大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントの未来、大いなる御心。

2006年08月04日 | Weblog
私如き俗悪の者が、大いなる、聖なる御意志を語る資格があるのか、と詰問されたら、全く自信はありません。
ただ、こんな私でも、何がしかの世の中に役立つ仕事をさせて頂けた事は、事実としてあります。
大した事ないと言われるなら、仕方ありませんが、今を去る事、12年以上前の話をさせて下さい。
ある難しい患者様の治療で、その時点その場で、誰にも頼れず、訪ねて学んでも答えて貰えず、大学の図書館に籠もり文献を漁っても、何の資料もなく、一人で考え、一人で悩み、苦しむしかなかったのは、事実です。
夜寝ても夢でうなされ、どうやって解決すれば良いか、ひたすら求め続けました。
ただただ、その方を救って差し上げたかったのです。
どこかに、紹介出来るなら、迷わず紹介したでしょう。
しかし、その時、確実にここなら、と言う所が見付けられませんでした。
私の勉強不足だと糾弾されても、その当時受けてくれそうなDRは、唯一亡き恩師今間先生だけでした。
当時今間先生は赤坂の医院にいて、体に無理して、頑張ってたそうです。
どうしても無理だったら、頼もうと決めていました。
その方は、重症の歯周病で、上顎の左半分がかなり危ない状態でした。
骨が極端に溶け、歯はグラグラでした。
その当時、今の様な治療方法は全くなく、抜歯したら3ヵ月以上待つと言う、ゴールデンルールを信じてその通りにしました。
その間、当然暫間的な義歯を入れてました。
患者様ご自身が、その状態に耐えられず、インプラントの強い希望を出されてたのです。
しかし、前述した通り、ここまで極端に骨が失われた場合のインプラントは、どう治すのか世界中で競ってた時代です。
答えは何処にもありません。
自分で、見付けるしかなかったのです。
その中身は現在、垂直・水平的骨造成GBRと言われているものです。
10年以上経っても、未だに最難易度のオペと言われるものです。
患者様は、私を信頼して下さり、任せて下さると話していました。

長く成りましたので、続きは次回にします。