くるまと空とノンキ者

好きな車で空と語り、雲になり風になりどこまでものんびりと

郷の秋

2007-11-14 | Weblog
こんにちは! ぼくは 街路樹の葉っぱだよ
 綺麗な紅葉に染まった後は 一つひとつみんなとお別れなんだ

  あっ!また道路清掃車が来たぞ~
   あっ!掃除のおばさんが 箒とゴミ袋を持ってやって来たぞ~

     このまま終わるぼくではないぞ そうだ 良い考えがあるのだ~

友達の北風さんに ちょっと お願いしようか?

 お~い北風小僧くんや~ ぼくを乗せてくれないか

  わ~凄い 凄いや 何処までも舞い上がり 何処までも飛んで行くぞ~

   わ~ ぼく達の仲間って 赤や黄色や茶色や 

     気がつかなかったけど 離れて見ると とても綺麗だね

あっ!あそこで ちょっとひと休みしてみようか



ここは 笹の葉村かな 小さな郷の秋だね

   もう直ぐ やって来る冬準備をしているぞ

     何だか良く分からないけど 道に迷ったみたいだな



笹の葉さん こんにちは いつまでも 若くていいね

 そうだ ぼくに 笹船を作ってくれないか

          それとも笹笛を作ってくれないか

   そう言えば小さい頃 笹笛を吹いて唄を歌ったね

    笹船を作って 小さな小川を旅をしたね

今では すっかり 笹団子や笹巻きしか見なくなったね

  「お~い 街路樹の葉っぱさんよ 私達の 郷の近くにおいで」



よ~く足元を見て 歩いて ごらん

 楽しい 仲間も いっぱいだよ?


  えっ! どこ どこを 見れば いいの


   ほらっ ここだよ!



(サクラシメジ こちらでは 赤キノコ)

ほら キノコと落ち葉は とっても中の良い仲間なんだ

 やがて 落ち葉は森の肥やしになるんだよ






なぜか 故郷の秋は 眩しかった。

     たまにはノンキ者になり 葉っぱになり 

       郷の秋で リフレッシュ なんちゃって




         




 
コメント
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