よく見かけはするけれど、読み方があいまいな言葉、また謝って使っている言葉。70数年生きてきたババもただ馬齢を重ねてきただけかと、情けなくなるときがある。
◎よくある間違い
・「月極(つきぎめ)→ げっきょく」 ・「訃報(ふほう)→ けいほう」
・「相殺(そうさい)→ そうさつ」 ・「当方(とうほう)→ とうかた」
・「既出(きしゅつ)→ がいしゅつ」 ・「踏襲(とうしゅう)→ ふしゅう」
・「行脚(あんぎゃ)→ ぎょうあし」 ・「最寄(もより)→ さいより」
・「該当(がいとう)→ こくとう」 ・「更迭(こうてつ)→ こうそう」
・「出汁(だし)→ でじる」 ・「老舗(しにせ)→ ろうほ」
・「若干(じゃっかん)→ わかぼし」 ・「何卒(なにとぞ)→ なにそつ」
これらは常識の範囲内ではないかと思うのだが、若い人には無理かな?
◎謝って使っている言葉ベストテン
1位「シミュレーション」を「シュミレーション」
2位「アボカド」を「アボガド」
3位「ギプス」を「ギブス」
4位「バドミントン」を「バトミントン」
5位「ケージ」を「ゲージ」
6位「コミュニケーション」を「コミニュケーション」
7位「バッジ」を「バッチ」
8位「バッグ」を「バック」
9位「ベッド」を「ベット」
10位「マニキュア」を「マニュキア」
青字にしたのはババが無意識のうちに使っていた言葉。思い込みというのは恐ろしい。このほかにも恥ずかしげもなく平気で使っているものがまだまだありそうだ。5位の「ケージ」と「ゲージ」は別物である。
また、分かりにくいのは地名の読み方だ。わが岡山県内で特に分かりにくい地名を探してみたらある、ある。この中で太字にしたのが読めなかった地名だが、わが県内でもこれだから他県ではでどれだけあるか分からない。
・英田(あいだ) ・邑久(おく) ・高梁(たかはし) ・日生(ひなせ)
・美甘(みかも) ・柵原(やなはら) ・美袋(みなぎ) ・伊部(いんべ) ・香登(かがと)
・寒河(そうご) ・四御神(しのごぜ) ・汗入(あせり) ・宍甘(しじかい)
・乙多見(おたみ) ・迫川(はざかわ) ・呰部(あざえ) ・周匝(すさい)
・生江浜(おえはま) ・神戸(じんご) ・林田(はいだ) ・乢(たわ) ・首部(こうべ)
・大供(だいく) ・蕃山(しげやま) ・虫明(むしあげ) ・新保(しんぼう)
・白楽町(ばくろちょう) ・日吉町(ひよせちょう) ・連島(つらじま) ・塩生(しおなす)
・扇の嵶(おぎのたわ) ・南浦(なんぽ) ・撫川(なつかわ) ・箭田(やた)
・用之江(もちのえ) ・長船(おさふね) ・刑部(おしかべ) ・神代(こうじろ)
住まいの周辺で聞きなれている地名は分かるが、これが他県となるとほとんど読めないだろう。覚えようとしても、覚えた先から忘れてゆくのだからどうしようもないネ。
自分の小さい周囲しか見渡せないまま、70余年も生きてきたのだな!と妙に感心。
すさすが岡山、古代の人々の思いが詰まった地名が息ずいて読めなくても、心魅かれますね。難読地名辞典有難うございます。
小説を書いていると、一発でなかなか変換できずにいて、間違った方を入力して誤変換を起こしたことが何度かありました。
私はタイプ、ワープロ、パソコンと、長い間出版関係の仕事をしてきました。打字だけでなく校正もやっていたので文字には親しんできました。が、まだまだ知らない漢字、言葉がたくさんあり、日本語ってむずかしいなあとつくづく思います。
特に、地名、人名などとんでもない読み方をするものが多いですね。哀しいかな、覚えたつもりでも3日ももちません。
パソコンを使うようになってから読めても書けなくなって、手書きすることが億劫になりました。
パソコンは漢字が読めても同じ発音の漢字や言葉があり、どれが正しいかが分からなければ変換できませんね。ブログを書くときにもネットで調べることがよくあり、小説を書かれる人の大変さが伺い知れます。