一昨日あたりから台風16号の影響で風が徐々に強くなってきたが、昨日の朝はいつものように朝焼けが美しかった。刻々と変わってゆく朝空にしばし見惚れた。
昨夜は強風のため、ベランダで物が転がる音に何度も目が覚めた。朝、ベランダに出てみると、二季咲きの百日紅の花が強風にあおられて飛び散っていた。
海がこれまでになく荒れている。白い波しぶきが防波堤にぶつかり高くあがる。まるで津波が岸壁を飛び越えるさまを思わせるような荒れた海、雨が降らないだけまだましか。2時前、外に出たら後ろからの突風でトットットと前につんのめりそうに、これが軽い人だったら吹き飛ばされるだろうなあ。
今日17日は「敬老の日」。総務省の発表によれば、「団塊の世代」のうち1947年生まれが65歳を迎えたことで、65歳以上の高齢者は前年比102万人増の3074万人と、初めて3000万人を突破。総人口に占める割合も0.8ポイント増の24.1%で、過去最高を更新したという。
ちなみに、全国の100歳以上の高齢者は過去最多の5万1376人、内訳は女性が4万4842人、男性が6534人と、女性の占める割合は過去最高だそうだ。いかに女性の生命力が強いというか、しぶといというか。とはいうものの、しぶといのはババも同じ、若い人たちの“お邪魔虫”であることを申し訳なく思う。
昨日16日、町内の「敬老会」へご招待いただいた。70歳以上の独居老人という資格を得たということを喜ぶべきか、複雑な心持ちである。前日にはお赤飯と記念品のタオルセットをいただき、当日はお弁当・ジュース・お菓子が配られた。社協から補助が出るとはいえ、出費も多いだろうに…。
10時から役員挨拶や来賓の祝辞、祝電の披露で始まり、それが済むと、町内有志の方々の踊りでにぎやかに過ごす。昼食後、くじ引きがあって、私には大きなゴミ袋…。さて、何に使おうか? 生ゴミの変わりに私が入ってたら、清掃車は持って行ってくれるかしら? 無理だね
どの演目にもみなさん出演されていたが、衣装を揃えるのはもちろんのこと、10種類近い踊りの振り付けを覚えるのは大変だったろう。座長さんの話では1つ覚えたら1つ忘れてゆくというありさまで、手振りをちょっとでも変えようものならもう全部が分からなくなるという。暑い中の練習は大変だったろうと、皆さんのご苦労のほどに頭が下がる思いである。
座長さんにお世話になっているので、お返しにカメラマンに徹した。が、動くものを撮るのはなかなかピントが合わないので、出来栄えはイマイチ。
たまには、老人も思い切り羽を伸ばして楽しまないと。
これからの老人は、親世代のように、手厚く・・という訳にはいきませんからね。最期まで「自立」を・・という方向に舵を切って来ましたから。
美しい朝焼けをみながら一日を迎えられるのは幸せな事ですね。
敬老会への初参加、気持ちは少々複雑ですね。
気持ちは若くても、実年齢には叶いません。
こうした集いは苦手で一度も参加したことがなく、お義理で参加したのですが、意外と楽しかったです。
いずれ、敬老会の長老格となるのも遠くないでしょうから、高齢者の方々とのお付き合いも避けては通れませんね。
選挙が近いせいか、議員の祝電ばかり、高齢者は票になるのでしょうね。