山口県周防大島物語

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大龍寺と大竜寺

2022年07月24日 14時17分44秒 | 村上海賊家の墓と寺
私を含めて大龍寺を大竜寺と書く人がいるが、

正しくは「大龍寺」です。

語源は村上山城守隆勝公が天文二年に亡くなり、法名を「大龍寺殿」としたこと
に始まりますので「龍」です。

尚、「萩藩閥閲録村上図書の条」では隆勝の卒年を誤っています。
子孫が勘違いしたのでしょうね。

大龍寺扁額をUPします。

これは現在龍心寺に掲げられています。書いた人は本山永平寺門主されます。

この書を書くに当たりエピソードがあり、

「村上天皇末裔の北畠流村上家であるなら、永平寺宗祖道元禅師の親族であるから
 喜んで書きましょう」と筆をとったとされるものです。

道元禅師は村上天皇の末裔の久我家の者とされます。
永平寺寺紋は「久我竜胆紋」で村上天皇末裔は「竜胆紋」を変化させていくようですね


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