昨日11日は鏡開き。「正月に飾っている鏡餅には吉をもたらす年神様が宿っており、鏡開きの餅を食べれば、その力を授かるとされる」といわれている。
しかし昨今は、自宅で餅つき機でつくか、業者がついた餅を買うかのどちらかだろう。そんな鏡餅では、冒頭のことばのような「吉をもたらす年神様」など宿らないし、ご利益などあろうはずはない、そう思えるのだが…。
私が子どものころは臼や杵、もち米を蒸すセイロなどの餅つき道具はどこの家にもあって、家族総出で餅をついたものである。私も毎年、祖父母の家で餅つきの手伝いをして、つきたての餅を黄な粉餅やあんころ餅にして食べたことを思い出す。
しかし臼と杵でついた餅はカビが生えやすく、鏡開きの日の鏡餅はもうカビだらけだった。その点、最近の鏡餅は真空パックになっているのでカビの心配はない。ぜんざいにして食べたら美味しいだろうなあ。
ところで、鏡餅の飾るのは橙(だいだい)だろうが、青森県では青森の名産物、リンゴが堂々と鎮座しているという。1月8日に投稿されたツイッターに、お餅の白とリンゴの赤の紅白カラーがきれいな写真も載っていた。
これは青森商工会議所青年部が始めた「お供えリンゴ運動」で、鏡餅の上にリンゴをのせることを推奨しているとか。この運動は2002年から続いており、毎年12月中旬~下旬に青森駅前や新青森駅前などで、青森市浪岡で収穫した小ぶりの「姫リンゴ」を無料配布しているという。「姫リンゴ」が手に入らないところでは普通の大きさの地元産を使っているそうだ。地元特産のリンゴ普及・宣伝に貢献しようという若者たちの意気込みが感じられていいね。
話は変わるが、青森のお米の話である。私はいつもコープでお米を買う。カタログには毎週、全国どこかのお米が掲載されているので、いろいろなお米を2㎏袋で買って味比べをしている。
数年前、ガステーブルを新しく買い換えたとき炊飯用の鍋をもらった。それで2合炊いて1食分ずつパックに小分けして冷凍にしておく。ガスで炊いたご飯は美味しいので、どこの産地のお米でもそれほど違いがあるとは思わなかった。
だが、先月買った青森のお米「青天の霹靂」を食べたときは「美味しいなあ」と思った。ずっとこれに決めたかったが、毎週カタログに掲載されるわけではない。今度はいつ買えるかわからないので、それまでは全国各地のお米を食べてみようと思っている。
「青天の霹靂」はAmazonなどのネット通販で購入できる。が、コープだと2㎏入1200円だが、通販で買うと送料が掛かるから高くつく。次にカタログに掲載されたら少し余分に注文することにしよう。
お米はずい分あれこれ買いましたが、結局「奈良ひの
ひかり」ぜっぴんです。生協でも時々あります。
お米の味に敏感な皆様!凄いなあ。
参考にさせて頂きます
sirousagiの舌が鈍感?なのか銘柄には無頓着
たまに息子が来てこれは「美味い」とお墨付きのお米が生協にあれば注文するだけ
これぞお勧めなんてむりですね、我が味覚音痴では
うちはお飾りも鏡餅もなしです。お飾りを飾ろうと思っても釘が打てないし、床の間はあるにはあるけど大きな鏡餅はイヤだし、さりとて置く適当な棚はなしで、結局、寝正月の食べものだけは忘れないというお正月でした。
「奈良ひのひかり」、今度コープにあったら買って味比べして見ますね。
今年はお餅もお節も余ってしまいました。お節はどうにか食べてしまったけど、お餅は冷凍にしました。
だんだんと食も細くなってきましたわ。
お米も炊き方でだいぶ差がありますね。ガスで炊くと電気釜より早く炊けるし、おこげも作れるし、冷凍にしておけば炊きたてのような美味しさがあります。美味しいご飯は漬物だけでもイケますね。