今日から3日連続、かなり難しい手術の3連荘、毎日毎日手術です。
写真は今日の手術。
嫌ーな感じの骨への埋まり方、手前の歯との重なり方をしています。
当然ですが、親知らずがぶつかっているので手前の歯の根を支える後ろ側の骨は殆ど喪失していて大変な状態に陥っています。
なので、患者さんに良く説明をし、その部位への骨を再生させるような治療方法も提案し、ご了承を得ましたので、それもさせていただきました。
これをさせていただかないと、手前の歯の後ろ側を支えている骨の再生は半分も望めず、当然将来を考えると失われる危険性が相当に増してしまいます。
この歯がなくなれば、更にその手前の歯の負担も増え、次々と失われてしまう、と言う悪い連鎖を起こしてしまいかねないのです。
それを防ぐ、治すのが、口腔機能維持、保持に凄く大切なのです。
因みに、本来でしたら、女性なら高校卒業頃、男性なら成人式頃に親知らずを抜歯してしまえば、手前の後ろ側の骨は健全なままですので実に綺麗に骨が再生します。
つまり、本来それ位の時期で診断して抜くべき患者さんは抜いた方が良いのです。
この写真の患者さんがその実例です。
チャンと成人前に下顎の親知らずを全部抜歯したので、見事に骨が出来ています。
勿論、腫れも痛みも経験させていません。
これが本当なんです。
でも、一般的には、患者さんは皆手術受けるのは絶対に否、が基本です。
そこを乗り越えたいからこそ、私は誰よりも痛くない、腫れない、辛くない手術を出来るDRに成りたいのです。
私の発展途上はまだまだ終わってません。
明日も頑張ります。
又予後の状態チャンとご報告します。