今は65歳から支給になっている年金を、割り増しするから75歳からの支給に繰り下げてはどうかという話が持ち上がっています。
理由は年金資金の枯渇からですが、割り増しでもらえると言っても65歳からと比較して支給総額が同一額になるのは86歳。
いくら長寿命社会と言っても果して得になる86歳まで生きていれるのか、それよりも75歳までに死んだら元も子もありませんし、
無事お金を手にしても自分で使うことができるのか(生きていても施設送りになっているかもしれませんので)と思います。
定年は65歳まで延ばそうとしていますが、それから10年間は無収入になりますからどうやって暮らして行くのか。
生活に困窮すると生活保護を受けるという方法もありますが、これも受給者増加で大きく制限がかかることになるのでは。
話は変わりますが、私の生まれた田舎の市役所では定年退職者が毎年60人位出るそうですが、専門職の嘱託として再雇用募集するも希望するのは2割にも満たないとのこと。
普通は管理職で辞めるので下から使われたくないというプライドがあるのかもしれません。しかし再就職しなくてもやっていけるのは羨ましい限りです。
ところでこの市役所は人手不足のため、いつも臨時職員を募集しているそうで(福岡市だったら応募殺到になって考えられませんが)、
消防署を定年で辞めた知人が(職業柄再雇用がない)その臨時職員になっていました。
1年契約ですが、ここ5年間安定して仕事が続いているとのこと。
仕事内容は小学校での花壇の整備とか生き物の世話などが多いとのことですが、こういう仕事は敬遠されるので競争がないそうです。
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