立憲民主党代表選は23日、決選投票の結果、野田佳彦氏が枝野幸男氏を破り、新代表に選出された。私は当初から野田氏だと思っていた。野田氏は見た目穏やかそうに見えるが、粘り強くしぶとい。それに演説のうまさには定評がある。私も覚えているが、2012年「野田首相vs自民 安倍総裁」の党首討論で、2人の丁々発止の痛快なやりとりは見ものだった。
あのように激しく議論を戦わせ、自分の意見はしっかりと主張できる、そういう人が総裁選候補者9人の中にいるだろうか。知名度は高くても経験の浅い、中身が空っぽの若造にはとうてい無理な話だ。
勝ち馬に乗れば主流派として優遇され、運が良ければ重要なポストにつけるかも。だが党員や党友の意見や支持が、広く国民の意見を反映していることをお忘れなきよう、国民の1票が命運を分けることも…。だれにつこうか、ここが思案のしどころだ。
この「世相まんが」を見て、ハッとした。“今までなにやってたの?” これこそ国民みんなが聞きたかった言葉だろう。これらはずっと前から言われてきたことばかり、本気で取り組まなかっただけだ。今さら声を大にしても…眉唾物だ。
国会議員としての仕事は、議員立法をどれだけ提出・成立させたかであるという。国会図書館のサイト「日本法令索引」で調べると、だれがどれだけ議員立法を提出しているのか分かるとか。
議員立法提出数トップは林芳正氏の16本、2位は加藤勝信氏の12本、3位は高市早苗氏の10本だ。4位は石破茂氏で7本。5位は河野太郎氏の6本。6位は同率で上川陽子氏、小林鷹之氏、茂木敏充氏が3本ずつ、提出数ゼロだったのが小泉ジュニアだとか。この人、高額な議員報酬をもらいながら “今までなにやってたの?” 首になる心配はないし、気楽にやってたのね!
今は大変な時である。ロシア機の領空侵犯、中国公船の領海侵入、北朝鮮のミサイル発射、また昨日は中国軍がミサイル発射実験を行ったとか。日本周辺には危険がいっぱい! 内においては、常にさまざまな自然災害の脅威にさらされている。また一日も早い能登半島復興を。手ごわい立民の野田代表を論破できる人がいいるかしら? などと私が心配しても始まらないが…。
議員たちは自分の保身ばかり考えず、国と国民の安全を守ってくれる人はだれか、賢い選択をしてくれるよう願っている。
さすがオールドレデイさんの政治批評には筋が通っていると感心しきりです。
今のこの国では、80歳超えていても、日本の舵取りを任せる政治家の本質が見抜けない民衆が殆どでしょう
ましてSNSしか利用しない若人では人選は何を根拠にするのでしょうか?
政治に対する情熱と清潔な仕事ぶり
深い経験と責任ある行動力 理想像は描かれても
自民党総裁選では実現は???です。
総選挙で立民へ」の期待はちょっぴり持っているのですが。混乱の無い政治体制で有りますように。
いよいよ今日の午後、誰になるのでしょうか。いまだコウモリのようにあちこち飛び回る人がたくさんいるそうでほんといやらしい。それにヨボヨボ姿の二階さんや車椅子の森元総理にまだ影響力があるとは政治の世界は魑魅魍魎、常人には理解できないところのようです。
野田代表が自民党の総理だったら? なんて思ったり…。午後が楽しみですね。