遅いランチ、息子は “和風ローストビーフ丼”、私は “赤の他人丼” をいただく。
名物赤こんにゃくを使用した看板メニュー、これなかなかの一品です。
近江鉄道・八日市線 八日市~近江八幡 9.3km 完乗
<40年前に街で流れたJ-POP>
陽かげりの街 / 高橋真梨子 1975