ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

農林水産省監修 カレーのうんちく

2016-01-24 08:57:59 | 街を徘徊して


前回のカレーの話しの続きです。

日本のカレーはどこから来てどのように変わって行ったのか、
ここは分かりやすい農林水産省の小学生向け資料を利用することに。

「カレーは18世紀にインドからイギリスに伝わりました。
インドはイギリスの植民地でしたので、インドのベンガル地方の総督をしていたイギリス人が紹介したそうです。
そして19世紀にイギリスで初めてカレー粉が作られました。
インドにはカレー粉というものはなく、いろんなスパイスの組み合わせでカレー味になっています。

この時、インドのカレーと違ったこと、それは小麦粉を使ってとろみをつけました。
明治時代になるとヨーロッパの文化を積極的に取り入れるようになり、
この時にカレーが日本に伝わりました。

「西洋料理指南」という本でカレーの作り方が紹介されています。
この本にはカエルとか長ネギを使うように書いてあったそうです。
その後、カレーに入れる玉ねぎ、じゃがいも、ニンジンが北海道で多く作られるようになり、
同時に国産の安いカレー粉も作られるようになって広まり、
大正時代に今のカレーライスの形ができました。
それから更に進化して、今食べているカレーはインドのカレーともイギリスのカレーとも違う料理になっています。」
だそうです。

また、業務用カレー粉を作っているS&B食品が出している数字では
「農水省と缶詰協会の統計から計算すると日本人は1年に78回カレーを食べています。
家庭でカレーを作る頻度は月に2.5回です。」とのこと。


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 ふうちゃん本舗博多本店
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1月22日はカレーの日

2016-01-20 08:20:24 | 街を徘徊して

1982年(昭和57年)1月22日、給食で全国一斉にカレーが出された日です。
これを記念して「カレーの日」となっています。

今年で41歳位~47歳位になる人はこの日のカレーを食べた筈です。
しかし覚えている人は誰もいないでしょう。
年1回給食で鯛を出すとか、地元特産牛のステーキを出すとかの小学校もありますが、
こんな給食だったらいつまでも覚えていると思います。カレーではどうもインパクトが弱い。

ところで外食カレーと言えばCOCO壱番屋、
ギネスで世界一のカレーレストランとして認定されています。
先日は廃棄した冷凍カツが産廃業者によって転売されてしまい、変なことで有名になってしまいました。
COCO壱番屋としては大迷惑。

創業者が経営から手を引いたので今はハウス食品グループに入っていますが、
国内外に1400店舗あり総売り上げが900億円。
まだインドにはありませんが、タイには25店舗あります。
タイカレーの本場で日本式カレーで勝負しているからすごいと思います。

毎年業績が伸びているそうですからカレー人口は減りそうにないようです。

(次回に続きます。農林水産省監修 カレーのうんちく)



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博多にKITTE(キッテ)ができる

2016-01-15 00:33:51 | 街を徘徊して


博多駅隣りにあった博多郵便局が新しく「KITTE博多」として生まれ変わります。
今年の春に開業とのことですがまだ中は工事のダンプが出入りしています。
5月の博多どんたくまでには間に合うでしょう。

KITTEとは「切手」と「来て」の意味だそうですが、
東京駅前のKITTE丸の内(前:東京中央郵便局)に次いで日本で2番目になります。
丸の内の次が博多なので福岡の者としては鼻が高い。

丸の内のKITTEは専門店の集まりになっていますが、
博多の場合は“OIOI”の丸井が入るそうです。
丸井は九州初進出ですが、これを機会に九州の他都市への出店も考えているそうです。

ところでKITTE丸の内は屋上が庭園になっていて自由に出入りでき、そこから東京駅を見下ろすことができます。
博多のKITTEはどのようになるのでしょうか。

因みに隣の博多駅の屋上は鉄道神社があって鳥居も参道もあります、展望台もあります。
屋上でつながったら面白いのに。(近くに福岡空港がある関係でビルの高さがみな同じなのでやろうと思えばできる)

博多郵便局は駅の横で鉄道郵便を担ってきましたが、今は福岡空港の横と高速の福岡インターの横に大掛かりな集配局ができ、鉄道便の役目は終わったようです。


KITTE屋上から見た東京駅の上部、手を抜かずいい仕事をしていることが分かります。


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ショパン国際ピアノコンクール2015

2016-01-10 22:54:02 | 街を徘徊して


コンクール見て来ましたよ!!
と書きたいところですがこのコンクール自体知りませんでした。
音楽というものには全く縁のない私ですので別の観点からの話しです。

年末に「もう一つのショパンコンクール」という番組があって、日本のピアノメーカーであるヤマハとカワイの日本人調律師の健闘がドキュメンタリーで紹介されていました。

コンクールでは使うグランドピアノが決まっていて、4台のうちの1台を演奏者が選ぶことが出来ます。
メーカーはスタインウェイ、ファツィオリ、ヤマハ、カワイの4社でした。
調律師は自社のピアノを最良の状態にして演奏者に引継ぎます。

カワイは予選を通った81人中10人が選んでくれましたが、10位までに残れず健闘むなしく敗退しました。
本選に残った10人が選んだピアノは、ヤマハが7人、スタインウェイが3人でしたが、
寸前になってヤマハの2人がスタインウェイになって5人対5人になりました。

その結果は1位、3位がスタインウェイ、2位がヤマハを使った奏者でした。(入賞の6人中、4人がスタインウェイ、2人がヤマハでした。)

本選はオーケストラとの共演になりますので、奏者としてはピアノの独自性をどのように出すのかが難しいそうです。
スタインウェイの方が個性を出し易いのかもしれません(生意気なことを言いまして)。
しかしながらクラシックの本場で、日本のメーカーがこのように健闘しているとは知りませんでした。

神様のような調律師がいてもちゃんとしたピアノを作れなければコンクールには通用しません。
スタインウェイからするとヤマハもカワイもピアノの歴史は半分ですが、
日本だからこそこのような世界の舞台で勝負出来ているのではないかと思いました。

この完全アナログの世界の中でよくやっているものだと思います。
日本の技術、人材に誇りを感じました。

番組では出ませんでしたがファツィオリの調律師は日本人だったそうです。


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雪やこんこん あられやこんこん~♪

2016-01-06 09:40:29 | 街を徘徊して


福岡市近郊では灯油売りの車が「雪やこんこん あられやこんこん~♪」と童謡を流しながら住宅地を回っています。

昨年まで知りませんでしたが、この曲は「雪やこんこ あられやこんこ」が正しいそうです。
実際に「雪やこんこん あられやこんこん」の曲はありますが、これは次のように歌詞もメロディも知っているものとは全く違っています。

雪やこんこん あられやこんこん
もっとふれふれ とけずにつもれ
つもった雪で だるまや燈籠こしらへましょうー
お姉さま
(1901年 東クメ作詞 滝廉太郎作曲 )

ところで灯油やさんの童謡を聴くと確かに「雪やこんこ」ではなく
「雪やこんこん~♪ あられやこんこん~♪ 」と「ん」をはっきり歌っています。
つまりこの“こんこん”で童謡CDが販売されているということになります。

考えるに、“こんこ”の曲は作詞・作曲者不詳であることと、“こんこん”の方が歌い易いので時代と共にこのように変わって行ったのではないかと思います。
もう100年以上前の童謡ですから。



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2016年、今年の年賀状デザイン見ましたか

2016-01-01 00:43:05 | 街を徘徊して


謹 賀 新 年

今年の年賀状は8種類出されましたが、昨年に続き今年も面白い細工がされています。

今年は申年なので猿が描かれているものが2種類ありますが、その内の子供が描かれているもの(写真左)、これはこの12年の間に子供ができたのだそうです。親子で温泉につかっています。
そしてその下には桶とタオルが。

それから、花火にも見えますが花が描かれたもの(写真右)、
これをずっと拡大していくと実はエビを並べて描かれていることが分かります。

焼きもちの分もうまく切れ目が申の字になっています。

来年はどんなものができるでしょう。楽しみです。




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