この酷暑、いつまで続くのでしょうね。お盆休みは家族サービスでお疲れのお父さんたち、大変でしたね。混雑する空港やJR駅の様子を見ているだけでババは疲れを覚えましたものね。今頃は、仕事をしているほうが楽だと、ホッとしているのではないでしょうかネ。
ババは食料を買い込んで、冬眠ならぬ夏眠と決め込みましたが、さすがに9日間は長かったですわ。1日中エアコンのきいた部屋で食っちゃ寝、食っちゃ寝、またトドに逆戻りしそうです。
というわけでババもエンジン再始動。昨日は月1のショッピングに赤穂へ出かけました。普段、あまり汗をかかないババなのに、5分も歩くと汗だくだく、もう引き返したくなりました。いつもは行き帰りとも“歩き”と決めているのですが、昨日ばかりはとてもとても…。
それでもメモしておいたものを買って、2時半過ぎの電車に乗りました。駅に着いたのは午後3時少し前、一番暑い時間帯で気温は34度とか。行きは駅までバスに乗りましたが、もう歩く気力もありません。荷物をくくりつけたカートを引いてヨタヨタ、迷うことなくタクシー乗り場に直行。ケチなババもこの暑さには勝てませんでした。
考えてみれば、今より若いときの方が横着で、贅沢だったように思います。50歳頃には、ある程度、老後の計画にも目途がついたので、あとは働いた分で旅行したり、人生を楽しもうと決めました。今のアベノミクス効果に浮かれている人と同じで、バブル景気に気が大きくなっていたのでしょうね。
ずっと自転車が足代わりだったので、雨でも降ろうものなら足元が悪いからとタクシーに。バス停で時間待ちは10分が限度、それ以上待つのはイヤでタクシーを捕まえる。雨の日にスイミングに行くのに、往復2000円のタクシー代を惜しいとは思わなかったのですから怖いですね。
また、今から40年ほど前には、神戸の弟一家を訪ねるとき、津山から電車で行くのではなく、岡山まで出てそこから新幹線で、それもグリーン車に乗ってという、馬鹿げたことをしていました。今ではグリーン車はおろか、指定席でももったいなくて、急ぐ旅でなければローカル線の普通か快速で十分という変わりようです。
65歳でリタイヤしましたが、その前年には海外や国内旅行で80万円ほど使い、デジタルテレビに買い換えたり、DVDビデオデッキを買ったり、最後の大散財をしました。何と言う大胆さ、年金生活者となった今、振り返ると恐ろしくなります。
今のババの生活は昔とは大反対、ケチケチ生活に徹底しています。今月の支出が先月より減っていたらうれしくなります。入ってくるお金で身の丈に合った生活をすることに何の不満もありません。幸、不幸は自分の気持ち次第、ケチケチ生活でも心のゆとりまで失ったりはしません。この年になってようやく達観できたかな? といいながら、いまだミニロトを買い続けているババ、まだまだ修行が足りませんね。
人間年をとらなくては分からないことがたくさんありますね。
「身の丈を知る」、分かっていてもなかなか。一度覚えた贅沢を忘れるのは容易ではありません。
見栄やプライドが捨てられるようになったら、もうあの世行きが近い。人生ままならぬものです。
温度計をリビングと隣の部屋と2つ置いて、両方の部屋の温度を比べるというバカな事をやっています。
今朝は8時過ぎにはもう34度ありました。エアコンなしではいられません。節電するという人もエアコンは対象外だそうです。
30分くらい歩くのは減っちゃらになりました。引っ越してきてからタクシーを利用したのは4度くらいでしょうか。若いときからこうしていればずいぶん残せたでしょうに。無謀なことができるのも若さゆえですね。
残り時間が見通せる今になって、身の程を知る愚かさ。
心の余裕を失わず縞の財布は軽くならないよう知恵を絞る、老婆の生活術!
日本経済の発展に寄与出来ないけれど、せめて古き良き暮らしの知恵で慎ましやかに!日本文化に貢献したいと大きくでました。
お買いもの御苦労さまでした。
50歳くらいの時は、まさにバブル絶頂期。ケチDNAを誇りにしていたワタクシも、血迷って買った「毛皮のコート」
未だにその傷が癒えません(笑)
「出を制す」が我ポリシー。贅沢は敵だ!