つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

男のけじめがこれか!・・・

2018-08-12 | あきれています

    

 8日、日本ボクシング連盟会長の山根氏が会長職を辞任した。また日本大学のスポーツ科学部の客員教授も7日付で解任されたという。これで一件落着かと思えば、「私は歴史の男」だの、「無冠の帝王」だのと、未練たらしくまだ吠えている。みっともないったらない。マスコミは追っかけは止めよ! 

 会見には弁護士同伴で現れたが、質疑応答時間も設けず、3分あまりの“声明”で終わった。それにしても弁護士が付いていながら声明内容のお粗末なこと。「男のけじめ」ってあんなもんかいな、と笑っちゃっいました。
 おもしろかったのは、「帰宅後に“再婚している嫁に先に相談したら、私はどんなことがあっても会長を死ぬまで面倒見るから。今は楽になってください”と言われたので決意をしました」と言った。「男山根」と粋がっていたのにあの変わりよう、涙まで見せて情けないったらないネ!
 これまで山根氏は道理や常識を無視。あのサングラス姿と関西弁で、まるで反社会的勢力の人のように威圧的な態度で吠えまくり、相手を力づくで服従させてきたのだろう。
 そもそも常識も道理もわきまえない者をトップに仰いで、したい放題、好き勝手にさせた連盟の理事連中が悪い! 自分の保身のため目をつむり耳をふさいできたのだろうが、理事は責任をとって全員辞職せよ。以前のように文科省所管に戻すことはできないのだろうか。
 日テレの番組で辛坊氏は「問題の本質はどこにあるかというと、なんで文部科学省もスポーツ庁もこれを放置してきたんだ」とし、「問題なのは自分が終身会長で息子が副会長で…。村田選手が金メダル取る時にメダル取る直前に(息子を)セコンドに付けるという―。選手もスポーツもなんだと思っているんだ」と憤慨していた。まったく同感だ。 

 ある専門家が山根氏の性格をこう分析している。自分に対する特権意識が強く、なんでも許され、特別に取り計らわれるのが当然であると思っている。万能感が強く、自分が一番偉いため、言動も態度も尊大で傲慢、人は自分の言う通りに動けばいいと思っている。他人は自分の目的を達成する道具であり、他人の存在や気持ちは意識していない。――
 このような人物は、権力を持つほどに他人には厳しく自分には優しくなり、ルールを簡単に破り自分勝手に振る舞いやすい。失敗を恐れ、自分の立場を弱くすることを嫌うため保身が強く、自分の責任は認めない他罰的傾向も強くなる。――まったくその通り、ああ、イヤだイヤだ!

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