猛暑の夏も終わりか！・・・

　「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、やはり彼岸の入りが近づくとめっきり朝夕が過ごしやすくなった。昨夜は網戸にして寝ていたら夜明けに寒くて眼が覚めた。この夏はベランダで新聞を読むのが習慣となっていたが、もう半袖のままでは寒くて、熱いコーヒーが飲みたくなってくる。
　今日は日向は暑いが、一歩日陰に入るとさわやかな風が心地よい。湿気が少ないので家の中も涼しくて、もう何日もエアコンを入れていない。
　気象庁は１７日の１カ月予報で、９月最終週の２５日から１０月１日にかけては寒気が流れ込み、沖縄・奄美地方を除く全国で気温が平年を下回る可能性が大きいと発表した。こうなると天邪鬼のババは、あの記録的な猛暑の日さえもなんだか懐かしくなってくる。

　朝の明けるのが１時間ほど遅くなって、５時はまだまだ薄暗い。６時少し前の朝焼け。


　今年は百日紅がいまだに花をつけている。くちなしにもつぼみが３つ、１つが花開いたが、いまどきに咲くのも珍しい。ミニバラも小さなつぼみがあちこちに見える。今年の異常気象で狂っているのは人間だけではないようだ。

　

　日暮れ前の空はすっかり秋の気配、右上の小さな白い点は月である。最近は月が見えないと思っていたら、もう南の空にお出ましだった。月齢は８．２、半月より少しふくらんでいる。今年は９月２３日が満月で、前の日の２２日が「十五夜」になるそうである。
　

　夜、ベッドに入ってミステリーを読んでいて、ふとベランダの方を見るといやに明るい。体を少し起こしてみると、あかあかと照明を点けた定期フェリーが静止したままである。故障だろうか、一晩中、停まっていたようである。我が家では寝ながらにしてこんな光景が見られるのである。


　玄関に観葉植物を置いていたら、風通しが悪く日も射さないので枯れてダメになった。ネットで造花の観葉植物を探したら、値段も大きさも手ごろなものが見つかった。昨今の造花はまことに良くできているので近づいて触ってみなければ分からない。写真では造花と本物の見分けがつかないが、どれが本物かお分かりになりますか？　最初の２つが本物、あとは造花です。けっこう気に入っている。