以前、ネットで掃除機コードの黄色テープの意味が紹介され、
「黄色テープはもうすぐ終わりの印ではなく、ここまで引き出して使えの意味だ」と。
これが皆に受けて、例えば「掃除機コード黄テープ」でネット検索すると
「黄テープの意味を知ってたか?教えてやるよ」の記事ばかり。
テレビでも同じことを紹介していました。
水を差すようですがパナソニックの場合、取扱説明書にはそんなことは一言も書かれていません。日立にも書いてありませんでした。他のメーカーも同じなのではと思います。
どこから出た話なのでしょう。
多分、海外製か何かの細い電源コードを使用している掃除機のことでしょう。細いと熱が出ますから放熱しないといけない。
それはどうでもいいことですが、実際に掃除機を使う段になるとテープとは関係なしに、止まるまで引き出して使うのではないかと思います。
赤テープが出てから5cm位でそれ以上引き出せなくなりますが、
止まるまで引き出しても何か変な信頼関係みたいなものがあって、誰もがこれくらいでは壊れないと思っています。
確かにメーカーとしてはこのような困った客に対して簡単には壊れない構造にはしているでしょうが、どれ位で壊れるかの数値は持っている筈です。
壊れないんだったら赤テープの意味は?
これはメーカーとしての責任分岐点ということだろうと思います。
だったら黄テープはやはり終わり予告と考えた方が。
ところで誰か壊れるまで強く引っ張り出してみて下さい。実際どんな壊れ方をするのでしょうか。