ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

台湾 秋の一大イベント バーベキューの日

2012-09-28 22:36:42 | 街を徘徊して


(遅咲きひまわりが満開 福岡県杷木町)

年の中秋の名月は9月30日ですが、台湾では中秋節と言い祝祭日になります。
そして中秋節=バーベキューの日ともなっています。
とにかく一日中みんなでバーべキューをするそうです(多い人は午前中に職場の仲間と、午後はサークルの仲間と、夜はもちろん家族と一緒に)。
これは昔からあった習慣ではなく、ここ10年か20年の間に始まったことだそうです。
聞く人によって何時から始まったのか返事は曖昧です。
話しを総合すると、焼き肉のたれを作っているメーカーが毎年、この時期になると宣伝を繰り返していました。
それでいつの間にかバーベキューをしたいという意識が刷り込まれてしまい、十五夜が近づくと自然と「バーベキューだ!」というようなことになってしまったようです。
それに合わせてスーパーも安売りをしますので、全国的な盛り上がりになっています。
ところでこの時期、バスセンターではお土産を抱えて帰省する人を多く見かけます。
高速道路も大渋滞します。
帰省して家族が一堂にそろいますので、このようなことからも広がって行ったのでしょう。
ところでご存知とは思いますが、この中秋節に食べるお菓子が「月餅」です。

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中国 反日デモから文化大革命を思い出した

2012-09-25 22:47:07 | 街を徘徊して


(紅衛兵が描かれている絵画)

赤旗-あの一種独特の薄手生地の大赤旗の波を見ていると文化大革命当時を思い出してしまいました。
40年前の何も言えなかった時代に戻ったような光景です。
中国の年配者もそのように思ったのではないでしょうか。
文化大革命では毛沢東(もうたくとう)主席の後押しを受けた紅衛兵たち(主に高校生)が台頭し、彼らが「反革命的」と考えるものは店であろうと歴史文化財、建造物(道路標識も)であろうと破壊してしまいました。
物も人も同じで、知識人たちも反革命分子の汚名を着せられ徹底した拷問を受けました。
首に罪状を書かれた札を下げられ土下座させられ、大衆を集めている面前で本人が誤りを認めるまでいつまでも拷問は続きました。
紅衛兵たちの思想根拠になっていたものは「毛主席語録」であり、毛沢東主席の言った「革命無罪」「造反有利」が行動の後ろ盾になりました。ですから「反革命」と言えば何をやっても許されました。
毛沢東主席からお墨付きを頂いているこれら若者集団は、国民にとっては恐怖の集団だったと思います。
それで国民は流れに流されるのを選び、自分の意見を持つことはタブーなことになって行きました。
またこれらと並行して大学生たちは辺ぴな農村で農業に従事させられました(「下放」と言います。余談ですが私の知人はこの下放で一緒になった人と結婚しています。電気も水道も何もない農村での生活は非常にきつかったそうです。)。
僅か40年前にこのような歴史がありました。23年前には民主化を求める国民を軍隊を使って武力弾圧した「天安門事件」もありました。裏ではこの時1万人以上が殺されたと云われています。
今でも共産党の1党独裁ですから都合の良いように国民を操るのは今回の様子を見ても明らかでしょう。
(ところでニュース映像を見ていると全員参加のデモのように勘違いしてしまいますが、参加しているのは大幅水増ししたとしても人口の0.1%にも足りません。しかし文化大革命の時は同じような少数が国民全体を牛耳ましたが・・)


中国 反日デモの野蛮な行為と文化大革命

2012-09-21 22:12:54 | 街を徘徊して


尖閣の問題から中国での反日デモがエスカレートし、工場とか店舗の破壊、放火、略奪、日本人への暴行などがありましたが、これらの野蛮行為は目に余るものがあります。
理性のない連中がヒステリックにやっていることなので本当に怖いです。
やっている連中は愛国無罪をよりどころに日頃の鬱憤の発散と、高揚した我が愛国心に耽っていることでしょう。
デモが全国満遍に連鎖して起きたのは、世論誘導のために意識的にトリガーさせたのではないかと思ったりもします。
ところで破壊された中国の日系企業では多くの中国人が働いています。
日本人との比率を考えると99%が中国人ではないかと思います。
同胞に自分の職場が破壊されてしまった気持ちはどのようなものでしょうか。
ニュース映像で見ると、店では軒並み中国国旗と「尖閣は中国の領土」と書いたものを掲げ(破壊略奪から逃れたいこともあると思います)、それとデモの赤旗の波が近頃では見たことがないような異様な光景になっていました。
この映像を見ながら紅衛兵たちが台頭した40年前の文化大革命を思い出しました。
流れに反対することは自分の命取りになる、そのような当時の状況ととても似ているような気がします。
(次回に続けます)
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日本郵船氷川丸 続き

2012-09-18 22:20:10 | 街を徘徊して

(山下公園よりみなとみらい方面を)


(前回 氷川丸の話し 続き)
氷川丸の出口のところにアンケートを書いてもらったものが貼り出してありましたが、その中で「横浜に来たので寄りました、氷川丸で2週間かけてアメリカに行った時のことを思い出します」と実際に乗った人のものが英語を交えて書いてありました。
船は1960年に引退しているので、書かれた人は相当の年配の方と思います。書体もそんな感じでした。
当時アメリカに行けたとは恵まれた環境にあった人だったのでしょう。
また船上で結婚式をした人のもありました。そのような自分の青年期か壮年期の思い出になるものがちゃんと残されていて(係留経費はメンテナンスを含めると膨大な金額になると思いますが)、それを見に来られて思い出に耽ることが出来るなんて何と贅沢で幸せなことでしょう。
アンケートは日にちの新しいものと入れ替えているようなので、日がずれたらこれを見ることはありませんでした。
このようなアンケートに接することが出来た私も何か贅沢な気分になりました。
ところで残念なことですが、今年横浜に来た時に再度訪れてみましたが、このアンケートは中止されていました。昔の思い出がある人にとっては伝えたいことがいっぱいあるでしょうに。ぜひ再開してほしいと思います。

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横浜山下公園 日本郵船氷川丸

2012-09-14 22:38:52 | 街を徘徊して


昨年の話しになりますが20年ぶりに横浜の山下公園に寄ってみました。
以前と広さは変わっていない筈ですが、何か狭くなっているように感じたのは何故でしょう。木が茂ったからでしょうか、しかし木は昔から茂っていたし。
前に来た時はベイブリッジはまだなかったと思います。「シーバス」という港内船は今も健在でした。因みにシーバスとは海のバスではなく、スズキ(Seabass)ということを昔聞きました。
そして初めて、係留されている日本郵船氷川丸を見学してみました。
中は古き良き時代がそのまま残されていて、何かホッと安心できる空間がありました。
しかし、よくぞこのような小さな船で(当時としては豪華大型船)太平洋を横断していたものだと思います。
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9.11 ニューヨーク同時多発テロ 続き

2012-09-11 22:08:00 | 街を徘徊して


(福岡県 東峰村の棚田)

下記サイトをぜひ見て下さい。

http://www.skiesofnyc.com “ニューヨークの空”

中にある写真はカメラマンTommyFlynnが、自分が生活していた部屋の窓からニューヨーク世界貿易センターの落雷夜景を撮り続けていたものです。
撮っている時はまさかあのような結末になろうとは思っていなかったでしょう。
もう2度とこのような写真は撮ることが出来なくなってしまいました。
この世界貿易センタービルには福岡の地場銀行の支店もあり犠牲者が出ました。
このテロで約3000人の方が亡くなられています。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。
早いもので今年で11年目になりました。

同時多発テロについて:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%8C%E6%99%82%E5%A4%9A%E7%99%BA%E3%83%86%E3%83%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6
同時多発テロ陰謀説もあるそうです:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%8C%E6%99%82%E5%A4%9A%E7%99%BA%E3%83%86%E3%83%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E9%99%B0%E8%AC%80%E8%AA%AC


9.11ニューヨーク同時多発テロで生き残ったレジスター

2012-09-08 01:13:56 | 街を徘徊して


福岡市にある「博多めんちゃんこ亭」(麺入りちゃんこ鍋など 結構旨い)藤崎店で、あのニューヨーク9.11世界貿易センタービルのテロに遇うも生き残ったレジスターが展示されています。
世界貿易センター地下には「博多めんちゃんこ亭」のニューヨーク店があったそうで、そこで使われていたレジスターです。
<以下、展示説明文より紹介(一部割愛させて頂きました)>
2001年9月11日の同時多発テロ当日は、数名のスタッフがランチタイムの準備のために働いていました。 スタッフによると特にアナウンスなどなく、沢山の人が逃げている姿を見て何か大変なことが起こったのだと感じ、スタッフ全員でビルの外に出ました。
当店スタッフ全員は無事逃げ出せましたが、お店にいつも来て下さっていたお客様の中には被害に遇われた方もおられ心が締め付けられる思いです。
後日ニューヨーク警察から当店の金庫が見つかったので現地に引き取りにきてほしいとの連絡があり、崩壊した瓦礫の山を登り現場に行ったところ、あれ程の大惨事に関わらず当店だけがそのままの状態で残っておりました。
店内から金庫とレジを持ち帰り、レジは藤崎本店で展示します。
2度とこのようなことが起こりませんように。 博多めんちゃんこ亭

多言語の福岡・博多案内サイト:福岡・博多よかなび http://yokanavi.com

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福岡市の9月は毎年「アジアマンス」なのだ

2012-09-04 22:45:02 | 街を徘徊して

 


アジアの玄関口を意識してのこのような企画を出せるのは、全国でも福岡市だけではないかと市の関係者でもないのに自負してしまいます。
今年で23年目になります。
アジアマンスがあることが福岡市好きの理由の1つになっています。
アジアと言えば、この9月ではありませんがアジアの子供たちに福岡市に来てもらい、「アジア太平洋こども会議」というのも開催されています。
今年も博多山笠が終わった頃に行われ、アジア各地とハワイ、オーストラリアなど40以上の国・地域から子供たち約350人以上が福岡市に集まりホームステイしました。
ところでこのアジアマンス期間中にはアジア映画祭もあります。アジア映画の新作が市内の映画館で上映されます。
メジャーの配給ルートにはまだ乗らないものですが、ここでの監督は後日話題作を出す人が多いように思います。

アジアマンス公式HPhttp://www.asianmonth.com/