脳トレは料理が最適・・・

　最近、脳のトレーニングに関する色々な情報があるが、脳の老化を予防するには次のことに留意するといいそうだ。　　
　1．「好き」「楽しい」ことを実行する　　2．左右の脳をバランスよく使う　　
　3．計算ドリルに挑戦する　　　4．家の中は素足で歩く
　5．夜型でなく朝型に　　6．恥ずかしいという気持ちを捨てて、好奇心を旺盛に
　7．ストレスを抱え込まない　　　8．アルコールはほどほど
　9．噛むこと　　10．スキンシップ　　　11．人とのコミュニケーション
　ごく普通に暮らしていれば、ことさら気をつけねばならぬこともなさそうだ。私も2・3以外の1と4～9まではそこそこ実行しているといえる。だが、一人暮らしでは、10と11はなかなか実行できないのに、これが一番大事だというから、私など大いに困ってしまう。こうやって毎日、ブログの更新やメール交換など、文章を考えながらキーを叩いているが、実際に手で書くことはしなくなった。だから、漢字は読めても正確に書けなくなってきたし、記憶力が衰えてきたことは自覚できる。

　昨夜、脳トレで有名な、東北大学の川島隆太先生が出演するテレビ番組をみて、いいことを教えてもらった。それは毎日料理をすることだという。料理は、材料を切ることで指先を使い、煮炊きすることで味付けの調味料や、調理時間などを考える。そして盛り付けなどを工夫するときに脳を使うので、料理は、前脳前葉を使うので脳の老化予防に最適であるという。ということは、料理をしなくなると脳が老化すると言うことになる。
　私など、料理は嫌いではないが、手の込んだ料理らしいものはあまり作らない。誰かのために作るのは意気込みも入るが、自分だけだと何でもいいと横着するようになる。これがいけないということなので、俄然、料理をする気になった。
　だが、メニューに必要な食材を揃えるにはスーパーのパック量では多すぎて、何日も同じ物を食べなければならない。昔の八百屋さんのように、ネギ1本、ジャガイモ1個というわけにはいかず、一人の食生活が一番無駄が多いといえる。出来合いの惣菜を買うのは不経済でもあり、味付けにも好みがあり、ほとんど買うことはない。特別食べたいものがあれば友人を誘って時々外食するが、一人では絶対に行かない。
　たまたま新聞のチラシで、夕食の材料を人数分だけメニューとレシピを添えて宅配してくれるシステムがあることを知って、とりあえず試してみることにした。これだと調味料以外の材料は揃っているので、使いきってしまえばいい。そして、料理のレパートリーは多いし、3品作るので、脳を使う時間も多くなるというわけだ。ということで、自分の食べたいメニューの日を予約したが、最低2人分なので2回は食べなければならない。
　さて、脳の老化予防はできそうだが、これで栄養満点となって体重増加になったらどうしようかと、更なる心配をしなければならないとは、歳をとるのも楽ではない(^_-)。