昔、地下鉄をどこから入れたか考えたら寝られない、と言って笑いを取っていた漫才がありました。年配の方はご存知だと思います。
同じようなことで、秒速8Kmで地球の周りを回っている国際宇宙ステーション(ISS)、
サッカー場位の大きさがありますが、こんな巨大なものをどうやって宇宙に運んだのでしょうか。
一番最初はロシアのロケットを使って円筒形の基本モジュールというのを宇宙に置いてきました。
そしてその後スペースシャトルとロケットを使ってせっせと他のモジュールを運び上げ、次々と継ぎ足して行きました。
ロケットで計6回(内1回は日本のロケット)、スペースシャトルで通った数は何と37回にもなっています。
運び込み7回目から組立てが始まったようです。
ISSの組み立ては2011年の7月で終わりました。13年弱かかりました。
完成後は宇宙飛行士が長期滞在しています。
ところでこのISSの軌道は人工衛星と違って数カ月先の予想が出来ないそうです。
それは人工衛星より低い軌道を飛んでいるので、微少に残っている大気と地球の重力歪の影響を受けるのと、
太陽からの圧力波も受けるので、これらが毎回違うので計算では出せないからだそうです。
わあ、頭が痛くなってそれこそ寝られなくなりそう。
それから面白いことに気が付きましたが、地球の周りに何年も大事な物を置いたままにしても誰も盗る者がいない、
泥棒がいないんですね。平和な世界です。
しかしUFOがISSの資材にロープを掛けて持ち去ろうとしていたら滑稽でしょうね。
「UFOを窃盗現行犯で確保、令状を取ってUFO内を捜査、証拠を押収し関係者(宇宙人)を逮捕」
そしてUFOと逮捕者はテキサス州にある、あの有名なアメリカ空軍 “エリア51”に収容されます。
ISSから地球を見ている映像
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/astro/iss_live.html
青い画面が出ている時は機器の調整中だそうですが、暫く待つと回復します。