最近はBSで古い洋画を再放送する局がわりとあって、どちらも観たい映画だったら、時間帯が重なって録画するときに困ることがある。また、民放ではどうしてもCMがあり、こればかりはどうしようもないので、再生するときにCMを飛ばしてみる。が、設定していてもCMによっては飛ぶものと飛ばないものがあり、その点、NHKのCMなしは安心して観られる。
さて先日、4月終わりごろか、NHKのBS2で放送された、『誇り高き戦場』を録画しておいたのを再生した。この映画は1967年に公開されたもので、主演はチャールトン・ヘストン、共演者はマクシミリアン・シェル。
チャールトン・ヘストンは、『十戒』、『大いなる西部』、『ベン・ハー』、『猿の惑星』、『エアポート’75』などヒット作品がたくさんあるが、ほとんど観ているように思う。この『誇り高き戦場』は彼が43歳、人気絶頂の頃の作品だが、なぜか代表作品の中には列記されていない。彼は、2008年4月5日満83歳の生涯を終えた。失礼な言い方だが、晩年の彼の姿は見たくないというのが正直な気持ちである。
マクシミリアン・シェル(現在78歳・オーストリア出身)。あまりなじみのない名前かも知れないが、あの名女優マリア・シェルの弟である。脇役俳優だが、彼の秀でた演技の数々は知る人ぞ知る名優の1人だと思うのだが、姉の名声の陰に、ややその存在感が薄かったことは残念である。オーストリア人だからであろうか、彼にロシアやナチス・ドイツの軍人、それも冷徹な将校の役をやらせると抜群で、この映画でのナチスの将軍役もぴったりとはまっている。
彼の主演作品は思い当たらないが、1961年公開の『ニュールンベルグ裁判』、これは第二次世界大戦におけるナチス・ドイツの戦犯裁判を映画化した作品であるが、ドイツ側の弁護人を演じたシェルはこの映画でアカデミー賞の主演男優賞を受賞している。
この『誇り高き戦場』では、チャールトン・ヘストン扮する世界的に有名なオーケストラ指揮者と、マクシミリアン・シェル扮するドイツ将軍との、お互いのプライドをかけた駆け引きが見ものである。が、いかに戦乱の中であろうが、「音楽は国境を越える」ということにつきるのではないかと、この映画のラストシーンをみてつくづくそう感じた。
この似顔絵は、『ベン・ハー』のチャールトン・ヘストン。
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さて先日、4月終わりごろか、NHKのBS2で放送された、『誇り高き戦場』を録画しておいたのを再生した。この映画は1967年に公開されたもので、主演はチャールトン・ヘストン、共演者はマクシミリアン・シェル。
チャールトン・ヘストンは、『十戒』、『大いなる西部』、『ベン・ハー』、『猿の惑星』、『エアポート’75』などヒット作品がたくさんあるが、ほとんど観ているように思う。この『誇り高き戦場』は彼が43歳、人気絶頂の頃の作品だが、なぜか代表作品の中には列記されていない。彼は、2008年4月5日満83歳の生涯を終えた。失礼な言い方だが、晩年の彼の姿は見たくないというのが正直な気持ちである。
マクシミリアン・シェル(現在78歳・オーストリア出身)。あまりなじみのない名前かも知れないが、あの名女優マリア・シェルの弟である。脇役俳優だが、彼の秀でた演技の数々は知る人ぞ知る名優の1人だと思うのだが、姉の名声の陰に、ややその存在感が薄かったことは残念である。オーストリア人だからであろうか、彼にロシアやナチス・ドイツの軍人、それも冷徹な将校の役をやらせると抜群で、この映画でのナチスの将軍役もぴったりとはまっている。
彼の主演作品は思い当たらないが、1961年公開の『ニュールンベルグ裁判』、これは第二次世界大戦におけるナチス・ドイツの戦犯裁判を映画化した作品であるが、ドイツ側の弁護人を演じたシェルはこの映画でアカデミー賞の主演男優賞を受賞している。
この『誇り高き戦場』では、チャールトン・ヘストン扮する世界的に有名なオーケストラ指揮者と、マクシミリアン・シェル扮するドイツ将軍との、お互いのプライドをかけた駆け引きが見ものである。が、いかに戦乱の中であろうが、「音楽は国境を越える」ということにつきるのではないかと、この映画のラストシーンをみてつくづくそう感じた。
この似顔絵は、『ベン・ハー』のチャールトン・ヘストン。
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私はベン・ハーを何度も繰り返し見ました。
映画の主旨は神の慈愛なのか、ローマ帝国時代のユダヤ人を中心とした信仰なのかよく分らない映画でしたが、ガレー船の衝突や競技場での戦車競走など、私の子供の時代に作られた映画とは考えられないようなリアリティーがありましたね。
この映画音楽も好きで、今もよく聞きます。
この主人公のチャールトン・ヘストンが猿の惑星で主役を演じたのは何か不思議な感じがしました。
死と隣り合わせのベン・ハーが辛苦に耐えて生き残り最後に神の恵みを得るエンディングと、猿の惑星では、埋もれた自由の女神に行き着いた絶望。
映画の不思議でしょうか。
絵は、反骨をむき出しにして提督に興味を抱かせた場面ですね。
写真より心があふれ出ているようで素敵です。
早々のコメント、ありがとうございました。
あらためまして、今後も宜しくお願いいたします。
『ベン・ハー』のチャールトン・ヘストン氏の似顔絵、鋭い目が実物より良く表現されていらっしゃいますね!
最近の洋画にも優れものは多々ありますが、この頃の映画には、繰り返し観たくなる深い味わいがありますよね。名曲も多いですし。
私の世代ですと、古くて新しいといった感じなのですが、色々とじっくり観てみたいものです。
ハリウッド映画全盛期の頃はすばらしい作品がたくさんありました。私の青春時代でもある、1950年後半から1970年代は洋画一辺倒で、ずいぶん心豊かな気分にさせてもらいました。
あの頃の映画がこの年になっても見られるなんて夢にも思いませんでしたね。
似顔絵、おほめを頂いてうれしいです。
♠はなたさま
この人は特徴があり、書き易いほうかも知れません。
こうやって古い映画を観て、その主役の似顔絵を描くという楽しみが増えました。
テレビで古い洋画が観られるのはBSだけなので、BSにしてよかった。(内緒ですが、まだ料金請求がこないので視聴料金は払ってませんが…)すみません。
チャールトン・へストンは私が一番好きだった俳優なので、
是非観たかったと残念に思います。
その内ツタヤにでも借りに行くつもりでいます。
チャールトン・へストンの似顔絵ですが
もっとも彼の良いところが出ています。
写真よりもずっと彼らしく素晴らしく描かれています。
彼の大ファンとしてお礼を申し上げます。
あ、それから今、マイピクチャに保存させて
頂きました。
保存して私が眺めるだけなのでお許しください。
晩年の彼の様子は心痛むものでしたけど・・
映画の中で流れるオーケストラの演奏、聞きなれた曲ばかりでとてもよかったですよ。
似顔絵、誉めていただいてありがとう。これは私も自信が持てる出来上がりだと思います。まあ、彼の顔が特徴があるから書き易いということもありますが…。
どうぞ、いくらでも取り入れてくださって結構ですよ。むしろそんなに気にいってくださったことがうれしいです。