仙谷官房長官が自衛隊を「暴力装置」と表現したことを巡り、
中国嫌いの元作家知事が
「軽率というか、バカというか、甚だ好ましくない」と記者会見で非難しました。
そして、反中デモを指揮したあの方も、
「有事の際に命を賭ける自衛隊は国民の財産。
それを敵視するような発言は国民への裏切り行為に等しい」
と述べてます。
一方で
批判者は彼が「自衛隊を人民の敵と考えているのではないか」と受け止めているが、
国家の軍事組織を暴力装置と捉える思想はマックス・ウェーバーに由来していて、
ウェーバーは近代主権国家を合法的な暴力行使を独占する組織と位置付けていて、
軍隊や警察などの物理的な強制力は暴力装置ということになる。
むしろ自衛隊を「国民を守る組織」と決め付け、無自覚に信頼する方が政治家失格である。
謝罪しなければならないような発言ではない
として『暴力装置』との表現は正当である。
と擁護する意見もあります。
立場が違うので双方で真反対の意見が出るのは当然だけれど・・・
『ばか』っていうのは、いかがなものでしょうか?
と、言うとたぶん元作家知事は
『ばかってのはね、キミ・・・なんだよ!そんなことも知らんかね。』
と、ウンチクをきかされることになるんでしょう。
例のビデオでも、TVの生放送で『また聞きですが』の逃げセリフはありましたが、
とんでもないことを発言されていて、それに踊らされた人も少なくないでしょう。
今般、自民党の調査団が、巡視艇の艦長に事実を聴取した記事が載っていましたが、
『そんな事実はない』との報告でした。
ネットに流出させた海上保安部の職員だって、
衝突の瞬間なんかよりももっと衝撃的なシーンなのだから
流すんだったらそっちを流すと思うし、
聴取した自民党の議員センセの発言や艦長の発言自体がウソならば
違った方向になりますが、
ネットに流出させた海上保安部の職員だって、
衝突の瞬間なんかよりももっと衝撃的なシーンなのだから
流すんだったらそっちを流すのではと思うと、
現時点では、元作家知事さんは、
『また聞き』のいいかげんなデマを流したヒト
ということになります。