(以下、「博多の魅力」より要約掲載)
<鎌倉時代の高僧、聖一国師は仁治2年(1241年)に中国での修行から帰国した際に、今まで日本になかった画期的な製粉技術を持ち帰りました。
聖一国師は博多に承天寺を開山しましたが、ここから全国にうどん・そばの粉物文化が広まって行きました。
承天寺には「うどん・そば・饅頭発祥の地」の石碑が立っています。
また年末に謝国明(博多の貿易商、承天寺の建立に尽力)が
博多の町民にそばをふるまったところ、翌年は多くの人に福が来たことから「福そば」として定着し、これが「年越しそば」の始まりと言われています。>
この他、これも博多ですが、大晦日に貧しい人に施していたから年越しそば、という話しもあります。
ご存知でしたか?年越しそばの始まりは博多でした。
ところで話は変わって博多商人の(一般的?)年末の習慣ですが、
大晦日、店が終わると博多駅近くにある若八幡宮でお祓いを受け、一年を感謝して今年を終わります。
このため若八幡宮は年が変わる深夜まで賑わっています。
(若八幡宮は年が明けると休みです。元旦が休みの神社は珍しいと思います。)