今回の財務省公文書書き換え騒ぎから、
若い時のこんなことを思い出しました。
民営化になる前の国鉄(今のJR)、
新幹線の車両基地で目にした光景です。
それは私より若い背広姿の2人が、
イスに座ったまま説明を聞きながら新幹線の床下作業を眺めていました。
いくらお客でもイスに座ったままの見学などありません。
気になりましたので「あの人は?」と訊きましたら、
国鉄本社(丸の内)採用の新人で、研修ということで来ているとのこと。
研修なら作業服着せて、現場を勉強させるべきでは?
と思いましたらこんな返事が。
「本社採用がこんな現場で働くことは絶対ないし、
下手に動かれて怪我でもされたらそれこそ大変。
研修期間中は知識の詰め込みをして、無傷で送り返す。」と言っていました。
当時、国鉄の中は鉄道省の流れから、官僚組織そのものだったと思います。
そして来ている若者の方が地位が上。
この思い出話と公文書書き換えと何の関係があるのかと思われるでしょう。
こじつけるとこうなります。
霞が関の「本省」組織は大臣を頂点とする完全ピラミッド構成。
本省の中には「局」があって、それぞれが下に地方の局を持っています。
地方の局長は誰もがなれる訳ではなく、本省からの人がなります。
地方を回りながら中心の本省に近づいて行くという出世渦巻に乗った人です。
そして局長を預かった側の下は、何事もなく次へ送り出すのが仕事
(このような人を「ヒラメ」と言うそうです、上しか見ないから)。
何かまずいことが起こると、局長も何とかしろよと言うだろうし、
局長に傷でも付けたら自分の出世も危うくなるので辻褄合わせをすると思います。
車両基地で新人を無傷で送り返しても何もありませんが、
局長を無傷で送り出すといろいろ見返りがあるのではないでしょうか。
今回は辻褄合わせが朝日新聞にスッパ抜かれてしまいました(タレこまれた?)。
実際、事が大きくなり過ぎ、隠せるような状態ではなかったようです。
国会、マスコミは民主主義が崩壊したと言っていますが、
今に始まったことではないと思います。
ところで、こんな原因を作るのは出世欲など、
人間臭いことにあると思いませんか。
これでこじつけ話の辻褄は合いましたでしょうか。
合わないと思っても「忖度」して下さい。
西鉄からちびっ子募集のお知らせです。
--------------------------------------
今年も花自動車がどんたく広場をパレードします。
(明治通り:呉服町→天神間 約1.3Km、約20分間)
今回も花自動車の助手席に乗っていただくちびっ子12名を募集します。
参加ご希望の方(小学校3~6年生に限らせていただきます)は、
郵便はがきに
住所・氏名・年齢・学校名・学年・電話番号
・参加希望日時
A:5月3日13時頃~
B:4日15時頃~
C:4日18時頃~
を記入の上、ご応募ください。
ご応募はお1人様1枚とさせていただきます。
応募締め切りは4月20日必着です。
「西鉄くらしネット」からも応募できます。
応募先:〒810-8570福岡市中央区天神1-11-17
西日本鉄道(株)広報課「花自動車パレード」係宛
問い合わせ:西鉄お客様センター
TEL:0570-00-1010、092-303-3333
---------------------------------------
Why don’t you join this event?
We welcome tourists from foreign countries,
individual tourists or tour groups!
Friday, May 4th 2018 14:00~
How to Apply
Email or fax the following details to Hakata Machiya Folk Museum.
-Name of participants
-Address and contact details of one participant to receive correspondence on behalf of the group
-Email address or fax number
-Fee plan 2500 yen or 3500yen
No.Participants 100
Applications will not be accepted after this number is reached
Hakata Machiya Folk Museum
Tel:092-281-7761
fax:092-281-7762
E-mail:furusatokan@hakatamachiya.com
(完全満開、福岡城址の桜)
世界の航空会社の安全性を評価している「エアライン・レイティングス・ドットコム」が、
先日、安全ランキングを発表していました。
日本ではANAとJALが安全20社にランキングイン。
その中で、毎年トップになっているカンタス航空で思い出しました。
古い話になりますが、福岡市でユニバシアード福岡大会が開催され、
ボランティアに参加しました。
配属が福岡空港になり、仕事は乗客名簿と選手名簿との照合でした。
仕事を始める前に、滑走路を見ながら夕食を食べていた時に気が付いたのですが、
(当時、週3便だったと思う)
毎回同じ時刻に、赤い尾翼に白いカンガルーのカンタス航空が到着するのです。
あの遠いオーストラリアからピタリと定刻に到着するのはすごいと思いました。
(今は定刻が当たり前ですが、当時の外国便は遅れるのが当たり前。
名簿照合に支障が出ていました。)
定刻に到着するには、毎日の整備がきちんとしていて、
乗客の誘導もスムーズで、荷物の積み込みも時間通りに行われて、
余裕を持って出発しているのでしょう。
要は基本的なことがしっかりしているのだと思います。
だからランキングトップを続けられるのでは。
残念ながらカンタス航空は福岡空港から撤退しました。
これから先も採算が取れないので、もう2度と来ないと思います。
(英国航空もデルタ航空もいなくなりました。
そうゆう意味では福岡市も九州もまだまだ力が足りない。)
ランキングからこんなことを思い出しましたが、
安全は日頃の基本のつみ重ねだと思います。
カンタスも、ANAも、JALも、それを毎日きちんとやっているということです。
安全な航空会社TOP20:
ANA、JAL、アラスカ、アメリカン、エバー、エミレーツ、エティハド、
オランダ、カンタス、キャセイパシフィック、シンガポール、スイス、
スカンジナビア、ニュージーランド、ハワイアン、フィンランド、ユナイテッド、
ルフトハンザ、ヴァージンアトランティック、ヴァージンオーストラリア