昨日の出張オペの患者さんも、一昨日の前歯部の患者さんも、全く痛みも腫れもなく快適な状況で、ホッと胸を撫で下ろしています。
お2人とも、女性で妙齢の綺麗な方ですから、特に注意を払わないといけないので、大変です。
それが、こうして上手く行って完璧です、と確認できると良かったと安心するのです。
どちらの手術も上顎のもろに見える場所で、しかも、抜歯と同時にインプラントで歯が欲しい、仕事とかの関係で治療している事が周囲に分かってしまわないようにして欲しい、痛くないように綺麗に治して欲しい、とのご要望が非常に強くありました。
妙齢の女性としては至極当然の事と言えるでしょう。
しかし、このお2人とも病巣の状況は、望みを果たすにはとてもとても難しい状態でした。
抜歯、病巣の除去、インプラントの植立、骨の造成、歯肉の再生処置、審美的な仮歯、とどれ一つを取っても完璧な処置をしないと、後からのリカバリー等とても大変どころじゃない位大変な治療に成るだろうと予測される状況だったのです。
具体的に言うと、歯根の病巣がとても大きくて中で広がっているのが、歯科用CTの断面図で見えている状態で、その為に骨が極薄くしか残らないのが、分かってしまっていたんです。
このような場合、最初の抜歯で失敗すると、もうそれで全てが終わります。
なので細心の注意を払い、骨の壁を少しでも壊さないように、綺麗に抜歯しなくてはいけません。
これが上手く行ったら、続いて根の周囲に付いている病巣を全て取り切らなければいけません。
病巣が少しでも残ると、インプラントに感染を起こして脱落を起こしかねないからです。
この処置が凄く大切で、骨髄の中を徹底的に精査して、色々な器具を使って360度病巣の周囲全面をなぞって、更には入り組んだ骨稜の隙間を縫って除去していかないといけません。
病巣の除去が終了しているかどうかの確認は、全面をなぞっても何も出てこない、骨しか残ってない感触が得られている事です。
それが出来ていたら、心配な時にはその時点でも歯科用CTを撮影して、残っている骨の状態を確認します。
これをやる事で、より正確な骨の中の状態を把握できるからで、これでコンマ数ミリ以下の精度で植立出来る、最小限の浸襲で最大の成果を挙げられるインプラントの位置は何処なのかを知る事が出来るのです。
骨の状態を掴めたら、次には正確なインプラントホールを形成しないといけません。
それにはガイドとなる極々細い小さな穴をブレなく真っ直ぐにピンポイントで淀みなく削るのが、最も重要です。
そして、再度確認の為に、歯科用CTで撮影して確認する事も必要な場合もあります。
幸い、今回のお2人はそこまでしなくても、これで行けているだろうと確信出来る状況で出来ていましたので、そのまま最終サイズまでインプラントホールを拡大形成して、無事インプラント植立を果たせました。
実は、ストローマンインプラントは、今回のような抜歯と同時の植立には不向きのインプラントで、植立にはテクニックが必要で、これが出来ないと抜歯即時植立即時荷重出来ません。
が、今回もこれは完璧だ、と思える手応えで、インプラントが35Nを軽く達成出来ている植立が出来ました。
ここまで来たら、後は綺麗に審美的な仮歯を作成する事と同時平行して、骨を審美的に造成して行き、歯肉が綺麗に再生するように治します。
これらが全て上手く行って、初めて患者さんが満足の行く抜歯即時植立即時荷重審美低浸襲MIインプラント治療が出来るのです。
全てが精密で精緻な手技、長い数多くの経験、勉強で成し遂げられるのです。
徹底的にチャンと出来ているのか確認する事、その上で次のステップへと進んで行く事、その手順を弛まなく行う事で達成できるのです。
今日、お2人の望みが叶えられた、と言う結果を知り、自らの手技、判断目安、知識、知恵が正しかったと安心出来て、とても嬉しかったので、ご報告させていただきました。
一般的レベルでは、3,4回の手術となる可能性があった症例を、1回限りの処置で救えたご報告でした。
このような治療が、当院の特徴です。
他所で無理と言われた患者さんも、是非一度ご相談に来て下さい。
不可能を可能に、夢を叶えます。
お知らせです。
2009年 最新のインプラント治療トレンド
開催日時 2009年02月08日(13:30~16:30位)
開催場所 東京都(渋谷 道玄坂 フォーラム8
私が話させていただくセミナーを僭越ながら告知させて下さい。
歯科医院専門のHP制作、運営のメディウィル主催で、東池袋の山内先生と組んでさせていただきます。
詳しくはこちらです。http://seminar.mediwill.co.jp/index.html
参加費は無料です。(将来的には分かりませんので、今がお得と思います。)
インプラントのお話を世界最新情報を交えながら、自由に話させていただきますので、ご興味のある方はお越し下さい。
申し訳ないのですが専門家向けで、患者さん向けではありませんので、ご容赦下さい。
PS.歯科医療最新号発売されました。http://www.ds-pub.jp/magazine1.html
私の書いている連載、即時荷重の現在の到達点、遂に最終回です。プロの方ご拝読下さい。
臨床の実力と書く実力、そしてそれを上手く伝える話し方が出来る事。
ハードル高いかも知れませんが、種火を灯す仕事を生涯の一つの仕事として頑張りたいと思います。
安全・安心な即時荷重MI審美インプラント治療の基準を、世界に提言します。
プロの方々へ
直接学びたい方は、見学を受けていますので、お問い合わせ下さい。
又講演依頼、プレゼン以来もお受けしますので、お問い合わせ下さい。
短時間、少人数でも大歓迎です。
本音で真実の話をします。
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妙齢の女性としては至極当然の事と言えるでしょう。
しかし、このお2人とも病巣の状況は、望みを果たすにはとてもとても難しい状態でした。
抜歯、病巣の除去、インプラントの植立、骨の造成、歯肉の再生処置、審美的な仮歯、とどれ一つを取っても完璧な処置をしないと、後からのリカバリー等とても大変どころじゃない位大変な治療に成るだろうと予測される状況だったのです。
具体的に言うと、歯根の病巣がとても大きくて中で広がっているのが、歯科用CTの断面図で見えている状態で、その為に骨が極薄くしか残らないのが、分かってしまっていたんです。
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全てが精密で精緻な手技、長い数多くの経験、勉強で成し遂げられるのです。
徹底的にチャンと出来ているのか確認する事、その上で次のステップへと進んで行く事、その手順を弛まなく行う事で達成できるのです。
今日、お2人の望みが叶えられた、と言う結果を知り、自らの手技、判断目安、知識、知恵が正しかったと安心出来て、とても嬉しかったので、ご報告させていただきました。
一般的レベルでは、3,4回の手術となる可能性があった症例を、1回限りの処置で救えたご報告でした。
このような治療が、当院の特徴です。
他所で無理と言われた患者さんも、是非一度ご相談に来て下さい。
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本音で真実の話をします。