今年のAOアカデミー・オブ・オッセオインテグレーション即ちインプラント学会ほどCT画像が沢山取り上げられた学会はありませんでした。
最も先端的であるポスタープレゼンテーションでナンと、モリタの3DX画像まで出ていました。
と言うのも、テキサス大学にはチャンとアクイトモこと3DXがあるからです。
又、ブラジルのDRが所有していて発表していました。
はっきり言ってしまえば、3DXの画像の美しさは、他を圧倒しています。
ポスターだけでなく、講演の中でも3DXの画像が登場していました。
あの画像は明らかに3DXでしょう。
美しさ鮮明さが全く違います。
月星先生が講演された自家歯牙移植の講演では、3DXの画像の美しさ、見事に移植歯の唇側に骨が再生され、維持されているのが確認されました。
素晴しい事は、その状態が10年経過をして維持されていると言う事です。
かのリンデが骨を維持するには歯が一番良いとまで発言をしていたのですから、その画像が全てを雄弁に物語り、証明して見せた事は間違いありません。
逆に考えれば、これからはマイクロCTなき所での歯科治療は、ある意味無謀であるとまで言えるかも知れません。
あるDR達は見え過ぎで困る面もあるのではないかと,陰で発言している位です。
私も、見え過ぎで正直困ってしまった事があります。
しかし、その現状を受け止めて、次にどうするかを考えるしかありません。
言い訳に成りますが、CT所見上はあまり良い感じではなくても、それ以外の症状がない、疼痛や腫脹がない、日常生活上支障がない状況では患者さんは積極的には治療を為されません。
従って、我々もそのご意向に添うようにしています。
但し、その事は包み隠さず説明だけはし、何か変化があったら直ぐに治療しましょうと言う事で、対応させて頂いています。
嘘は一切付けない、それが3DXの利点です。
勿論、CT画像上の診断はその一瞬でしかない為に、絶対ではありません。
正確には時間経過の中でしか分からない事である部分も多くあります。
例えば、根の治療などの場合、根の先に病巣らしき画像が出ても、治癒している途中か、大きくなっている途中かは分からないのです。
歯周病でも似たような事はありますし、インプラントでも同じです。
3DXが万能な訳ではありません。
しかし、現時点ではこれ以上に精密に正確に調べられるものはありません。
フラットパネルが見せてくれる歪みのない美しい画像は、フラットパネルではない他社のものとは比較に成りません。
球面管で受ける他社の物は、計算上で歪みを補正して画像を再構成しています。
信じて良い部分は中心だけと言えるのです。
その点フラットパネルは、元の画像を受ける所から歪みがありません。
最近では、フラットパネルの他社のものがあります。
しかし、やはりオリジナルが持つ良さは、中々揺るぎません。
ホンの細かい所で違いが出て来ます。
マイクロCTが、これからの歯科インプラントを決めるのは、間違いない所です。
その事を再認識させられたAOでした。
最も先端的であるポスタープレゼンテーションでナンと、モリタの3DX画像まで出ていました。
と言うのも、テキサス大学にはチャンとアクイトモこと3DXがあるからです。
又、ブラジルのDRが所有していて発表していました。
はっきり言ってしまえば、3DXの画像の美しさは、他を圧倒しています。
ポスターだけでなく、講演の中でも3DXの画像が登場していました。
あの画像は明らかに3DXでしょう。
美しさ鮮明さが全く違います。
月星先生が講演された自家歯牙移植の講演では、3DXの画像の美しさ、見事に移植歯の唇側に骨が再生され、維持されているのが確認されました。
素晴しい事は、その状態が10年経過をして維持されていると言う事です。
かのリンデが骨を維持するには歯が一番良いとまで発言をしていたのですから、その画像が全てを雄弁に物語り、証明して見せた事は間違いありません。
逆に考えれば、これからはマイクロCTなき所での歯科治療は、ある意味無謀であるとまで言えるかも知れません。
あるDR達は見え過ぎで困る面もあるのではないかと,陰で発言している位です。
私も、見え過ぎで正直困ってしまった事があります。
しかし、その現状を受け止めて、次にどうするかを考えるしかありません。
言い訳に成りますが、CT所見上はあまり良い感じではなくても、それ以外の症状がない、疼痛や腫脹がない、日常生活上支障がない状況では患者さんは積極的には治療を為されません。
従って、我々もそのご意向に添うようにしています。
但し、その事は包み隠さず説明だけはし、何か変化があったら直ぐに治療しましょうと言う事で、対応させて頂いています。
嘘は一切付けない、それが3DXの利点です。
勿論、CT画像上の診断はその一瞬でしかない為に、絶対ではありません。
正確には時間経過の中でしか分からない事である部分も多くあります。
例えば、根の治療などの場合、根の先に病巣らしき画像が出ても、治癒している途中か、大きくなっている途中かは分からないのです。
歯周病でも似たような事はありますし、インプラントでも同じです。
3DXが万能な訳ではありません。
しかし、現時点ではこれ以上に精密に正確に調べられるものはありません。
フラットパネルが見せてくれる歪みのない美しい画像は、フラットパネルではない他社のものとは比較に成りません。
球面管で受ける他社の物は、計算上で歪みを補正して画像を再構成しています。
信じて良い部分は中心だけと言えるのです。
その点フラットパネルは、元の画像を受ける所から歪みがありません。
最近では、フラットパネルの他社のものがあります。
しかし、やはりオリジナルが持つ良さは、中々揺るぎません。
ホンの細かい所で違いが出て来ます。
マイクロCTが、これからの歯科インプラントを決めるのは、間違いない所です。
その事を再認識させられたAOでした。