ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

警察24時番組のこそばゆさ

2018-03-30 11:03:37 | 街を徘徊して


警察は24時間犯罪に立ち向かっています、という
警察スポンサーの(冗談ですとも言えない)テレビ番組。

登場するのはベテランの模範警察官たち、対応も紳士的です。
確かに安全を守ってもらっているので頭が下がります。

しかし世の中、こんな平和な事ばかりではなく殺人事件も続いています。
そんな殺人事件を取り上げようとしても、取材協力には応じないだろうし、
視聴率は稼げないでしょう。
それで無難な「街のお巡りさん、平和を守っています、ほのぼの」 的になってしまいます。

編集されたドキュメントですから、見る方もドキドキして、そしてほっと安心のストーリー。
何度も放送するところをみると、かなり視聴率が取れているのではと思います。

ところでこのイメージを壊して悪いですが、
テレビドラマで刑事が「オリャー、なめとんのか、きさまー」と
チンピラを恫喝しているシーンがあります。

あながち作り話でもなく、
影で警察官からどつかれた、殴られたという者はチンピラでなくても結構多いと思います。
警察官には絶対逆らえない。

周囲の目があると「オリャー」ではなく

「はい、警察で~す。ちょっと調べさせて下さいね~。
持ち物を見せて頂いてよろしいでしょうか~。
身体触りますよ~。これは何なのかな~?」

警察には市民の安全を守るため日々精進してもらわなければなりませんので、
警察への苦言・提言は
最寄りの警察署・派出所ではなく、「県警へ直接」
言って下さい(もみ消しができない)。  受付窓口があります。


サプリメントの通販CM、ちゃんと見たら面白い

2018-03-24 08:06:43 | 街を徘徊して


あるサプリメントCMでの話。
登場するのは70歳という夫婦。

「定年退職したら食が細くなって、うどん1玉は食べきれない。
それで夫婦で半玉ずつ分け合っている。
これで腹いっぱいになるので野菜などはとても食べられない。
そこでこの**を飲むことによって元気で健康が保たれている。」というもの。

中にはそんな人もいるでしょうが、
今の70歳はカツ丼、ステーキ、天ぷら、焼肉、何でも食べていますよ。

このサプリCM、
食事からではなくても必要な栄養は摂れますよということを、
年寄りのイメージを使って言いたいということは分かりますが、
それにしてはちょっと無理があるような。

これにはこんな背景もあるのではと思いました。

放送に流すCMは自社では作れませんし、
CM枠も取ってもらわないといけないので専門の広告代理店に頼みます。
お金と相談しながらプロに総てお任せに。

広告業界は体力商売なので割と若い人が多く、
この人たちが考える“食べない”というイメージを持つ年齢が70歳なのかと思います。
(60歳では自分の親を考えると何でも食べていて食欲がある、
80歳にすると老人色が濃くなる)

そして食べられなくなったことをどう表現するか、
肉とか油ものでは当たり前過ぎる、
そうだ!うどんさえ食べきれないことにしよう、
プラス、定年退職がいいね。

これでストーリーが決まりました。
後は仕上げて役者さんに演じてもらうだけ。

現実とのズレを感じたのはこんなことではと思います。

しかし、この「サプリで健康」というのは、
若い人を使うなら寝る暇もなく忙しいという設定か、
逆に病み上がりみたいな人、高齢者を使うかの両端しかないのでは。

ところで通販の商品は、初回に限り無料とか半額で勧誘していますが、
大体2~3回目のリピートから黒字が出るような価格設定になっているそうです。

ずっと愛用している人は会社利益に貢献していますよ。

(先日、この“半額”については公取委からクレームが付いていました)




博多・筥崎宮の大鳥居がなくなります

2018-03-18 08:34:11 | 街を徘徊して

(博多山笠のこの光景、もう見ることができない)

今から88年前に建てられた筥崎宮の大鳥居が、
老朽化が進んでいるということで解体されることになりました。

国道3号線に接する参道入り口に立っていて筥崎宮の象徴でした。
見慣れていただけに寂しい感じがします。
造り直すと5億円かかるということで再建予定はないそうです。

この鳥居は当時、(福岡県筑豊地方の)田川市長だった人が寄贈したもので、
筥崎宮正面の一の鳥居の形を模したものだそうです。

昔は鳥居の寄贈が富裕層のステータスとなっていたそうで、
この人は他にも有名神社に多数寄贈しています(全部で11神社だそう)。
相当のお金持ちだったのでしょう。

ところで現実問題として、解体費用も高額なものになると思いますが、
これは筥崎宮が負担しなければならないんでしょうね。

解体しないまま、けが人が出たら筥崎宮が管理責任を取らされるのかな?

そんなこと考えたら、家電のリサイクル料金先払いみたいに、
鳥居寄贈時に解体費用まで基金として寄付してもらい、
傷害保険付きでないと受け付けないないとかになったりして。

冗談です。こういうこと言うと罰があたりますね。


小学生問題が出来なかった、思考過程に原因が

2018-03-11 08:51:05 | 街を徘徊して


小学生向け教育テレビで、このようなものがありました。

角砂糖でも良いし、もっと大きい各辺が同じ長さの立方体と厚紙を用意します。
そして厚紙にその立方体より少し大きい角穴を、カッターで切り抜きます。

立方体がこの穴にスカスカ通ることを確認します。
次に厚紙を机から少し浮かせるように置いて
立方体がストンと穴から落ちるようなすき間を作ります。

準備できたら立方体を穴から5cm位のところに真っ直ぐに置き、
定規の先で穴の方にゆっくり押して行きます。

さてこの後どうなるでしょうかが問題でした。

穴から落ちる、落ちない、のどちらかしかありませんが、
正解は「落ちない」です。
理由は分かりますか?  分かった人はすごい。

私は単純に「落ちる」と思いました。

実際やってみると、
立方体が穴の半分まで来るとバランスを壊して倒れ、
斜めになって通ることが出来ませんでした。
こうなると、はまりこんでしまって押しても動きません。

小学生の殆どが「落ちる」と答えるそうです。
間違った答をしてしまう原因は、
最初と最後のことしか考えず、途中がどうなるかを考えないからだそうです。

では今度はこのことも考えに入れて、
穴からストンと落すにはどうしたら良いでしょうか。
消しゴムをどこかに置いて下さい。実際、気持ちよくストンと落ちました。

どこに置いたら良いでしょうか。
答えは、押す側と反対の穴の端に置く、です。

こうすると倒れても大きく傾きませんので穴からきれいに落ちます。

「最初と最後だけでなく、
必ず途中のこともしっかり考えましょうね」で終わりましたが、
まったくその通りでした。
勉強になりました。


食べたかったなあ、七面鳥の丸焼き

2018-03-05 09:00:36 | 街を徘徊して

(水上ひな祭り)

運転中にラジオを聴いていたら
「福岡県内で(鳥の)エミューを食べているところがあるらしいということで、
レポーターが調査に向かっています」という話が流れていました。

どのような食べ方をしているのでしょうか。
エミューの肉は赤身で脂肪の質が良いとのこと。
オーストラリアのアポジリニ人は飼育して食べるという習慣があるそうです。

その後どうだったのか最後まで聴けませんでしたので分かりませんが、
美味しいですよと言われても食べる気になれるかどうか。

このことで思い出しましたが、
これから先、死ぬまで食べる機会はないだろうと思っているのが七面鳥の丸焼き。

あるグループでクリスマスパーティーを計画し、
その時に、でっかいオーブンがあるので
七面鳥の丸焼きをしようということになっていました。

ところが肝心の調理を熟知している留学生が急に帰国してしまい、
計画はお流れになってしまいました。

自分たちで作ってグリルした丸焼き七面鳥は、
特別の味がして、さぞかし美味しかったことだろうと思います、残念。

七面鳥はクリスマスではなくその前の感謝祭に食べますが、
この日本では馴染みのない習慣をクリスマスにつなげて、
クリスマスイブ=フライドチキンとしたのはケンタッキーの企業努力だそうです。

ところで話は変わりますが、クリスマスの時、
ミサに一度、どんなものなのか体験したいのですが私にはどうも敷居が高い。
それでいつまでも実現しないまま。

福岡市内の大学(西南学院)のチャペルなら行けそうな気がしますので
今年こそ目標としましょうか。

エミューからクリスマスミサの話になってしまいました。