抗原検査キットをネットで！・・・

　昨日も今日も雨を期待したが、またもや大外れ。だが大雨で被害を受けた各地の状況を見るとぼやくなどもっての外と反省。神さま仏さま、どうかお慈悲を！

　
　新型コロナウイルスの「第７波」急拡大で、わが岡山県でも重症化リスクの高い高齢者などに混雑した場所への外出自粛を要請している。が、高齢者は若い人たちより行動範囲は狭い。それに３年も経てば、もう外出時の感染対策はしっかり身についているはず。今さら改めて外出自粛要請をしてどれほどの効果があろうか。と思うが、４回目接種を終えて１週間もしないうちに感染した人もいると聞く。コロナウイルスはどこにでもいる。どうやっても防ぎようがないということだろう。

　先日、友人のお母さんの初盆で、お供え物を持って家を訪ねた。インターホンを押すとご主人が出て、「奥さんは？」と聞くと「ちょっと具合が悪くて…」という。出てきたご主人はマスクを２枚重ねている。「もしかしたら？」と思ったが何も聞かず、「お大事に」とお供え物を置いて帰った。
　それから１週間ほどして、友人が礼を言いに来た。ドアを開けると私に「マスクして」と合図。暑いのでリビングに招き入れ、私もマスクをして２ｍ以上離れて座った。やはりコロナに罹ったという。
　10日ほど前、38度以上の高熱とのどの痛み、咳が出てしんどくなった。町内の行きつけの病院に電話したら、発熱外来に来るようにいわれた。すぐに車で行って検査したら陽性だったが、入院するほどではないと自宅療養になったそうだ。私のように車に乗れない者はタクシーで行ってもいいのかしら？
　以下、友人との会話である。「コロナに感染したらどうなるの」「３日ほどは熱とのどの痛みで、何も食べられなかった」と。彼女の仕事は教育施設の事務職、今は夏休み中だ。「たまにスーパーへ行くがマスクはしているし、人との会話はゼロ。どう考えても感染経路に心当たりがない」という。
　病院では「10日間自宅療養し、その間、症状がひどくなったら電話を…」と。そして「10日経ってまだ熱やのどの痛みがあれば電話を…」と言われたそうだ。自宅療養中、一人暮らしの人には食料品など必要な物は頼めば持ってきてくれるそうである。
　そして10日後、自己判断でもう大丈夫と思ったらそれでよし、改めて陰性確認の検査はやらないそうである。確認しなくていいのかなあ。自宅療養でも証明書があれば入院給付金はもらえるそうである。
　
　厚生労働省は17日、新型コロナウイルス感染の有無を調べる抗原検査キットのインターネット販売解禁に関するガイドラインを了承した。ガイドラインは、医療用から一般用に転用して取り扱う際に必要な性能のほか、使用上の注意点を適切に示す添付書類が記載されているとか。
　私の住む町には薬局がない。車で10分ほど行けばドラッグストアはあるが、薬剤師がいなくては買えない薬が多々あり、そうした薬はネットでも買えないことがある。これまで薬局で検査キットを購入する際、薬剤師から対面で説明を受けていたそうだ。それがネットでは不要で、簡単に買えるのなら有難い。が、抗原検査は無症状の人からの検出が難しい検査で、無症状でもウイルスを検出できるPCR検査が推奨されるそうだ。
　ちなみにPCR検査と抗原検査、抗体検査の違いは下図の通り

　ネット販売の検査キットの料金はいくらなのだろう。病院等で抗原検査を行う場合、保険適用ならば2,000円程度。が、販売されている検査キットはそれこそピンからキリまである。こればかりは「安かろう悪かろう」だから、選ぶ基準は
　◉「CEマーク認証」「WHO推薦リスト登録商品と同品質」など信頼できる評価がされ
　　ているもの
　◉信頼できるお店・販売サイトで売られているもの
　◉変異種に対応しているものーーである。お忘れなく！