あるネット新聞の市民の声に、こんな記事があった。
【田原総一朗さんや小沢一郎さん、鳩山由紀夫さんらは、いい加減、政権交代で世の中は良くなる、みたいな子供だまし(いい過ぎ?)を言うのは止めて欲しいのです。ついでに、みのもんたサン、橋下大阪府知事さん、あんたら金持ちなんだから庶民のフリはやめよう。イヤらしいぜ。】
私も民主党の面々が言うように、そう簡単に政局が変えられるとは思わない。また、麻生総理も言っていたが、官僚を使いこなすなんてことはとても無理だと思う。“政権交代で世の中は良くなる”とは私も思わないが、現況を変えるには政権交代も必要かなとは思う。
小沢一郎さんがもうすこし弁舌巧みで説得力のある物言いができればネエー。民主党の中で、この人って推したくなる人がいないというか、なんだかみんな頼りなく見えるのはなぜかしら?
そして、“みのもんたサン、橋下大阪府知事さん、云々……”、これは私もいつも思うのである。みのもんたサンが、「われわれ庶民の……」というのを聞くと、「アンタのどこが庶民かよ」と腹立たしくなってくる。
また、【音羽の大きな御殿に住んでる鳩山さんご兄弟って、いかがなモノなんでしょう? 小沢一郎さん、鳩山由紀夫さん達が、質素な3LDKに引っ越したなら、ワタクシは民主党に投票しちゃうかも、と思ったりします。宿舎だってあるんだからサ。ビデオルームやネットカフェに寝泊まりして国会に通うと、なお良いのかもしれません。それくらい、少なくともワタクシの、政治やマスコミへの不信は根強いのです。
問題発言かもしれませんが、かく書くワタクシも、いつ、住所不定になるのか、今の日本の政治の無策と、世の中の冷たさ、アメリカ経済の体たらくを考えれば、3年後の家なんて知れません。なのに鳩山兄弟、とりあえず、おうちデカ過ぎ。音羽御殿は、ホームレスの人たちの支援施設に廉価で貸してあげては如何?】とあった。
鳩山兄弟の財産は生半可なものではないらしい。お兄さんは民主党を立ち上げる際に、ポンと10億円の資金を提供したそうである。だから永久に民主党の要職にあるわけだ。また、いつだったか株が暴落したとき、弟いわく「私が4億円損したとしたら、兄も同じように損してる」なんて言ったことがあったっけ。
「政治が金持ちの道楽」であった時代から今日まで、政治家の質は変わってはいない。出世して金を持った男が次に求めるのは社会的地位である。最初は市議から県議へ、そして中央へと野心は果てしなく広がってゆくのである。それには金は絶対不可欠なものであり、金を使わずに政治家にはなれないのである。
この鳩山兄弟だけでなく、2世、3世の議員ともなれば生まれたときから庶民の生活とは無縁で、敷かれたレールを走ればゴールは見えているのだから気楽なものである。麻生総理だって鳩山さんには負けないくらいの資産家だ。こんな人たちが行う政治レベルだ、格差が生じるのは当然だろう。
東京市場は日経平均1万円割れが目前になってきた。この先も今のような世界同時株安が続いたらどうなるだろう。企業は経営が苦しくなりボーナスどころか給料のカットもありうる。また、銀行の経営悪化で貸し渋りは当然のこと、今までの貸付金の引き上げも強硬になるかもしれない。そうなると中小企業はひとたまりもなかろう。年末を控えて会社は倒産する、物価は上がる、庶民の生活はお先真っ暗、一体誰がこの事態を収拾してくれるのだろう。
同じ税金投入なら昨年のうちにするべきだったと言うのはもはや後の祭り。
当分市場は冷え切ったまま、国内では輸出産業から衰退が始まるのではないでしょうか。
こんな混沌とした世の中ですからなおさら一度自民は下野させないといけないと思います。
民主が頼りない、という問題ではなく、自民が与党にいるということを辞めさせなければいけないのだと。
しかしいまだに自民支持層は多いようで政権交代が実現するのかわかりませんね。
この経済状態はどこで歯止めがかかるのでしょうね。
アメリカが風邪を引けば世界中がくしゃみどころか大熱を出してしまいました。
肝心のアメリカがタイミングを間違えるとこの有様です。
アメリカの大統領選挙で政変が変わると、少しは好転するのでしょうか。
日本も今選挙をすると政権交代するかどうか、国民も迷っているところかもしれませんね。