のぶまさのヒザシマツヤマ(申松山)備忘録

日差しあふれるわが街、東松山を
日を串刺ししてる字「申」をあて
申松山でヒザシマツヤマと褒めたたえています

明日は我が身か

2010年11月16日 19時54分00秒 | ニュース・記事
中国上海市中心部の28階建の高層マンションで火災があり、
住民ら50人以上が死亡した。
マンションは1998年に完成し、総戸数500戸で、退職した教員が多く住んでいたといいます。
建物は外壁改修工事中で、足場から火があがったという報道もある。
現場には70台以上の消防車が消火に当たり、約5時間後に鎮火したが、
高層マンションに対する消火能力不足が指摘されている。

私は、こちら昆山に来てからもうすぐ2年だが、消防車を見たことがありません。
それほど、こちら中国では、火事が少ないようです。
それは、耐火れんがを積み上げた建物だから
地震には弱いが火事には強いのかなと思っていました。

ただ、とくに一階が店舗になっているような建物は
店舗の閉店開店が数多く、そのたびに内装工事をしているし、
最近では、国慶節60周年や上海万博の影響でしょうか
外壁の工事をしてきれいになるマンション・アパートが多いです。

工事の足場は、日本のような鉄骨ではなく、昔ながらの竹で組んでいます。
そこに火でついたら・・・・
というのが、今回の事故なのかもしれません。

私のアパートも高層です。
外壁工事は全くやられておらず、汚くなっています。

明日は我が身かも




その後の調査で、やはり足場での溶接作業の火花が
強風にあおられて、足場のナイロンや竹に引火したらしい。

マンションは500戸だが、住人は440人余りだそうで空き部屋が
多いようです。
53人が亡くなって、70人が入院、行方不明が30人ということで
住人の35%の人が災害に合われていることになり、
足場の出火が10階だったそうなので、
10階から28階に単純計算で約300人(=440×19/28)が住んでいたとすると
その半数が被害にあった計算です。

改修工事の時には、注意しなければ・・・





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成の解国

2010年11月16日 06時31分00秒 | ニュース・記事
APECの議長を務めたカンさんは日本のTTP参加に対して
「日本が活力を持った国として生き抜くには、アジア太平洋地域としっかり結び付き、
共に成長、発展する関係をつくっていかなければならない」
と強調し、国民に「平成の開国」の必要性を訴えた

国民というよりはTTPに慎重な第1次産業従事者に対してだろうが、
第1次産業を犠牲にしてまで競争力のなくなった第2次産業のために
「開国」することが本当に必要なのだろうか。

私の会社は、"まだ"日本の親会社から部品を購入して製品化し、
日本に返すのが主業務ですが、
親子ともにさらに大きくなるには、
マーケットとしてのこの国向けの製品を生産・販売していかなければならない。
そのためには、関税が邪魔なので、TTPを促進してほしいが、
日本国という会社を個人的に外から見た時には、
これからの日本は違う方向に向かわなければつぶれてしまうのでは
という危機感があります。

経済的な『開国』
西と北からの『領土問題』
・・・
『平成の解国』にならなければいいけど・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本当に胡麻は必要ないか

2010年11月16日 06時30分00秒 | ニュース・記事
富士総研の主席研究員が、

中国では二者択一の選択のたとえにスイカと胡麻のどちらを選ぶかというたとえ話があり、
中国の人に1玉のスイカと1粒の胡麻のどちらかを選ばせれば間違いなく、すべてのスイカを選ぶ。
ところが、
日本の政治家は実際の戦略を決断すべき時に、なぜか、こうした選択を決断できない

APECで議論しようとしているTPPに対してカン政権は、議長国として締結を推進するが、
日本自身が参加するかどうかは来年6月に決めるというわけのわからない決定をした。
すなわち
国内総生産(GDP)の1.5%未満の1次産業の農業(胡麻)を守るため、
残り98.5%の部分(スイカ)を選択できない。
結局は、何も失いたくなければ、得るものも何もない。

という記事を書いている。

このブログでも心配しているように
中国はASEANとFTAを結んび、韓国はEUや今アメリカともFTAを締結しようとしている中で
わが日本は取り残されています・・・
ASEANでは日本のODAなど経済援助を長年受けてきたにもかかわらず、
日本離れが進んでいるそうです。
それは、ASEANの経済がすでに成長し、必要なのは金ではなく、
マーケットになってきたのに、市場としての日本の魅力がなくなったためらしい。

いわば、足長おじさんに育てられた子どもたちも成長して、交際相手を探し始めたのです。
年老いた足長おじさんはどうなるのでしょう。

中国が希少価値のレアアースやレアメタルで貿易を優位に立とうとしている今、
日本には、ノーベル賞をとれる研究員がたくさんいるはずです。
ただ、皆海外を拠点としていますが・・・
彼らをこの狭い島国に呼び戻し、『技術』と
そして、日本の美しい風景や古い町並みを『観光』という希少価値で世界に売り込んだらどうでしょう
レアテクノとレアサイトシーイング
です。
そしてその観光地やテクノサイトでは、日本固有の山の幸海の幸そしておいしい野菜や米で
お客人をもてなす。
これからの日本の将来はこれでしょ。

競争力を失った製造業と言う大きなスイカより農業と言う小さな胡麻の方が
よっぽど必要なのではないですか

レンポーさん、テクノを仕分けしちゃいけませんよ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする