毎年お盆の13日に行われていた恒例の花火大会は、今年はコロナ禍のせいで中止となった。いずこの地も同様らしいからしかたないけど…。
13日の夜8時過ぎ、近くで花火の上がる音がする。若い人たちが花火で遊んでいるのだろう、くらいに思っていたが、どうも家庭用の花火の音とは違う。何気なくベランダの方を見てびっくり!
例年とは上がる位置も高さも違うが、夜空に大輪の花が咲いている。慌ててデジカメを持ってベランダに出たが、遅かった! 撮影モードを設定する間もなく終わって、撮れたのはこの1枚だけ、もっと早くに気づけばよかったなあ。
今朝、ウオーキングのときに会った人に聞いたら、8時から5分間だけ花火を上げることになていたが、「3密」を避けるため公表しなかったそうだ。たった5分間の花火大会、仕掛け人は誰だか知らないが、粋なことをやってくれるじゃない!
お盆休みの若者たちが、水上バイクで何台も連なってやってきて、エンジンの音がうるさい。が、この猛暑に白い波しぶきを上げて走り回るのを見ていると涼しそうで、ちょっぴりうらやましくなった。ああ、私も水浴びしたいなあ!
水上バイク、ヨットにボート、若者たちは気楽でいいなあ! まあ、海上ならコロナの心配はないからいいけど…。
今年、初盆を迎えた家族が2人。1人はマンションの住人Yさんで、昨年末奥さんがすい臓がんで亡くなった。お盆の入り前日にお供え物をもって行き、お線香をあげさせてあげさせていただいた。
Yさんは耳が遠いのでうまく会話が続かない。が、聞くところによれば、生前、大阪のあるところに樹木葬を予約していたとか。が、コロナ禍で県外への移動自粛が続いたため、いまだ納骨できず仏壇に遺骨を置いたままだという。
Yさんは90歳近い。若いころは外国航路の船員だったそうで、1人の生活は困らないらしい。家庭菜園に精を出し、好きな釣りを楽しんでいる。しかしこのマンションは、住人同士の付き合いはほとんどない。女性ならまだしも男性はなおさらだろう。大阪に嫁いでいる娘がいるが、そこへ行くつもりもないらしい。もし何かあったら、と電話番号を書いて渡してあるが、今の私に人さまの世話ができるとは思えない。
そして今年2月、突然逝ってしまった赤穂の友人だ。赤穂もコロナ感染者が増えているので行くのは止めて、お供え物は郵送した。まだ一度もお線香をあげていないのが悔やまれるが、こんな状況ではしかたない。
先日、ご主人からお礼の電話を頂いた。なかなか気持ちの整理がつかないようだが、仲の良かったご夫婦だったから無理もあるまい。現役時代は家庭内のことは奥さんまかせにして仕事一筋だったそうで、何がどこにあるやら、どうなっているやらさっぱり、毎日戸惑うことばかり。「罰があたったのでしょうね」「何日か入院でもしたなら覚悟もできたけど、突然逝ってしまうなんてひどい人です」と、聞いていて胸が痛くなった。
昔、ご自宅に伺って、ご主人とお話することがあった。私と同年齢らしい。痩せぎすで肩まで伸ばした白髪、作務衣を着た姿は学者タイプに見えた。リタイヤしてからは、まさに「晴耕雨読」、奥さんの好きな野菜や果物を作り、時には私にもお裾分けが届いた。
若いときの別れより高齢になっての別れの方がこたえるという。どちらの夫婦も仲良く、幸せそうだったのに…。逝く者も残された者もさぞかし心残りであったろう。 合掌
納涼花火大会はもう夏の一大風物詩
コロナ感染症のためほとんどの地域で中止あるいは縮小になって!!!
それでも志ある人々の努力で
たった5分でも打ち上げられた
夜空を彩る花火を写真に収められて
sirousagiのラインメール上で
山梨県富士山をバックに打ち上げられた「東京オリンピック用に用意された花火」の超豪華な映像が飛び交っています
お見せ出来ないのが残念
ウエブサイトで探してみて下さい
同日、岡山市内でも5分間の花火大会があったとか。秘密?の花火大会は全国的に行われているようで、たくさんサイトがありますね。
私たちが子どものころにはお金のかかる花火大会はなかったけど、広場に櫓が組まれ、みんな浴衣を着てうちわを持って、毎晩盆踊りでにぎわったものです。いい光景でしたね。
今年は夏のイベントや催し物が全部中止、季節的な物は延期にはできませんものね。本当にコロナが恨めしいです。
今週はずっと37℃が続くそうです。ババの干物ができそうですわ。