地震から2週間、原発事故も重なってまだまだ予断が許さない状況の我が祖国。
距離的に遠いこちら昆山から、ネットやBSで日本の状況が入ってきても
なにもできず、今までと同じ生活を繰り返しています。
ぷららさんや私のネットバンクやいろいろなところで
義捐金の受付をしています。
わが昆山日本人会でも受付をしていますので、
専属ガイドさんから預かったお金もいっしょに
少ないながらも私も参加しました。
百数十人の集まりで、日本円で6桁の募金が集まったとの報告です。
お金でしか支援できないのですが、
このお金が有効に使われることを祈ります。
有効に・・・
そうなんです。
災害発生時の義捐金や困っている人たちへの募金活動は、
多くが『赤十字を通じて』という一文が入っていますが、
自分のお金が本当に役に立っているのか
って気にいつもなります。
お金に名前がついていなので、
どの分がどの支援物資になったということは
わかりませんが、
募金活動の締めきり日に
『皆さんの御好意が、○○円集まりました。赤十字に寄付いたしました』
の一文が出てきますが、そこから先、
被災者とどうつながっていったのかが本当は知りたいところです。
集めている期間にも、被災者の疲労は重なっていきます。
期間を区切って集めるよりも、
即、今、被災者たちのために役に立ってほしいと
思うのですが、
対岸の火事を見ている思いあがった考えでしょうか
先日、BSで見ていたら、番組の中で
『避難所の20万人の被災者たちの疲労はピーク。
早期に文化的生活が送れる場所に移動することが必要』
ということを言ってました。
現実、どこだか忘れましたが、いち早く
バスを現地に向かわせて
被災者たちを”迎えに行った”他県の村が
紹介されていましたが、
支援物資をおくるだけでなく、
帰り道は、被災者を安全な場所へとつれていくことが
必要なのでしょう。
こういう目に見える支援活動をしているところに
対岸の火事で何もできない我々の義捐金を
届けられるとありがたい。
と思います。
『私たちは、被災地のために、こういうことをする(した)ので、
支援をおねがいします。』
という、募金活動があるといいなと思います