大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントの未来、パイオニアの苦悩編

2006年08月12日 | Weblog
新しい事を始めて、それが本物だと認めさせるのは、意外に難しいものです。歴史を見ても飛行機のライト兄弟の成功は、なかなか信じられませんでした。物理学者達でさえ、空を飛べる事を否定していたのです。今では子供さえ、飛行機を知っています。何事でも始めは、発想した人間の頭の中にしかないのです。発想した人間が、出来ると信じ切り、ただ直向きに努力して道は開いたのでした。具体化すれば、皆すぐ理解し、認め、誉め讃えるかと言うと、そう簡単にはいかないのです。普通の方々にとっては、始めて見聞きするものの真贋は、全く分かりません。そうすると、殆どの方が用心深く、まずは様子見を決め込むのです。で、当然、中には盲信的に否定し、攻撃してくる輩も出てきます。激烈に頭ごなしに全否定です。又逆に、素晴らしいと認めてくれる方もいます。が、だいたいこう言う方は人物なので、反対派を、仕方ないな程度で見て、論争しません。すると、矢面に立つのはパイオニアだけになるのです。これは辛いですよ!私は散々矢面に立たされましたから、この苦労
は良く分かります。あなたは、既成概念に戦いを挑んだ事がありますか?私は、そんな論争の真っ只中にいつもいました。総義歯の世界、インプラントの世界、だいぶ画期的な発想発言をして、叩かれました。お陰でとてもタフになり、今では何言われても、全く気に成りません。私には、全ての基に成った患者様との経験があるからです。私の発言の全てにです。臨床こそ全て、患者様に教わる。それが真理に到る道です。

インプラントの未来、総義歯御心伝授ps

2006年08月12日 | Weblog
今では治療用義歯を作り、最終義歯を仕上げるのは、標準的な治療です。
しかし、20年近く前は下手くそなだけだと、揶揄されたりしたものです。
総入歯の世界は、名人芸の世界で、神様達が我こそは、の争いをしていたからです。
何だか、現在のインプラントの世界に似ていませんか。
我が師は、難症例ばかりを治し続け、このやり方に辿り着いたのです。
インプラントでも、現時点で揶揄されがちな治療方法が、この先標準的治療に成るかも知れません。
反対に、今持て囃されている方法が、廃れるかも知れません。
流行り廃りは人の世の常でしょう。
私はその中で、患者様の為にドグマに捉われる事なく、最善最新情報を入れ、改善していきます。
新しいインプラントは、3DXを得ていよいよ完成に向かいます。
最小限の傷で最大の効果、1日1回のオペで、歯を抜きインプラントを立て歯まで装着出来、骨造成、歯肉再生まで治せる究極の治療方法。

夢は実現します!

詳しくは、以下をご覧下さい。
http://www.km-implantcenter-matsumotoshika.com/
http://www.mp119.jp
http://www.implantcenter.or.jp

インプラントの未来、総義歯御心伝授完

2006年08月12日 | Weblog
人の体は信じられない位の力を秘めています。我々はそのお手伝いをするだけなのです。もっと根本には、その患者様の人間としての徳が決めると感じます。人として心正しい方、前向きで明るく素直な方、人の為に尽くせる方、清々しい、勇気のある方、そい言う神様が味方してあげようと言う気にさせられる方が、素晴らしい力を発揮して治るのです。この御婦人もそうでした。治療用義歯の時から、手応えは感じていました。これは行ける、この方は頑張られたのです。始めは大変でした。調整に時間をかけ、丁寧に丁寧に痛みを取り除き、次に来られると、又痛い、の繰り返しでした。果てしなく続くかと思われた調整にもめげず、3人で根気良く通われました。その心には、感じさせられました。師ならいざ知らず、まだ卒業して間もない2年目のヒヨッコの私に、よくぞ付き合って下さったものです。その姿勢に、私も動かされ、一心不乱に打ち込みました。そして最終義歯が漸く完成し入ったのです。魂を全て込めた、全力を尽くしたと、胸に誇れる、誰にも何一つ恥じる
事のないものでした。技工士の先生も、師の名に恥じないと折り紙を付けてくれました。それだけで充分光栄でした。装着した翌日、メインテナンスにお越しに成りました。すると、その方が一人で杖を付き、ゆっくりと歩いて入ってユニットに腰掛けたのです。ビックリしました。歩けないはずの方が歩いている、しかも自分で腰掛けられた。私は驚いて、○○さん歩けるんですか、と声を上げてしまいました。本当に驚いたのです。するとその方が、私の右手を両手で握り締め、先生のお陰で痛くなく、とても噛めるようになり、足腰に力が入るようにまでなり、歩けるようになったんです、とおっしゃいました。次の瞬間、私の右手の上に熱いものが、ポタポタと零れ落ちました。ハッと見上げると、その方が大粒の涙を溜めて、泣いていたのです。周りを見渡すと、娘さんとお嫁さんもハンカチを出し、眼を真っ赤にして泣いてました。付いていたアシスタントまで、貰い泣きしてます。困ってしまって受付を見たら、やはりこちらを見て、瞳を潤ませて、ハンカチで拭ってます。そして、
微笑みながら、マスカラが落ちちゃうっと、言いました。私は握られた手を動かす事も出来ず、ただただ当たり前の事しただけですよ、と言うのがやっとでした。そして、院長・師匠を見ました。すると師はニヤッと笑って、マツゲン先生女性を何人も泣かすなんて、憎い奴ですなと言われたのです。この言葉に、場が和み皆、微笑み合い、私は左手で頭を掻き苦笑いをしました。この経験が、私を総義歯へ、のめり込ませました。何て凄いものなんだろうと、魂が揺さ振られ感動したのです。そして、やがて開眼し、さらに武者修業で老人ホームに週1で足掛け8年、開業してからも通い、勉強会を主催し、深め、今に到っています。しかし、現在では、もう一人の恩師故今間先生より授かったインプラント道に専念せざるを得ない状況です。今、私が先んじて真っ当なインプラントを伝道しなければ、おかしな方向へ行きそうで、危なっかしいからです。色々なドグマが行き渡り、真に科学的な真っ当な術式が広がってない、俗説が何の証拠もなく、広がっているのです。このままで
は欧米に後れを取るばかりです。だから、黙ってられません。知ってて見過ごすのは、男が廃ります。蟷螂の斧でも、成さねば成らぬ事は、成さねば成らぬものです。私は、だから今はインプラント道に集中しているのです。しかし、総義歯も忘れません、いや、忘れられません!オペに体が付いて行かなくなったら、戻ります。それが私の運命なのです。長い文、お読み頂きありがとうございました。では、又。