つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

小中学生の「株のがっこう」

2006-01-08 | Weblog
 東京証券取引所の日経平均は昨年より40%以上も値上がりし、売買高も大幅に増えて、あのバブル期の再来を思わせるような好況だそうだ。それには、ネット上で取引する個人の株主が増えていることも影響しているとか。

 今朝の新聞に、マネックス証券の、小中学生の「株のがっこう」開校という記事があった。10万円を元手にネットを通じた株式売買を体験してもらうのだそうだ。元手の10万円をマネックス側が提供し、現金を参加者の口座に振り込んで株取引をするのであって、生徒募集には約600人が応募したという。
 先に東京証券取引所で開かれた授業には、課題の作文で選ばれた小5から中3の子どもと保護者ら28組が参加、授業は株売買の仕方などの基礎編から、実際の企業を例に投資のポイントを学習する実践編までの本格的な内容であるとか。
 1月下旬に株取引を始め、4月下旬の卒業まで毎月1回のリポート提出の宿題もあり、10万円から利益が生まれるか損失が出るのか、運用成績が卒業証書代わりになるのである。
 その授業の模様をテレビで放映していたが、中にはずっと前から、親の名義で口座を開設し実際に株を売買している子どももいた。彼らの目標というか憧れは、やはりIT企業で成功したホリエモンらしく、ライブドア株を買いたいという子どももいた。
 末恐ろしきというか、頼もしいというか、複雑な気持ちであるが、まあ金の有難みを勉強し、金銭感覚を養い経済情勢を学ぶことはいいことであるが、少年期から守銭奴だけにはならないように願いたい。
 私もネットで株売買をやってみたくなった。だが、バブルが弾けて痛い目にあった教訓は忘れないようにしなくては
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