つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

松坂「三度目の正直」はない!・・・

2020-02-08 | どうでもいいことですが

  1日、プロ野球の春季キャンプが宮崎県と沖縄県で一斉に始まった。ロッテの佐々木朗希投手、ヤクルトの奥川恭伸投手など新人選手のユニフォーム姿はフレッシュでいい。彼らがどんな活躍を見せてくれるか、楽しみである。
 一方、14年ぶりに西武に復帰した松坂大輔投手も宮崎・南郷でキャンプインした。「平成の怪物」の異名を持つ松坂の人気は相変わらずのようで、松坂がブルペンからグラウンドへ移動すると、大勢のファンも一斉に大移動したという。が、松坂は39歳、佐々木や奥川とは20歳以上の年の差がある。年の差=体力の差は如何ともし難く、投手としての力量の差がどう表れるか、見ものである
 正直、雄星がいなくなった西武への関心度は徐々に薄れている。それでも昨年の2年連続のリーグ優勝は見事で賞賛の拍手を送ったが、今年はどうだろう? 相次ぐ主力選手の移籍で戦力ダウンは必至だろう。それに何よりも「人寄せパンダ」がいないというのは球団の収益に響く。そこで「平成の怪物」の異名を持つ“松坂”効果を期待したのだろう。  
 大リーグをクビになった松坂は、2015年にソフトバンクと3年12億円(推定)の大型契約を結んだ。が、右肩の故障などコンディション不良に悩まされ続けて、3年間での1軍登板は2016年10月の僅か1試合のみで、まったく戦力にならなかった。そして自分でも言ってるように「拾ってもらった」中日では「2試合・0勝1敗・防御率16.88」で、これまた散々な結果に終わった。
 そして14年ぶりに西武へ。が、現在の松坂に再び西武ドームでファンを沸かせる投球を見せることができるのか。義理やしがらみで受け入れてもらっても、こんな無様な成績で恥ずかしくないのかと思うわ。
 
 メジャーで活躍した選手が日本球界に復帰すること自体は珍しくない。が、これまで復帰した選手はいずれも故障したり、あるいは選手として峠を過ぎていてメジャーで契約が取れなくなって戻ってくるというのがパターンである。松坂もその一人だ。が、本当にもう一度、日本で野球をやりたいのならば家族全員で帰国して腰を据えて本気でやれよ! と言いたい。
  彼はアメリカ市民権を得て生活の拠点を移している。いずれまたアメリカに戻りアメリカ市民として暮らすつもりだろう。ならばもう潔く引退してアメリカで暮らせばいい。中日にいるときには肩の故障で休んでいる時にゴルフに行くなど、彼には本気度が足りないように思える。
 大リーグに行ってダメだったから日本に戻ってくる、それを否定するわけではない。野茂さんのように現役引退後は日本に戻って「NOMOベースボール」を設立し、少年野球のジュニアオールジャパンの総監督を務めるなど、アマチュア野球の発展に尽力している。そういう彼の人間性に惹かれて、私はいまでもずっと野茂ファンである。
 「平成の怪物」はもう昔の話だ。松坂にとっておそらく西武がNPBで所属する最後の球団になるだろう、と誰もが言っている。彼は元カープの黒田博樹のようには絶対になれっこないのだ。「人寄せパンダ」で終わるか、最後の花道を飾るつもりで男の意地を見せるか。私は「三度目の正直」はないと思うけど…ネ。

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