今日は敬老の日、全国民の20%が65歳以上だって。私もそうで~す、ドウモ スイマセン
。日本は世界一の長寿国であるが、豊かな蓄えがあり、家族に恵まれて幸せに暮らしている高齢者がどれくらいいるだろうか。
先日、新聞のテレビ番組欄に「超高級老人ホーム驚きの設備」と言う見出しが目に付き、その番組を見た。とある東京の有料老人ホームであるが、入居一時金が5千万~1億円だという。最高級の1億円の部屋は3LDKで、間取りも調度品も、その辺のホテルなど足元にも及ばないくらいの豪華さで、その部屋は今のところモデルルームとして公開されている。
共有スペースには、プール、ジャグジー、フィットネスクラブあり、食堂もそんじょそこらのレストラン顔負けの広さと内装、食事は一流シェフによる豪華な献立、まるでリゾートホテルのようである。利用料は最低が月額30万円だとか、これは住居費と食費などで、日用品など個人的に必要な生活費を含めると、最低でも月額40万円以上の金が必要だ。
最低5千万円の一時金を支払い、月40万円以上の負担が苦にならない人とは、一体どんな人だろうか。第一こういう高級な老人ホームへ入居する人がいるのだろうか。心配ない! 全部で何戸か聞き漏らしたが、すでに41戸は契約済みだとか。もう驚きを通り越して信じられないという感じ…。東京にはなんと裕福な老人達が多いのだろう。
岡山県でも瀬戸内市や倉敷市には有料老人ホームがあるが、入居一時金は最高でも800万円くらいで、利用料は18万~30万円位である。それらも、美容院、ティールーム、パソコンルーム、カラオケルームなどと、設備は至れり尽くせりだという。
しかし、外観が立派で、設備や部屋の調度品がどんなに豪華でも、中で暮らすのは高齢者である。しょせん老人は老人、あと何年プールやフィットネスクラブを利用できるだろうか。65歳で入居しても、元気でいられるのはせいぜい10年くらいであろう。あとの20年近くを暮らすのに、豪華な部屋や娯楽設備がどれほど心を満たしてくれるだろうか。必要なのはいかに行き届いた世話をしてくれるかで、失礼だが、こういう施設に入居する人は、家族的に恵まれない人が多い。だから、日常生活の手助けや、病気で寝込んだ時や、入退院のめんどうなど、人間味ある介護をしてくれる人があれば一番で、その安心のためにお金を使うのは惜しくはないだろう。ハード面ではなくソフト面の充実が一番求められているのであるが、国が決めた今の介護制度にはあれこれ制約があり、個々への行き届いたサービスは期待できない。それどころかますます厳しくなっている。
私が4年前に入居していたケアハウスは福祉法人であったが、新築の9階建て、エントランスも大理石張り、ジャグジーがあり、設備も内装もおしゃれで、まるで若い人用のマンションのようだったので、私は気に入っていた。福祉施設なので入居一時金はなし、利用料も収入により8万~14万円くらい、まあ手頃な額であったからすぐ満員になった。だが、悲しいかなおしゃれな外観や内装にも関わらず、入居しているのはほとんどが80歳代~90歳代の超高齢者がほとんどだ。ヨタヨタと歩く足の弱い人、すこしボケかけた人など、体の弱い人がほとんどで、器と中味のアンバランスが妙に際立っていた。
楽しく暮らしているかに見える人は数えるほどで、ほとんどが部屋に閉じこもりっきりという状態で、決して精神的に満ち足りているとは思えなかった。私などは仕事を持ち、元気だから外出も旅行もして、それなりに安気ではあったが、高齢者にとって住まいの豪華さなど大して関係なく、一番求めているのは「安心感」であり、「温かい人の気持ち」である。とは、私自身がケアハウス生活を体験して感じたことであるが……。

先日、新聞のテレビ番組欄に「超高級老人ホーム驚きの設備」と言う見出しが目に付き、その番組を見た。とある東京の有料老人ホームであるが、入居一時金が5千万~1億円だという。最高級の1億円の部屋は3LDKで、間取りも調度品も、その辺のホテルなど足元にも及ばないくらいの豪華さで、その部屋は今のところモデルルームとして公開されている。
共有スペースには、プール、ジャグジー、フィットネスクラブあり、食堂もそんじょそこらのレストラン顔負けの広さと内装、食事は一流シェフによる豪華な献立、まるでリゾートホテルのようである。利用料は最低が月額30万円だとか、これは住居費と食費などで、日用品など個人的に必要な生活費を含めると、最低でも月額40万円以上の金が必要だ。
最低5千万円の一時金を支払い、月40万円以上の負担が苦にならない人とは、一体どんな人だろうか。第一こういう高級な老人ホームへ入居する人がいるのだろうか。心配ない! 全部で何戸か聞き漏らしたが、すでに41戸は契約済みだとか。もう驚きを通り越して信じられないという感じ…。東京にはなんと裕福な老人達が多いのだろう。
岡山県でも瀬戸内市や倉敷市には有料老人ホームがあるが、入居一時金は最高でも800万円くらいで、利用料は18万~30万円位である。それらも、美容院、ティールーム、パソコンルーム、カラオケルームなどと、設備は至れり尽くせりだという。
しかし、外観が立派で、設備や部屋の調度品がどんなに豪華でも、中で暮らすのは高齢者である。しょせん老人は老人、あと何年プールやフィットネスクラブを利用できるだろうか。65歳で入居しても、元気でいられるのはせいぜい10年くらいであろう。あとの20年近くを暮らすのに、豪華な部屋や娯楽設備がどれほど心を満たしてくれるだろうか。必要なのはいかに行き届いた世話をしてくれるかで、失礼だが、こういう施設に入居する人は、家族的に恵まれない人が多い。だから、日常生活の手助けや、病気で寝込んだ時や、入退院のめんどうなど、人間味ある介護をしてくれる人があれば一番で、その安心のためにお金を使うのは惜しくはないだろう。ハード面ではなくソフト面の充実が一番求められているのであるが、国が決めた今の介護制度にはあれこれ制約があり、個々への行き届いたサービスは期待できない。それどころかますます厳しくなっている。
私が4年前に入居していたケアハウスは福祉法人であったが、新築の9階建て、エントランスも大理石張り、ジャグジーがあり、設備も内装もおしゃれで、まるで若い人用のマンションのようだったので、私は気に入っていた。福祉施設なので入居一時金はなし、利用料も収入により8万~14万円くらい、まあ手頃な額であったからすぐ満員になった。だが、悲しいかなおしゃれな外観や内装にも関わらず、入居しているのはほとんどが80歳代~90歳代の超高齢者がほとんどだ。ヨタヨタと歩く足の弱い人、すこしボケかけた人など、体の弱い人がほとんどで、器と中味のアンバランスが妙に際立っていた。
楽しく暮らしているかに見える人は数えるほどで、ほとんどが部屋に閉じこもりっきりという状態で、決して精神的に満ち足りているとは思えなかった。私などは仕事を持ち、元気だから外出も旅行もして、それなりに安気ではあったが、高齢者にとって住まいの豪華さなど大して関係なく、一番求めているのは「安心感」であり、「温かい人の気持ち」である。とは、私自身がケアハウス生活を体験して感じたことであるが……。
お隣さんがいるって良いですよね。私など地元の人間ではないので、旧知の間柄というのがない。唯一頼りにしていた親友も昨年ガンになり、頼どころか私が心配するばかり。
結局、頼りになるのは自分だけという不安感はぬぐえません。
私ももう10年ほどしたら、またどこかのケアハウスを探すつもり。そのころは施設の形態も変っているでしょうね。
どうやったら心豊かに暮らせるのか、誰か教えてほしい。
大正生れの80代~90代の方達と御一緒はまだ無理があったでしょうね、その内我らミニスカートを経験した年代が大挙して入る頃は、ケアハウスも様がわりしているのでは(笑う)
チョット早すぎましたか?
私より一回り近く年上のお隣サンは
独身で定年までお仕事されていました、お洒落を楽しみ、芸術を楽しみ、猫ちゃんを愛し、何時も前向きでとても自立の精神、隣の私を適当にたよって下さるのもまた嬉しい物です