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▲ いろんな意味でとても後味よく終わった「セミオトコ」!
自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。
「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。
家人が山田涼介目当てで見だした「セミオトコ」でしたが、結局、初回から最終回まで、ウッカリ私も視聴することになってしまいました。
6年間の地中生活からいよいよ地上に這い出したセミの幼虫。
そこにアパートの手すりごとセミの幼虫に向かって落下する木南晴夏。
落下しつつもセミの幼虫を認めた木南晴夏は少しだけ落下軌道を変えてセミの幼虫を避け、セミの幼虫を守る。
それを恩義に感じたセミが、山田涼介の見た目の人間になりすまし、恩返しのため木南晴夏と7日間一緒に過ごす、というファンタジーでした。
ドラマには必要最低限のリアリティがあるべき、と考える私ではありますが、「セミが人間になる」という基本設定を受け入れてしまったため、もはや細かいことはどうでもよくなりました。
ただ、当初私が気になった、幼い木南晴夏(子役)に対するヤンキー両親の態度は、児童虐待の一種、ネグレクトにあたるのではないかと、相当な不快感を抱いていたのですが、終盤・最終回でそういう思いは一掃され、安心したというかホッとしました。
また、これまで何度もドラマで見かけても、まるでなんとも感じなかった今田美桜が、本作ではとてもとても可愛らしく感じられて、高感度爆上がりです。
6年後にセミオトコが復活するという結末こそ釈然としませんが、流石に安定の岡田惠和作品だなあ、という思いでいっぱいです。
釈然としない部分はあるものの、ベスト回は最終回とします。