のぶたと南の島生活

写真の許容量オーバーのため他2つのgooblogで更新中!

イタリアVSウクライナ・・裏では杉山がヒンギスを破る。

2006-07-01 | スポーツ
イタリアは4-5-1でトニのワントップというスタメン表。対するウクライナは3-5-2でオーソドックス。
共に怪我人の代役に予想通りバルザーリとミレフスキーを入れてきました。
準決勝の対戦相手がドイツに決まっただけに、ウクライナに勝ち進んで貰いたい気持ちが少し芽生えました(苦笑)

さて、試合開始までの1時間余り。杉山がセンターコートで頑張っている姿を見て、このまま応援しちゃおうかな~なんていう思いも駆けめぐったりしましたよ(笑)
一応、ハンバーガーでも食べようと思って、パンを焼いたり、冷凍保存のハンバーグを解凍したり、キッチンで右往左往している時間も長かったんですけどね。取りあえずキリンのブラウンマイスターを飲みながら、サッカーを観戦するために席に戻りました。

少なからず杉山が気になるのですが・・・切り替えが効かないな~(苦笑)

試合開始。松木うるさい。黙ってろ・・と思いながら試合を観る。
3分。カモラネージが独走からシュート。左に外れる。
4分。ウクライナが速攻。シェフチェンコに入っていったんスピードが落ちるが、トリッキーなワンツーからチャンスを作りかけた。
5分。こんどはザンブロッタがドリブルで中盤に切れ込みミドル。そのまま右サイドのゴールを揺らしました。
いきなりイタリアが先制です。ウクライナは中盤のチェックが甘すぎです。これはいきなり苦しいですね。試合の流れも完全にイタリアに傾いていますし、BA内を自由に動き回れていますから、話になりません(苦笑)
10分経過しました。ウクライナはスペイン戦みたいな状態です。結局、高い位置からプレスを受けて、なおかつ簡単にボールを持たれて攻め込まれる。誰が誰をマークしていくのか?ゾーンで守って相手を丁寧に引き継ぐのか全く不明で浮き足立って、空いたスペースを自由自在に使って貰っている状態ですね。
反対に今日のイタリアは良いですね。高い位置からプレスを掛けて、数名で囲い込む。しかも中盤の選手は、守備的な選手までがここというタイミングでフリースペースに走り込んでいますから、ウクライナの守備じゃあ手に負えないという感じです。
シュートが多い訳でも、決定的なシーンを演出したわけでもありませんが、試合のペースを完全に掌握しました。後は持続あるのみです。
25分経過。全く試合展開は変わりません。早々とウクライナが選手交代をやったことぐらいですかね。ウクライナにチャンスが一つもありませんから(笑)

さて杉山はヒンギス相手に第3セットにもつれ込んでいます。そして6ゲーム目でブレイクバックして3オールになりました。頑張れ杉山!!!

再び試合に戻ります。32分経過。そして本日最初のウクライナのシュートが・・・ミドルで全く違う方向に飛んでいきましたが、とにかくシュートを打たなければ始まりませんしね(苦笑)
35分経過。ウクライナもイタリア選手に早めにチェックに行くようになりました。ちょっと遅きに逸した感じもしますが、とにかくやるべき事をちゃんとやるというのは大事です。
36分。ザンブロッタがファール。FKを獲得しますがチャンスにはならず。
43分。シェラエフがミドル。これも宇宙に飛んでいきました。
たぶん、ウクライナは枠内シューが0のまま前半を終えるんでしょうね。
イタリアは完全に試合を掴んだまま放さないわけで、後半、この展開が壊れるようなことが起こるのだろうか?
なんかこのまま終わりそうな気がしてなりませんね(苦笑)

さて、ウィンブルドンの杉山は第3セットの9ゲーム目をキープして5-4です。
そしてマッチポイントを迎えます。
頑張れ杉山。そしてヒンギスのボールがサイドにアウト!!やった~杉山!!ヒンギスを破って4回戦へ進出だ!!!
センターコートで見事な勝利。
サッカーが重たい展開で眠気を誘っていたので、ちょっとテニスに浮気。
そして見事な杉山の勝利。第2セットを力無く落としたときはどうなるかと思ったよ。第3セットで気になりブレイクされたときも、もうここまでかって思ってしまった。
あそこからブレイクバックして最後もブレイク!!う~ん見事。

後半が始まりました。ウクライナは得点するような手だてがあるんでしょうかね。最後までシェフチェンコ頼みというオチにならないで欲しいですね。
4分。決定的なチャンスが訪れます。左サイドからのクロスが中央で競ったシェフチェンコを通り過ぎて、グシンの前へ。グシンが渾身の力でヘディングしますが、ブッフォンが押し出します。これは本当に惜しかった。ウクライナにやってきた千載一遇のチャンス。これを外したのは厳しいな~
7分にも右サイドからのクロスでチャンスを作ったウクライナ。こぼれ球をトラップしてシュートしようとするので、その分DFに詰められますね。イタリア相手にトラップするような余裕はないですよ(苦笑)
9分。シェフチェンコが右サイドから中央に切り込んでドリブル開始。カモラネージがカットしてトッティがミドル。
10分。FKをピルロが蹴ります。これは壁に当たってあわや走り込んだトッティに・・って展開でしたがGKがいち早く押さえました。
少しイタリアのプレスが甘くなったのと、ウクライナが右サイドで起点を作ることが出来るようになったことで、前半よりもウクライナが高い位置で試合を出来るような時間帯が増えました。
そして12分。乱れるようなシュートがブッフォンとイタリアゴールを襲いました。何とか体で止めましたが、2度目の決定機でしたね。
2回も外したら駄目でしょ・・・
と思っている矢先にイタリアがトニのゴールで追加点。
トッティのクロスをカンナバーロが頭に合わせきれず(苦笑)、後ろから走り込んできたトニがDFに競り勝ちネットを揺らしました。
松木曰くカンナバーロは「スルーした」そうです。こいつは本当にアホですね(笑)

さて、この2点目でほぼ勝負有りですね。
だから得点チャンスを確実にものにすべきなんですけどね。
16分。FKからグシンが競り勝ち、ヘディングシュート・・・ポストに当たりました。
これで3度目の決定機も外れました。
後半、本当に右サイドで起点が作れるウクライナ。お陰で攻めが活性化されているんですが、悉くチャンスを潰しています。
出来れば30分までに1点くらいは取り返して希望を持ちたいところなんですが・・
イタリアが札を切ります。
2枚同時ですが、誰を外しますかね。僕だったらウクライナの右を黙らせるために左の面子を替えますけどね。
カンナバーロout ピルロout
バローネin オッドin
そして直後に、駄目押しの3点目をトニが決めました。見事なザンブロッタの切れ込みで勝負有り。イタリア完勝ですね。攻めさせてカウンター。空いたスペースを上手に利用して完全にウクライナをノックアウトしちゃいました。
決定機を確実に決めるイタリアと決定機で得点できなかったウクライナ。その結果が3点差という状況です。
26分。ウクライナが最後の札を切ります。FWミレフスキーに替えてベレクですね。
ミレフスキーはちょっと若すぎて自分をコントロール出来なさすぎです。僕だったら前半にイエロー1枚、後半にイエロー1枚出して今頃退場にさせていますよ(笑)
30分経過しました。
31分。ガットゥーゾに替わってザッカルドが入ります。
しかし、トニのワントップは見事にはまりましたね。とにかく中盤を厚くして、前半完全に試合を試合し、あっさり先制したことで、本当にイタリアの計算通りに試合が進んだ感じです。ま~ウクライナのミスもあったわけですけどね(笑)
34分。距離があるところからシェフチェンコがFKで直接狙いました。決まればW杯の記念になったかも(笑)
まもなく試合終了です。
後半はイタリアが高い位置でブレスをかけなかったことでウクライナにボールを持つ時間が生まれ、また、右サイドで起点を作ることが出来たためにチャンスが作れたので、観ている側にとっては面白い展開でした。でも20分くらいまでですが(笑)
イタリアは、1点取っていたことで余裕がありました。プレスも全く掛けなかった訳じゃなく、適宜早め早めに潰していましたので、完璧に近かったですね。そして追加点が入って勝負を決めました。後半10分までにウクライナに訪れた2度のチャンスに1点でも入っていれば、もっと面白みのある試合展開になっていただろうと思うと、残念ではありますが、力の差があったのは明らかです。
しかし、イタリアくだらない試合をやって来ていた割りには、ここに来てまともな試合を見せてくれましたね。
これくらいまともな試合をこなせるんだったらドイツ戦も楽しみです(笑)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツVSアルゼンチン

2006-07-01 | スポーツ
好調もの同士が雌雄を決するときが来た。ここで敗退しても未だ3位決定戦には回れないという準々決勝で当たるとは不運としか言いようがない。
アルゼンチンはテベスを先発で使ってきたのがこれまでと大きく違う。ドイツはこれまで通りのスタメンだ。
さて試合が開始になった。ドイツはリケルメを止めることが出来るんだろうか。とにかく試合を楽しみたい。

開始1分。リケルメのFKでスタート。GA内で小競り合いが続く。で、結局そこでファール。
3分。ポドルスキが不要なファールでイエローをいきなり貰う。勿体ない。
6分。そうとう距離があるFKをポドルスキが直接狙う。鋭いボールだったがGKの前だった。
7分。リケルメがCKを蹴る。ニアに飛ぶが少しかみ合わなかった。ただ、ドイツは反応しきらず。
8分。ポドルスキの不用意なバックパスをカットして、速攻に入る前にファールを受ける。FKは攻撃陣が頭をあわせることが出来ないままレーマンの腕の中に収まった。
10分経過。アルゼンチンはCK、FKを獲得する機会が多い。しかも、全て上手く噛み合えば1点入るんじゃないかと思うくらいの精度の良いボールをGA内に運んでいる。この後も多数のチャンスがセットプレーから生まれそうな感じがする。
ドイツはポドルスキが中盤で強引にシュートを狙おうとするシーンが見受けられるが、未だGA内に進入するという展開にはならない。ただ、ポドルスキのスピードにアルゼンチンDFが何とかぎりぎりで応対している状況。
今のところ、アルゼンチンが優位に試合を進めている。アルゼンチンは、両サイドでソリン、マキシがボールをキープできるのが強み。
15分。ドイツが初めて可能性のあるシュート。シュナイダーの洒落たボールが走り込んだバラックに!!!決定的だったが右に外れた。
20分経過。アルゼンチンの攻めは完全に左サイドのソリン中心。それが判っていてもドイツは押さえきることが出来ない。その分、アルゼンチンが優位に試合を進めているように見える。15分くらいからドイツもBAで勝負が出来るようになってきたので、シュートチャンスが巡ってきている。
ただ、攻守の入れ替わりが激しい鬩ぎ合いという状況まではいっていない。
アルゼンチンは、わざわざテベスを入れた効果は全く見受けられない。
27分。ドイツがアルゼンチン陣内でボールを回す。やっと高い位置でボールを持てるようになった。しかし、途中でパスカットされる。
30分経過。試合は膠着状態に入った。お互いにGA内に進入するところまでいかない。お互いに早い段階でボールをカット出来る状況になってる。今は、ドイツはアルゼンチン陣内で試合を進めることが出来ている。その分、ドイツは安心。ドイツの攻めはラームが左サイドで溜を作っている。
お互い、左サイドを有効に使っているってことか(苦笑)
リケルメのスルーは余り効果的じゃない。結局、ドイツは上手くリケルメを殺した。
32分。ソリンが削られFKを獲得。蹴るのは当然リケルメ。久々のFK。これはドイツにクリアされる。こぼれ球をマキシが取るが、DFが上手く応対して事なきを得る。ドイツの左サイドはラームがマキシを押さえている。しかも攻撃でもラームが上回っている(笑)
34分。今度は右サイドでFKを獲得。リケルメのFKは小競り合いの中でファール。
バラックが足の治療をしている。こんなところでバラックを失うわけにはいかない。
40分経過。リケルメが中盤で絡むシーンが当然多いが、ドイツの囲みが早く、ほとんど機能させていない。しかし、ドイツはカットしたボールを速攻に転じさせるまでは至っていない。クローゼなどにボールが収まらないのだ。
前半はこのまま終わりそうだ。
44分。ポドルスキが右サイドでファールを誘う。蹴るのはシュバインシュタイガー。そう言えば今日はまったく目立たない(苦笑)


お互い長所を潰せば、試合は完全に降着する。その典型的な試合になった。
ただ、その点から言えばドイツは理想的な展開なんだと思う。もともと、アルゼンチン相手に押し込まれるのはホームであっても予想の範疇。問題はリケルメを押さえることが出来ず、終始守勢に回るか!という末期的な状態で試合を展開する可能性もあったわけで、完全にリケルメを殺しきったのは拍手。お陰でピンチは一度もなかった。
アルゼンチンは、シュバンシュタイガーを完全に蚊帳の外に置くことに成功した。そして、クローゼにボールを納めるというドイツのパターンを潰しきった。
結局、お互いの攻撃起点を潰しきったために決定的な場面は全くないまま。
観ている人にとっては詰まらないのかもしれないが・・(苦笑)
ただ、ドイツは左サイドのラーム。アルゼンチンも左サイドのソリンがボールをキープできている。ようはシュバンシュタイガー、マキシに競り勝ている訳で、ここから決定的なクロスが上がりさえすれば・・と思うのだが・・・
取りあえず後半を楽しみにしよう。


後半がスタート。お互い本日のキーマンが生まれるだろうか(笑)
開始早々、ソリンがシュバンシュタイガーにファール。これでソリンは累積・・・
FKはポドルスキが蹴りこむ。GKアボンダンシエリが押さえて、一人残っていたテベスに預ける。テベスが上手く立ち回って、スローインを獲得し、そこからドイツ陣内で試合を展開。その流れで右CKを獲得。リケルメが蹴り、遂にレーマンのゴールをこじ開ける。決めたのはアジャラ!!!!!
クレスポがニアに走り込んで、空いたスペースを上手くアジャラが突いた。完璧!!
前半から続いていたセットプレーで遂にリケルメのボールが噛み合った瞬間だった。
とても良い時間帯の得点で、流れで上手き機能していない面をセットプレーで補った・・・ただ、これはテベスの立ち回りからの流れ。セットプレーなので全く関係なさそうだが、テベスがボールを失わなかった(スローインを獲得した)のがこのチャンスを演出したのかも(笑)
7分経過。ドイツは、無理をしてでも攻めに転じなければならない。もともと、リスクを負ってでも後半は点が必要だったわけで、1点失ってもやることは同じだ。
とにかく、死んでしまったシュバンシュタイガーとクローゼを生かす攻撃をしてもらいたい。ポドルスキがボールを触るシーンが前半から良く見受けられる。後半もそうだが、結局はBA付近でボールを扱い、そして失うだけ。次の展開まで持って行けないのだから、調子が良いとは言えないだろう。よく頑張っているとは思うが(苦笑)
バラックも目立った活躍もないし、ボールの配給元になってもいない。そもそも、そこに問題があるのかもしれないが、バラックがシュバンシュタイガーのおとりにでもなって貰わないと、シュバンシュタイガーに自由な空間が生まれないだろうな。
11分経過。ドイツが攻めに転じた分だけ、アルゼンチンにカウンターをしかける空間が生まれている。あとは生かすかどうか。
そうそう、おいらは昔からシュナイダーのファンだが、今大会は全く目立たない。去年のコンフィデは左サイドバックに使われていたが、良さは消されていた。おいらとしては左の中盤でドリブルする姿を見たいんだけど・・・・シュバンシュタイガーと被るので置き場所に困っているってところなんだろう
14分。GAライン付近でFKを獲得。ポドルスキのFKは宇宙の彼方に飛んでいった。
16分。ラームとシュバンシュタイガーで組む立てようとしているがパスミス。
17分。機能しないシュナイダーがout。オドンコールが入る。シュナイダーの表舞台の見納めかもしれないな~。結局、活躍できなかった(苦笑)
18分。ここ1分間に2度目の左CK。シュバンシュタイガーの蹴ったボールに反応したアボンダンシエリが交錯し、倒れてゴールががら空きになった。そのこぼれ球がバラックの前に・・千載一遇とはこういう事を言うのだが、バラックの放ったボレーはDFに当たった。
20分経過。攻め続けるドイツ。守ってカウンターというスタンスになったアルゼンチン。この構図が続く。
21分。今度は左CKを獲得。
先ほどからセットプレーを多数獲得するドイツ。しかし、精度が悪い。感じさせるものがないのでリケルメのセットプレーとの差を感じてしまう。
22分。アルゼンチンは高い位置でボールをカットする動きが無くなる。完全に自陣に引いてしまった。ちょっと低すぎる。
23分。シュバンシュタイガーのFK。その前にアボンダンシエリがリタイア。先ほどの交錯で負った怪我。これはアルゼンチンには辛い。こんなタイミングで守護神を失うなんて・・・・クローゼの膝がみぞおちに入ったんだけど、相当痛いんだろう(折れてるかな)。勝ってもアルゼンチンは守護神を失っての残り2戦になるかもしれないな~
結局、シュバンシュタイガーは直接狙ってしまった。変わったばかりのフランコに一撃をお見舞いしたいのは判るが、それなら枠に飛ばせ・・・・
26分。カンビアッソが入る。なんとリケルメがOut。そんなに機能してなかったか・・・それとも守るという意志を表現したかったのか・・
27分。ラームの不用意な横パスをカットして、最後はマキシが右からシュート。これはDFに当たって右サイドネット。しかし、CKにならず。
29分。テベスが底まで戻って上手くディフェンスしたかと思ったが、ファールを取られる。とても良い位置でFKを獲得したドイツ。先ほどまではポドルスキが蹴っている距離だが・・ここはバラックか?
しかし、ポドルスキが蹴る。壁に当たる。こぼれ球もドイツがキープ。
アルゼンチン・・もう10分いや20分近く守る。しかも時間が経つにつれて引きすぎ。高い位置でプレスを掛けないので、ドイツは中盤が自由になる。しかし、局面でアルゼンチンは上手くディフェンス。
33分。クレスポがOut。クルスが入る。高い位置でボールをキープして貰いたい。その運動量に期待したい。
34分。遂にクローゼが決める!!!バラックからボロウスキ・・そしてバラック。高さで完全に勝った。ボロウスキの投入が吉と出た。クローゼは最初のチャンスで最初の仕事をした。確率の高さは調子の良さなんだろう。
これでアルゼンチンは怪我での交代枠使用が悪い結果を招くことになるかもしれない。
リケルメを外したことで、攻撃の絵を描ける選手がいない。ベンチにはメッシ、サビオラ、アイマールと攻撃的な絵を描く選手がいるのに、使えない・・・そう宝の持ち腐れなのだ。
カンビアッソ、マキシ、テベス、クルスで得点を挙げるしかない。
しかも、守り一辺倒になっていたリズムを変えるという大きな問題がある。先制するまでは、高い位置でドイツの攻撃を押さえていたのだが、その状態から10mくらいは押し込まれた状態で試合をやっている現状を元の状態に出来るのだろうか。
39分。クローゼがOut。ノイビル投入。ポドルスキを下げても良かったじゃないかと思うが、得点を挙げた以外は完全に試合から消えていたクローゼを下げた。これが功を奏するかはこの後の展開次第か・・・
試合はドイツが有利なのだが・・アルゼンチンは駒が足りない。リケルメを下げるのは早すぎた。
42分。マキシがシュミレーションでイエロー。らしいって感じ(笑)
43分。決定的なシーンでレーマンが弾き出した。テベスがオフサイドを取られたが、久々にアルゼンチンが流れでチャンスを作った。いや、この試合初めて流れの中で決定的なシーンを作った(苦笑)
ロスタイムは4分ある。延長になったらアルゼンチンは歩が悪い。ここで決めないと。
47分。テベスが底でディフェンスをやっている。テベスの運動量は凄い(笑)
48分。カンビアッソがオドンコールにファールを受ける。
そして笛・・・・
後半が終わった。激しい鬩ぎ合いではなく、早々に得点したアルゼンチンが守りに入ったことで、ピッチ全体のスペースを支配することが出来たドイツが攻めに攻めた。アルゼンチンの交代枠の使い方に疑問符も付くが、とにかく、クローゼが1度のチャンスを確実に決めた。見事・・そう見事としか言いようがない。

ロスタイムに出来れば決勝点が入って欲しかった。なぜなら次の試合まで一眠りしたかったから。これでその希望も潰えた。結局、徹夜だ(涙)

延長開始。マキシをトップ下に持ってきた。仕方がない選択。
クルスが全く目立たない。しかもキープもしてくれない。クレスポほどの決定力もない。どうするアルゼンチン(苦笑)→テベスの体力に期待
機能していなかったシュナイダーに替えて入ったオドンコールがソリンを押し込んで、その攻撃力を奪った。後半途中から右でもゲームを支配できた大きな要因。当然、延長でもそれが光っている。ソリンは押し込まれて引きすぎだ。攻撃力という最大の良さを消された。
ホームのドイツにとっては、願ってもない展開になってきた。アルゼンチンの攻撃力が激減し、しかも後半で得た精神的な優位をフルに生かせるのだから。試合のペースを失って、取り戻すことが出来るチームは少ない。しかも、取り戻すタイミングは選手交代というのが常だが、それも出来ない。
アルゼンチンはかなり苦しい。PKまで持ち堪えるだけの力が残っていれば良いのだが・・・
延長前半終了。終了間際はアルゼンチンが久々に高い位置でプレスを掛けたお陰で、自分たちの時間帯を作ることが来た。延長後半もそのようなことが出来るのか。それともカラータイマーと同じで3分間だけパワープレーという常套手段だったのか・・・
延長後半開始。
テベスのミドルからスタート。試合開始から100分以上経っても動きの衰えないテベス。今日の先発起用は正解だったのかもしれないね。
アルゼンチン、押し込む。この時間帯に点を取らなければアルゼンチンは再び守勢に回りそうだ。
案の定、10分過ぎから守勢に回った。しかし、その時点でバラックがピッチに立っているだけの状態になってしまった。相当、足が痛いようだ。
アルゼンチンにとっては、11対10で残り時間を戦えるのは有り難い。人数差を利用できるかどうか・・残り3分を切った。

PKは運だ。始まるまでに試合についての総括を
試合はアルゼンチンが先制し、そこでなんとその1点を守りきろうという意識になってしまった。まだ残り時間40分近くあったのにだ。その結果、長時間守勢に回り、怪我人の交代も含めて、守りきるために早々と交代枠を使った。そして使い切った瞬間に進展するという悪循環。攻撃力のある選手を全てベンチに置いて戦うことになったのが勝ち越せなかった理由。ホームのドイツを相手に長時間守るのは辛い。しかも、低い位置で応対せざるを得なかったために、BA付近でも自由にボールを持たれてしまった。
クリンスマンが1点を取るために機能しなかった(ソリンの攻撃力に後手になった)シュナイダーを下げてオドンコールを投入したのは大きかった。両サイドで試合を試合する時間帯を得て、結果的にそれが同点弾に繋がったのだから。それでも決定的なチャンスはクローゼの一撃のみ。その一撃を見事に決めたクローゼは素晴らしい。しかし、そのクローゼを下げてしまった。下げるべきはポドルスキだったのではないかと思うのだが、それで得点力が激減したのかどうかはよく判らない(個人的には激減したと思う)。
とにかく、見応えのある面白い試合になった。理由はどうであれ、観る側にとっては楽しかった。

PKは運だ。神様はどちらに微笑むのだろう。
ドイツが最初。
ノイビル・・・決める
クルス・・・決める(レーマンは反応していた)
二人目はバラックが登場。足は大丈夫なのか?
バラック・・決める(気合いが違う・・笑)
アジャラ・・止める!!!
レーマン1本目から反応していたが、完全にセーブした。
3人目
ポドルスキ・・決める(さすがバイエルンを背負って立つ予定の男)
マキシ・・決める(レーマンはこれも反応している)
レーマンの動きは、この後に蹴るアルゼンチンの選手にも影響を及ぼすだろう。
ボロウスキ・・決める
カンビアッソ・・止める!!!

レーマンは4本とも反応した。そして2本止めた。これは運じゃない(笑)
控えGKと正GKの差が出た。フランコは全く反応できなかった。
レーマン・・これでカーン云々と文句を言う奴は居なくなるだろう。

ドイツは事実上の決勝と思われるアルゼンチンを撃破した。
アルゼンチンは準々決勝で大会を去ることになった。責任は自分たちにある。そういう試合だった。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カープ・・引き分け、負け、引き分け・・全て勝ちゲーム(クソっ!!)

2006-07-01 | スポーツ
1回幸先よく先制したものの佐々岡がその裏不用意に4失点。しかも1失点して終わるはずが、不用意な四球(アレックスに投じた2-3からのスライダーがボール1個アウトに外れる)から3失点して逆転された。あの1球が佐々岡にとっては悔やまれる。だってアレックスは打てそうじゃなかった。
カープ打線は2回に勝ち越す。これはとても嬉しかった。まだまだ捨てたモンじゃないと思わせるような逆転劇。
これでいけると思ったが、その後は見事な拙攻だった。
そして佐々岡もぴりっとしないまま、5回を何とか初回の4失点で切り抜け、勝ち投手の権利を持ったまま6回からベイルが登場。
そして川上に被弾。打たれた瞬間、HRかと思ったが、センターの壁にぶち当たって2ベースで終わった。ベイルはあの1球だけが不用意だった。
その後、お互いパッとせず・・・12回まで戦って痛み分け。
カープは勝ち試合だった。それを阪神戦同様に引き分けで終わった。こんな試合をやってるようじゃあ借金は減らない・・・クソッ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする