ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

新聞の全面広告の値段

2014-11-27 07:41:25 | 街を徘徊して


博多千年煌夜イベント (正定寺)

新聞を広げると1ページがドーンと「全面広告」のことがありますが、この広告を打つにはいったい幾ら必要なのでしょう。
聞くところによると全国紙だったら製作料含め広告代理店経由で1000万円位、地方紙で800万円位だそうです。
それで例えばよく見かける健康食品などの広告の場合、
「お試しサンプル無料」とか「初回半額、送料無料」などでお客を集めて、
そのお客が継続で3回注文してくれると広告料がトントンになるような計算になっているそうです。
(経験則からそれぞれ業種独自の計算方法があるそうです)
素人の私からしたら博打を打つような感じがしますが道楽で広告を出している訳ではないので、
「1000万円以上の利益が出る」ことが前提になっているのだと考えると、
これからは広告を見る見方が変わると思いませんか。


株価大幅全面安といつもの定番風景

2014-11-21 07:36:04 | 街を徘徊して


先日、GDP(国内総生産)が2期連続してマイナスになったことを嫌悪して(ということで)株価の大幅全面安になりました。
ニュースではアベノミクスの失敗だとか、地方の不景気を持ち出して不安を抱かせる内容のものばかりでした。このまま不景気の底に沈んでしまうような。
ところが翌日には株価(日経平均株価)は元に戻りましたが、もうニュースでは昨日のような不景気の話しは全くありません。現金なものです。
ところで株価が暴落するとテレビのニュース的には、先ず東京証券取引所の天井でグルグル回っている株価表示盤を見せて、次に証券会社の株価表示パネルを深刻な表情で見ている(ように見える)年配者を写すというのが定番で、毎回々々画面は決まっています。
インタビューがあったとしても「下がって困っています」という話だけで、「下がったから買い時です。このチャンスに仕込みました。」という話など1回も見たことがありません。
下がった=困っている、とならなければなりませんので。
それならそれで「参ったよ。300万が1日でパーだよ」とかあれば大受けするのですが。暴落ニュースに箔が付きます。


今年もまもなく終わり

2014-11-13 07:53:06 | 街を徘徊して


11月9日から相撲の九州場所(正式には大相撲11月場所)が始まりました。
派手な相撲のぼりがいつもの晩秋風景となっています。
福岡市とその周辺に44の相撲部屋が来ています。
それと同じくこの9日には今年から始まった市民参加の「福岡マラソン2014」も行われ1万2000人が力走しました。(フルマラソンでの完走率は97%だったそうです。)
また12月に入ると福岡国際マラソンがあり、筥崎宮の玉せせりで始まった福岡市の1年も終わりとなります。


香港「50年間、1国2制度」の約束

2014-11-06 08:14:21 | 街を徘徊して


17年前に中国に返還された香港ですが、返還に当たって決めた「香港は中国に入るが50年間は今までの制度を続ける」という1国2制度の約束がありました。
しかし相手は中国共産党ですし、今は香港よりも上海の方が経済地位が上になっていますので、約束を守り続けるなど誰も信じていないと思います。
今回の選挙方法の変更のようにこれから先もじわじわと中国共産党の意向に従って確実に浸食が進んで行き、そして共産党に都合の良い環境に整えられ、共産党の方針に従った教育が進められて行くことでしょう。
子供には反日感情も植え付けられると思います。
ところで行政長官選挙の民主化を要求してまだ道路占拠が続いていますが、これが香港でなく中国だったら即座に制圧されてしまっていたでしょう。
実際に過去、北京の天安門広場に集まった民主化を要求する学生に対し軍隊が出て来て一晩で制圧し、多くの人が殺害されました(天安門事件:政府発表は300人ですが1万人以上の人が消えてしまったと云われています)。
話は変わりますが香港返還の時、6月30日深夜12時、私は台湾のホテルで返還式典のライブ中継を見ていました。
「1つの中国」化されてしまう台湾国民としては見たくもないでしょうが、2局が中継をしていましたので返還を単なるイベントの1つとして捉えているのかと思っていました。
しかし翌日仕事先で、話題としてこの香港返還の話を出すと皆の顔色が変わりましたので、まずいことを言ってしまったことが分かりました。この話はタブーでした。
今の香港の状態を見て、返還の時に持った心配が現実になったと感じた台湾国民も多いのではないでしょうか。次は自由剥奪が自分たちの身に降りかかって来ますので。