ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

博多ハロウィン2014

2014-10-30 08:06:49 | 街を徘徊して


先日のニュース番組で、割と時間を使って東京のハロウィンを紹介していました。
ハロウィンはもともと宗教から始まって、家に来る悪霊を払うという子供が楽しむ行事となっていますが、日本のハロウィンは「コスプレとか仮装をして楽しむ日」と様変わりしているそうです。
東京渋谷でのおまつり騒ぎを紹介していましたが、本来のハロウィンとは趣旨が違っているので外国人からひんしゅくを買うかと思いきや、「自分の国では絶対出来ない、こんなことは日本でしか出来ない」と逆に楽しんでいる様子でした。
この目的のために来日する外国人も増えるのではないか、これから「ハロウィン大国、日本」と世界で呼ばれるのではないか、ということでニュースは終わりました。
ところで「博多ハロウィン仮装パレード」は博多の街で毎年行われる恒例行事となっていますが、年々参加者は増えているようです。1回出ると病み付きになると思います。
今年は博多と反対側の福岡の街の方でも、若い人が集まる地域の店に仮装して入店すると1000円で飲めるとの催しもあり盛況だったそうです(しかし騒ぎ過ぎて最後は警察騒ぎになったのは残念)。


初めて知った「サバン症候群」

2014-10-24 08:00:26 | 街を徘徊して


祭りの朝ー古後大浦楽

新聞の中の「福岡都市圏」ページで、知的障害者の作品展を紹介した記事がありました。
その作品を出している障害者の方は、見たものを瞬時に記憶することができる能力があるそうで、知的障害者が特定の分野で優れた能力を発揮する「サバン症候群」と呼ばれる症状に似ているということが書かれていました。
これで思い出し納得したことがあります。
横浜の野毛山動物園に行っていた時、途中に中央図書館があって、その建物の中に知的障害者を支援する喫茶店がありました。
そこでは食事もできるようで、丁度腹が空いていたので入り口の機械で食券を購入して中に入りました。
入るとすぐに水を入れたコップを持って男の人が来ました。
来るのがあまりにも早かったので私はまだ立ったままで、そして食券を渡そうとした瞬間に彼は「生姜焼き定食1丁!」と厨房にオーダーを入れたのです。
まだ渡してもいないのに何で分かったのかとあっけにとられました。
多分これが文字の読み取り能力に長けたサバン症候群ということなのでは。それなら納得できます。
ところで余談ですが、ここで面白いもの(と言っては失礼ですが)を見ました。
別の接客係がお客が来たので水を持って行ったまでは良かったのですが、テーブルに着いた時に丁度厨房から「カツ丼あがり!」と声がかかりました。
そうしたらそちらの方が優先になってしまって、水は置かないままで厨房の方に戻って行きました。
お客は食券を宙に持ったまま「おい おい ちょっと!」
それでもカツ丼の方が優先となりました。


皆既月食とブラッドムーンと1Q84

2014-10-17 08:19:16 | 街を徘徊して


祭りの朝‐杉山天つく舞

今まで月食は何度も見てきましたが、今回のようなものはこの歳になって初めて見ました。
血の色の月になるということでブラッドムーンと言うそうですがこれも知りませんでした。
しかし皆既月食は何度もあることなのに、何故今まで見たことがなかったのでしょうか。
調べたところ月全体が地球の影にすっぽり入ったのは2000年以降で5回あるようですが、今回のように丁度良い時間帯だったのは2007年8月28日だけで、あとは早朝とか深夜でした。
今はインターネット情報があふれていますのですぐに分かりますが、それまでの情報は新聞かテレビで知るぐらいだったので気が付かなかったのだと思います。
そんなことで今回初めて知って、初めて見た訳ですが、通常の満月の月夜と違ってきれいな星空の中に薄暗い橙色の月が浮んでいて、これを見ると地球ではなく何か他の惑星に住んでいるような錯覚になりました。
そしてそれとは別に、村上春樹さんの1Q84の中に出て来る2つの月の1つは、色は違うがこんなものではないのかと、小説の中の月が現実に目の前に出て来たような感じがしました。


年寄りが増えるとクレームも増える

2014-10-11 07:12:45 | 街を徘徊して


祭りの朝ー古後大浦楽

あるJR駅の自動改札機のところで、年配の男が駅員に文句を言っていました。
そもそもはIC乗車カードを間違って改札機に入れてしまい改札機が止まったことにあるようなのですが(この駅は旧式のキップ専用の改札機を使用していてICカードには別場所に読み取り専用器がある)、自分のうっかりミスは棚に上げておいて「(改札機が)カードを受け入れたという構造がおかしい」と同じことを何度も言って駅員を責めていました。
最初に「迷惑かけてすみません」と言えば済んだものをそれが言えない、ここで改札機の構造上の文句を言ったところで何になるのかと思います。
ところでネットの記事に「団塊世代に増えるモンスター、引退後相手にされない寂しさが爆発」というのが出ていました。
クレーム対応の本を書いている元大阪府警の援川さんという方のものを載せているのですが、記事の一部を紹介しますと

私がクレーム対応の指導をする中で感じるのは、団塊世代のモンスターが増えていることである。現役時代は仕事人間で、リタイアした今も、激しい競争社会で身に着けた交渉力を武器に相手を論破しようとするが、そのバイタリティとは裏腹に鬱屈(うっくつ)した感情を抱え込んでいる人が少なくない。

そのはけ口として店先であれこれとクレームをつけるとのこと(本人は親切に指導しているとしか思っていない)。
他人ごとではありません、私も気を付けなければ。


私の中のノスタルジック ダイエー

2014-10-04 07:27:40 | 街を徘徊して

祭りの朝‐ 古後大浦楽

ホークスが優勝しました。負けが続く中での最後の試合で、延長戦の末のハラハラするすごい試合でした。秋山監督が泣いていました。
ところで過去にはこのホークスを持っていたダイエーですが、来年1月1日でイオンの完全子会社となるので「ダイエー」という屋号が消えるそうです。
私はそのダイエーさん(あえて“さん”付け)にはある思い出があります。
もう40年以上も前になりますか、一時期大阪で暮らしたことがあります。
大阪にはどこでもダイエーがあり“主婦の店ダイエー”の看板が上がっていました。
本当にお金がなくて、ビンボー暮らしの私が一番助かったのはダイエーのお米でして、アメリカ産の外米を「飼料米(だったと思う)」という名目で非常に安い値段で売っていました。
そのお米は安いだけあって1晩水に浸けてからでないと炊いても芯が残るものでしたが、そのようなことには関係なくおかげさまで毎日満腹になるまで食べることができました。
満腹になりさえすれば元気百倍、あとは何とかなるものです。
ダイエーとしては福祉目的でビンボー人のために安いお米を置いていた訳ではなく、中内社長がお米の輸入販売をしようと考え実行したものの、農協(JA)とか法律の壁に阻まれ競争力のない品質の悪いお米しか輸入することができなかったのではないかと思います。しかしそれでも実績作りとして輸入したものの、農協へは売れないので店頭に安くで出したのではないかと思っています。
しかしそんなことはどうであれ私としては本当にありがたかった、今は懐かしい思い出です。