つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

「男の修行」をしたら・・・

2006-09-27 | Weblog
 またまた海外で日本人男性の不祥事が話題になっている。ニューヨークの高級日本料理店「MEGU」で働いていたサトミ・サウスワードさん(31)が、日本人料理長ら2人にセクハラ行為を受けたとして、店などに2000万ドル(約23億円)の損害賠償を求める訴えを起こしたという。この女性は昨年春から今年春にかけ、日本人料理長に体を触られたりしたほか、米国人の料理人からも性的暴行を受けたそうだ。女性は上司に対処を求めたが、無視されたという。MEGUは日本で高級レストランを展開する会社が2年前、マンハッタンのトライベッカにオープンさせたが、有名人やセレブが出入りするレストランとして評判を呼んでいるそうだ。
 それにしても、ついこの前、トヨタ自動車の北米トヨタで、秘書の日本人女性が、同社日本人社長によるセクハラ行為で精神的苦痛を受けたとして、社長と同社を相手取って慰謝料1億9000万ドル(約217億円)の損害賠償請求訴訟を起こしたばかりではないか。その後、和解金の額など詳細は明らかにされていないが和解が成立し、社長は退陣、女性は依願退職したという。いままでセクハラされても泣き寝入りする女性が多かったが、もうそんなか弱い女性はいないということを、世の男性は認識すべきであろう。

 また、日本テレビの巨人戦中継でおなじみの船越雅史アナウンサーが、就業規則違反により、チーフ・アナウンサーから一般のアナウンサーへと降格されたという。理由について、22日発売の写真週刊誌「フライデー」によると、船越アナは今年初夏、巨人の地方遠征に中継のため出張したが、地元の系列局が催した宴会に出席し、同席した女性アナに対し、セクハラ行為に及んだそうである。
 同局は今年2月にも若手男性アナウンサーが、JR横浜駅構内で女子高生に対し盗撮事件を起こし、書類送検されているというではないか。

 遠く海外で、日本人男性の名を辱める卑劣な行為を繰り返し、恥をさらしてくれるいい歳をした男たち。買春の経験数でも日本人男性が一番多いという、有難くないデータまであるというに…。「下半身に人格なし」のどうしょうもない夫を持った奥様方にはご同情申し上げるが、男たちには厳しい処分で懲らしめてやらねば…。
 たまたま今朝の新聞に、いいことが書いてあった。読者の投稿文の中にあった一節だが、第二次世界大戦中、壮烈な戦死を遂げた山本五十六連合艦隊司令長官の言葉だそうだ。
 「男の修行」という題で、「苦しいこともあるだろう。言いたいこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣きたいこともあるだろう。これらをじっと、こらえてゆくのが男の修行である」というものである。セクハラと直接には関係ないかもしれないが、もっと「男の修行」に励み、大和男(やまとおのこ)の気概を見せてほしいものだ。 
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2 コメント

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Unknown (関西のヤングばーば)
2006-09-27 12:18:40
日本の男性は自分のものをもてあましているのですね。そういう方は世界の僻地へボランティアで植樹に行くか、自衛隊に入れて災害普及作業に5年間従事してもらいましょう。
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Unknown (オールドレディー)
2006-09-27 19:37:04
 全くですね。それにしてもアメリカでのセクハラ損害賠償訴訟の額の大きいこと、国柄の違とはいえ、桁が違いますね。

 セクハラされるのは、大概若い美人と相場がきまってるから、私はその心配なしってのも寂しい(-_-;)。
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