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先日のヤフーニュースの中に「なぜ電車内に鏡?」の記事がありました。
この表題を見て「相鉄のことだ!」と思いましたが当たりでした。
JR横浜駅と小田急の海老名駅とを結んでいる相鉄線(相模鉄道)の車両には、各車両のまん中ドアの横に1か所だけ、縦が20cm位、横が30cm位の鏡が付いています。
60年位前から付けられているそうです。しかしこれも順次無くなるとのことで、乗り入れの関係でJR東日本と同じ仕様になっている新しい型の車両には鏡は付いていないそうです。
話は変わりますが、この相鉄ならではの電車運用。
終点で始発の海老名駅、6~8分おきに折り返しで横浜行が出て行きますが、朝と夕方~夜の時間帯は全部が「急行」、昼も急行中心のダイヤになっています。
これだけで見ると途中の駅で降りたい時はどうするの?と戸惑うでしょう。
でもうまく出来ています。横浜と海老名のちょうど中間に二俣川という駅があり、この二俣川までは各駅に停車します。そしてこの後横浜までがノンストップとなります。
逆も同じ、横浜から二俣川まではノンストップ、二俣川から各駅停車となります。
横浜と二俣川間は各駅停車がふんだんにありますので不便は無いようです。
他社の路線と比べると距離が短いのでこのような大胆な運用ができるものと思います。
それから一般の電車の窓ははめ殺しになっているので開けることが出来ませんが、相鉄の古い車両では窓が開けられるように横に押しボタンスイッチが付いています。
昔はエアコンなどなかったので窓を開けられるようにしていた名残りです。
そしてこの窓は閉め忘れが出ないように車掌(運転)室から一斉に閉めることができるようになっています。
最後にもう1つ、テレビなどのドラマ撮影ではこの相鉄線が多く使われています。
これは相模鉄道が撮影に協力的だからできることだそうです(他社線では制限事項が多くて自由に動けないらしい)。
*鏡が付いている電車は記事によると新京成電鉄、名古屋市営地下鉄もだそうです。
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下記に移転します
ふうちゃん本舗博多本店
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