いろはにぴあの(Ver.3)

ピアノを趣味で弾いています。なかなか進歩しませんが少しでもうまくなりたいと思っています。ときどき小さな絵を描きます。

今日のいろいろ

2011年12月18日 | 日記

 職場の女性メンバーで飲み会に行ってきました。昨日に続いたので連チャンでした(汗)。忘年会シーズンだったので。話す内容もだけど話し方によってややこしい相手への説得の度合いが変わることもあるのでは、ということに気付いたことが今日の飲み会での収穫でした。切り替えをうまく行うためにも、そういう面でかしこくなったほうがよさそうです。

 昼間は掃除、年賀状の印刷、そしてピアノをぽろぽろと弾いていました。CDも聴きました。仲間にコピーしてもらったアラウ演奏のリストの超絶技巧も楽しんでいました。私が弾くことは当分ないだろう、と思っていましたが、弾けるのだったら一曲だけでもいつか弾いてみたいです。また難しくて複雑だと言えそうな曲でも、リストはメジャーな感じのモチーフをうまく使っていて見事だと感じました。作曲家としてのリストのすごさを改めて感じました。

 昨日演奏会に来てくれた友人、コンサートに感動したと言ってくれました。しかし私の演奏に関しては、もっとなんとかなったよな~と思うのです。このことも含まれるのですが、メカニカルな指の動きが非常に鈍くなっていることにも気づきました。ツェルニー30番のはじめのほうで間違えるのはちょっと悲しい。。。弾き方自体も変わったような気がしますが、今まで間違えてなかったところで間違えるのはあんまり気分がよくないです。レッスンで診てもらう診てもらわないは別として、またメカニカルな動きの多い曲を弾くかどうかは別として、ツェルニーを少しずつやったほうがいいかもしれません。


久しぶりの音源 クリスマスツリー「子守歌」

2011年12月18日 | ピアノ・音楽

 今日はいい天気。昨日の演奏会の余韻が残っています。

 久しぶりに音源をアップしたくなりました。演奏の内容は別として、曲がとても素敵なので紹介したかったのです。リストが晩年に作曲した、クリスマス・ツリーという組曲の「子守歌」という曲です。リストの知られざる魅力的な曲、まだまだ見つかりそうですね。音源編を参照ください。

 次に弾く曲、クラシックの曲1曲は決定済み、あとは実家から楽譜を持ってきた知られざる曲2曲を狙ってます。知られざる曲2曲は1曲になるかもしれませんが・・・素敵な曲なので弾けるようになりたいです。


リスト生誕200年を記念して~コンサート

2011年12月18日 | ピアノ・音楽

 今日はピアノを堪能してきました。今年生誕200年を迎えたリストを記念してリストの曲を柱にしたコンサートを開きました。とてつもなく素敵なのですが演奏も難しいという印象の強いリストの曲、このような機会を生かしてチャレンジしてみよう、という話が夏ごろから持ち上がっていました。

 それから約半年。多くの充実した曲目のラインナップとエントリー。これはすごいコンサートになりそうだ、という予感がしました。

 そして今日。予想通り、いや、予想以上に充実したコンサートになりました。ピアノへのリストへの熱い思いがこめられた演奏をたっぷり聴くことができました。難しいところもしっかりと弾かれていました。何よりも曲への愛情にただならぬものが感じられました。時間も限られているだろうに、みなさんいつ練習されているのだろうと思います。曲の世界にしっかり入り込んで集中して練習しているのだろうな、と思いました。今日も脱帽の連続でした。

 この機会をきっかけに私が手を出したリストの曲は、リスト事始めによく演奏されると言われるコンソレーション。事始めとはいえどもなかなか手ごわい曲でもありました。今日はコンソレーションの一区切りの日でもありましたが、前回の本番とは違うところでスカをしてしまい、一区切りにしてはなんだか物足りない演奏になってしまいました。ペダルが2本だというのは事前にチェックしていたのに、いざ弾くときうっかりして6番で真ん中のつもりで左を踏んでしまったのも残念。しかしこれはこれで貴重な経験だったと思います。本番でピアノに向かう瞬間いかにできるかが大切だと痛感。それにしても本番というのは一度しかないものなのですね。もう一度あるのだったら、また出してみたい気もするのですが、しばらくこのコンソレーションは、寝かせることにします。

 またクリスマスツリーという組曲のリレーにも「子守歌」で参加しました。この組曲が非常に素敵なんですよ。はじめて聴いたときは、ちょっと地味な曲のように感じていたのですが、実際に弾いてみて、美しい和音のうごきに感動しました。この曲の練習期間は短く、結局レッスンも受けなかったのですが、その中でも自分の思いを込めて演奏できたら、と思いながら練習しました。子守歌もですが、他の曲も本当に魅力があふれていて、改めてこの曲のリレーを行い参加できてよかった、と思ったのでした。このクリスマスツリーのように、リストは精神性を大切にする優しさあふれた曲もたくさん作曲していた、ということを知ることができたのも大きな収穫でした。

 コンサートを通して、リストやピアノの魅力を再発見することができて、本当によかったです。本番に向けての練習は、厳しいと感じることもあるけれど、弾いた後は、さみしさとちょっとした心残りのせいか、また弾きたいと思うことが多いです。今回もそうでした。不思議です。「また弾きたい」と思うのなら、それまでにしっかり弾いておけばいいのにね、と思うのですが。この本番後の心理状況「また弾きたい」という思いの存在を大切にしながら、今後もピアノとかかわっていきたいと思います。