日本の高度成長期を突っ走ったダイエーでしたが、今年1月1日でイオンの完全子会社となりました。
これより先に昨年12月末で上場廃止になりましたが、株はダイエー11株に対しイオン1株と交換になったそうです。
こんな日が来るとは思いませんから、バブルの時に高く買って売る機会を逃したまま株を持ち続けていた年配者も多かったのではないかと思います。
ダイエーの最盛期を知っているだけに、それこそシャボン玉がはじけた感じがします、あの頃は七色に輝いていたのに。
ところで今から43年前、ダイエーは福岡市の一等地に延べ床面積6万平方m、当時としては日本最大の「福岡ショッパーズプラザ」を作りました。
食料品から衣類、家電品まで何でもありの大型店舗でした。
ここではBUBUというプライベートブランドのカラーテレビも売っていました。
そしてこの地下は食料品売り場となっていて、びっくりしたのは英語の教科書の写真でしか見たことがなかったアメリカのスーパーマーケットそのものが再現されていたことです。
今ではどこでも当たり前の光景ですが、すごい量の商品が棚に整然と並べてありました。
その中には輸入品も多く「高級舶来」のイメージを持っていた私には商品から後光が差しているように見えたものです。
(次に続く)