毎年お盆の13日に開催される花火大会は今年も中止。3回も中止が続けばもう忘れている。昨夜8時、突然大きな音がして花火が上がった。そういえば昨年も10分間だけの花火大会があったなあ。慌ててデジカメをもってベランダへ、でもタイミングが合わなくていい写真が撮れなかった。今年も10分間の花火大会、夜空に咲く大輪の花、いいネ!
参院選の街頭演説中に銃撃され、非業の死を遂げた安倍元首相の「国葬」について、国民から賛否の声が上がっている。時事通信の8月の世論調査では「反対」は47・3%で、「賛成」は30・5%、「どちらとも言えない・分からない」は22・2%。しかし調査時期が新しくなるにつれて「賛成」が減って、「反対」が増えている。
ちなみに「国葬」とは葬儀を全額国費で負担すること。会場の飾りつけや設営、武道館の会場費、献花、警備の費用など、少なく見積もっても総額37億円になるという。この巨額な支出に税金が使われることが「反対」理由の一つらしい。
また安倍氏に対しては森友、加計両学園、桜を見る会といった諸問題への不信感が根強く残っている。また、次々と明らかになる安倍元首相を筆頭とした自民党と旧統一教会との「深すぎる関係」。これらも反対の大きな理由となっているようだ。だが意外だったのは、年齢層の若い世代では国葬に「賛成」が多数を占めるが、高齢者では「反対」が多くなっているという。そういえば安倍さんは若者に人気があったそうで、現場や葬儀会場付近で手を合わせ頭を垂れる若者の姿が多く見られた。
岸田首相の思惑は大きく外れた。まだ何も決まっていないときだったら、「政治判断でやめることは可能だった」という。が、すでに予算措置で武道館も抑えているし、各国から相当数の首脳級要人が訪日すると見込まれている。「時すでに遅し」、どんなに国民が反対しようが、事ここに至ったうえはもうやるしかない。ただそれが今後の政権運営にどう影響するか、である。
私は初めから「内閣・自民党合同葬」でいいのでは? と思っていたが、「国葬」でというなら賛成も反対もない。だがこんなになって、遺族の気持ちとしてどうだろう? 私なら辞退を申し出たいくらいである。日本には「どんな人間でも死ねば仏」という風習がある。それがいいか悪いかはさておいて、とにもかくにも日本のために力を尽くした人には違いない。「お疲れ様でした」という気持ちで静かに送ってあげたい。
話は変わるが、朝日新聞の名物企画「朝日川柳」が、安倍氏を揶揄、皮肉るような内容を掲載し、炎上しているとか。
◦疑惑あった人が国葬そんな国
◦利用され迷惑している「民主主義」
◦死してなお税金使う野辺送り
◦忖度はどこまで続くあの世まで
◦国葬って国がお仕舞っていうことか
◦動機聞きゃあテロじゃ無かったらしいです
◦ああ怖いこうして歴史は作られる
また前日の15日付新聞でも、安倍氏に関するものが7作品中4作品、旧統一教会との関連や警察の警備を風刺する内容だったとか。
◦銃声で浮かぶ蜜月政と宗
◦銃弾が全て闇へと葬るか
◦去る人の濁りは言わず口閉ざす
◦これでまたヤジの警備も強化され
どの作品も「うまい! 座布団1枚」と言いたいくらいだ。が、死者を鞭打つような作品ばかり集めて掲載するというのは何か意図あってのことか? 朝日新聞と安倍氏がバトルを繰り広げてきたことはよく知られているが、それにしてもちょっと大人げないようにも思えるのだが…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます