昨日の抜歯、骨造成GBRの患者さんの予後です。
可及的に愛護的低侵襲外科手術に拘って行いました。
お陰様で、腫れは出ていませんが、血腫と頬内側粘膜、口角に痛みがあるそうです。
親知らず、8番目の残根でしたので、お口の奥にあり非常に手術自体大変だったので、何とも忸怩たる思いです。
個人的感想、考えですが、上顎の7番第2大臼歯の後ろ側、遠心の歯周病再生手術とかが余りにも難しい場合、メインテナンスし続けながら、駄目だろうと診断出来る時には、思い切ってインプラントにする、と言う選択の方が患者さんは楽なんじゃないだろうか？と考えます。
こちらの患者さんは、6番第1大臼歯が15年経って遂に割れてしまって、今日抜歯即時インプラント、即時荷重修復、同時骨造成GBR歯茎再生術を行わせていただいた方です。
似たような部位でお口も小さくて大変でしたが、こちらの方は麻酔が切れた後でも痛くも何ともないし快適だ、と感激して下さってました。
この反応の違い。
非常に重いテーマですが、上顎の奥過ぎる大臼歯温存処置、歯周病再生術は、患者さんにとって真に幸福なんでしょうか？
考えさせられます・・・
上顎で奥過ぎる大臼歯の更に後ろの病変の手術。
口で言うことは簡単ですが、手術受ける患者さんの肉体的負担、辛さは?行う術者側の体勢、かなり無理して行わないと愛護的に低侵襲では出来ない。
かと言って、大きく術を広げれば、患者さんの術後の苦痛はもっと多くなるでしょうし、腫れも出ることでしょう。
何処で折り合いを付けるのか？
永久に続く問い掛けだ、と思います。
治します、と言う美名の元に、患者さんに苦行を強いることがないかどうか？厳しく自省しないと術者は何処までも突き進んでしまう危険性も孕むでしょう。
以前やはり書いたように、親知らずの抜歯した10代の女性ですが、ほぼ左右対称で痛みも腫れもなくても、患者さん自身は腫れていると言う、それが患者さんで、素人さんだから、想像が全く及ばないからこそ、自分の感覚で症状を訴える中、我々の仕事はとても難しいモノだ、と言わざるを得ないでしょう。
それでも尚、愛護的低侵襲手術を追求し続け、粛々と進み続けるしかないのです。
やたらな賞賛が欲しい訳ではないですが、せめて極限に挑戦し続け必死で頑張っていることだけはご理解いただけないかなー、と夢想する私です。
時に、手術すれば治るのは当たり前、治すのは術者の仕事、私は関知しない、と言う難儀な患者さんもいらっしゃるのが現実なので・・・
名医の言葉で、治すのはあなたの体、我々はあくまでもお手伝いしてるだけ、と言うのがあるのですが、知って欲しいものです。
PS:今年もゲンちゃん先生の寺子屋、4月～10月の月一6ヶ月間、第1回4月23日木曜日3時～6時で始まります。
国内外の学会、セミナー、自身の経験等々から得られた、インプラント関連の”本当の情報”をここだけの話で全部お話します。
ご興味ある方は是非ご参加下さい！
遠くはわざわざ九州からお越し下さった先生もいます。
有り難いことです。
お待ちしております。
夢を叶える為に頑張る方の力になる。
それが私共KMインプラントセンター松元教貢歯科医院です。
KMインプラントセンターのサムライインプラント治療法は、他に比べて圧倒的に治癒期間が短い、1回きりの手術1日で全てを終わらせられる、手術した日から審美的な歯が入る、骨造成GBR歯茎再生も出来る、そしてそして、これら全部ダメージを最小限にした低侵襲の手術で麻酔が切れた直後から痛みはないし、翌日翌々日での腫れ痛みの辛いこともない、と言う理想的インプラント治療と言われる要件を全て備えています。
その人体実験を、ゲンちゃん先生自身が患者さんになって経験して実証しました。
嘘偽りなく正真正銘本当のことです。
理想のインプラント治療を受けたい患者さんは、遠くはイギリス、アメリカ、東南アジア、国内でも青森から沖縄まで、お越し下さっています。
お陰様で忙しくさせていただいてます。
私も自分自身が経験して、益々自信が増しました。
治療希望の方は、お電話下さい！
03－3775－0044 です。
何度か書いていますが、歯医者で手術を勧められた時には、このブログに乗っている写真をプリントアウトして持って行って、こう言う治り方になりますか？と確認してから手術受けることを決めて下さい。
どのような手術であっても、です。
下顎の親知らずの抜歯、特に骨に埋もれているものの抜歯は、腫れたり痛んだりして患者さんが辛い思いをする代表例です。
だから、私自身の手術の術後をこうして公開しています。
下顎の親知らずの抜歯で、ここまでのことが出来る、と確約してくれる先生であれば、腕に間違いはない、と個人的責任でお約束します。
そう言う先生の元で、インプラント手術、歯周病再生手術、骨造成手術等を受けて下さい。
それが、あなた自身であなたを守る、守れる唯一の方法です。
本当に、ダメージのない低侵襲手術、サムライ法を私は広める為に頑張ります。
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松元教貢即時荷重インプラント専門書著者 @mgenchan