<「DENCHA」についてはネットのウィキペディアで詳しく書かれているのでこちらをご覧ください>
DENCHAは2年前にJR九州が開発した、
充電式電池で動く電車です。
現在、非電化区間では「キハ」型ディーゼルカーを使っていますが、
かなり老朽化していますので、これをDENCHAに替えて運用しようとする計画です。
このDENCHAが博多-筑豊-北九州を結ぶ〝福北ゆたか線″を走っていました。
福北ゆたか線は全線電化されていますのでDENCHAを使う必要はありませんが、
本格運用に向けて長距離を走らせ、何かデーターを集めているのではないかと思います。
ところで充電式電池を使っていますのでどこかで充電が必要です。
北九州市の若松線では鹿児島本線の折尾駅で充電しているそうです。
まだ運用実績のない福岡市の香椎線では香椎駅が充電駅になるのではと思います。
「キハ」が走っている路線はどれもが赤字路線で、電化などもってのほか。
しかし、もうこれ以上の廃線もできません。
そんなことで3~40年先まで考えると
ディーゼルカーの再採用ではなくDENCHAになったのだと思います。
九州が発祥の超高級列車(ななつ星)の成功で、
真似て全国に同じような列車が走り始めていますが、
DENCHA方式も同じように全国で採用されて行くのではないでしょうか。
余談: 福北ゆたか線は福岡市の博多から、筑豊地方の直方、
飯塚を経て北九州市の折尾、小倉を結んでいます。
「ふくほくゆたかせん」と呼ばれていますが
これを「ふくきたゆたかせん」にすると、
福が来て豊か!とおめでたい路線になるのにと思いますが、
なぜ言わないのでしょう。