録画しておいた映画。1985年公開のアメリカ映画で、主演はメリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード。これは、1937年に出版されたアイザック・ディネーセンの小説『アフリカの日々』を映画化したもので、アイザック・ディネーセン(本名はカレン・ブリクセン)の回顧録である。
どうしてアイザック・ディネーセンという男性の名前でデビューしたかは、映画を見てもわかるように、夫のブロルとは男爵夫人の地位を得るためだけの形式上の結婚であり、夫から梅毒をうつされたカレンは、夫を含めて男性が嫌になったからではないかといわれている。劇中のメリル・ストリープ演じる主人公がカレン・ブリクセンで、彼女が実際にアフリカに渡りケニアのコーヒー農園を女手一つで四苦八苦して切り盛りしていた頃の話である。そして、ひとりの女性がケニアという未知の世界で事業家として奮闘するのと同時に、当時の男性社会に毅然として挑んだ女性像の確立、という意味でも大変に影響を与えたといわれている。この映画はアカデミー賞7部門を受賞している。
婚期を逃したカレン・ディネーセン(メリル・ストリーブ)は、封建的な祖国デンマークを脱出するため、偽りの結婚をしてアフリカのケニアへ。女性の地位が低いイギリスの植民地で、夫に代わって農園を切り盛りし、しだいに自立の精神に目覚めていく。
そんな彼女を理解し、アフリカの厳しく美しい自然を教えてくれるのが、自由と孤独を愛する冒険家のデニス(ロバート・レッドフォード)である。しかし、束縛できないデニスに翻弄されながらカレンは、夫と別れ、火事で農園まで失うことに・・・。そして最後は、飛行機の墜落事故でデニスも失ってしまう。詳しくはサイトで。
映画の見どころはなんといってもアフリカの美しい自然だといわれているが、自然の中で生きるいろいろな動物の自然の姿は、美しい風景とともに楽しめる映画である。キャンプにも蓄音機を持って行き、モーツァルトを聴かせるデニス、冒険家にしては粋な男性である。
メリル・ストリーブは1949年生まれ、現在60歳である。彼女の出演作といえば日本でもおなじみの、1979年作の『クレイマー、クレイマー』で、ダスティン・ホフマン演じるテッド・クレイマーの妻、ジョアンナを演じている。この映画はアカデミー賞作品賞など、数々の作品賞を受賞しており、また、ダスティン・ホフマンは主演男優賞を、メリル・ストリーブは助演女優賞を受賞している。
そして、1995年作、クリント・イーストウッドが製作・監督・主演を務めた『マディソン郡の橋』は大人の恋を描いた作品で、日本でも女性に大好評を博した。また、2008年公開の『マンマ・ミーア!』はミュージカル映画で、日本でも劇団「四季」により度々上演されている。
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ロバート・レッドフォードについては以前、映画『二重誘拐』で取り上げており、似顔絵はその時のものである。
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どうしてアイザック・ディネーセンという男性の名前でデビューしたかは、映画を見てもわかるように、夫のブロルとは男爵夫人の地位を得るためだけの形式上の結婚であり、夫から梅毒をうつされたカレンは、夫を含めて男性が嫌になったからではないかといわれている。劇中のメリル・ストリープ演じる主人公がカレン・ブリクセンで、彼女が実際にアフリカに渡りケニアのコーヒー農園を女手一つで四苦八苦して切り盛りしていた頃の話である。そして、ひとりの女性がケニアという未知の世界で事業家として奮闘するのと同時に、当時の男性社会に毅然として挑んだ女性像の確立、という意味でも大変に影響を与えたといわれている。この映画はアカデミー賞7部門を受賞している。
婚期を逃したカレン・ディネーセン(メリル・ストリーブ)は、封建的な祖国デンマークを脱出するため、偽りの結婚をしてアフリカのケニアへ。女性の地位が低いイギリスの植民地で、夫に代わって農園を切り盛りし、しだいに自立の精神に目覚めていく。
そんな彼女を理解し、アフリカの厳しく美しい自然を教えてくれるのが、自由と孤独を愛する冒険家のデニス(ロバート・レッドフォード)である。しかし、束縛できないデニスに翻弄されながらカレンは、夫と別れ、火事で農園まで失うことに・・・。そして最後は、飛行機の墜落事故でデニスも失ってしまう。詳しくはサイトで。
映画の見どころはなんといってもアフリカの美しい自然だといわれているが、自然の中で生きるいろいろな動物の自然の姿は、美しい風景とともに楽しめる映画である。キャンプにも蓄音機を持って行き、モーツァルトを聴かせるデニス、冒険家にしては粋な男性である。
メリル・ストリーブは1949年生まれ、現在60歳である。彼女の出演作といえば日本でもおなじみの、1979年作の『クレイマー、クレイマー』で、ダスティン・ホフマン演じるテッド・クレイマーの妻、ジョアンナを演じている。この映画はアカデミー賞作品賞など、数々の作品賞を受賞しており、また、ダスティン・ホフマンは主演男優賞を、メリル・ストリーブは助演女優賞を受賞している。
そして、1995年作、クリント・イーストウッドが製作・監督・主演を務めた『マディソン郡の橋』は大人の恋を描いた作品で、日本でも女性に大好評を博した。また、2008年公開の『マンマ・ミーア!』はミュージカル映画で、日本でも劇団「四季」により度々上演されている。
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ロバート・レッドフォードについては以前、映画『二重誘拐』で取り上げており、似顔絵はその時のものである。
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写真よりも、こうあってほしいと思う部分を美しく強調して描くことができるのはいいですね。
特に女性は、身近な方を描いてあげれば喜ばれるのではないでしょうか。
ありがとうございます。
いくらでも修正できますから楽ですね。
姪のチビッ子2人の娘の似顔絵を成長と共に描いています。どう変化してゆくのか楽しみでもあります。