一番上の写真は今日の手術のモノです。
歯周病になってしまって、歯茎が腫れて痛んで来てしまった歯を、再生療法を用いて骨や歯茎を出来るだけ元に戻そう、正常な状態に治そう、としています。
2番目の写真は、3番目の即時インプラントの治癒の経過を追ったものです。
審美的に治すのに、1回限りの抜歯即時植立即時荷重インプラント手術で何処まで治せるのか、を追究したものです。
どちらの手術も1回限りしかしない、と言う究極の外科治療を目指しています。
外科手術は、患者さんからは常にとても嫌がられるものです。
ですから、たった1回の手術でも相当に患者さんは辛い思いをされているに違いない、と私は思っています。
しかし、どうしてもそうさせていただかないと治せない、だから、止むを得ずする、と言うのが我々のスタンスであるべき、と私は信じています。
たった1回の手術で、患者さんの望みをキチンと叶えて差し上げる。
言葉で言うのは簡単ですが、実際の臨床の現場ではとても難しいこと、です。
特にインプラント治療では、今尚2回法の手術の仕方、何回もの手術をさせていただく方法が、現在でも半数前後なのではないでしょうか?
又、1回限りの手術だからと言って、かなりの大きな手術をして一気に治すことを目指し、そのことでかなりの侵襲を患者さんに強いる、と言う方法も少なくないのではないでしょうか?
そんなことしたら患者さんが可哀想でしょ、と言う気持ち、そう感じてしまう感じ方が、私は拭い切れません。
どうしたら、患者さんには楽に感じていただけるだろうか?手術して良かった、と思っていただけるだろうか、が私が永遠に追究し続けるテーマ、臨床医としても自分自身の主題です。
下顎の骨の横に骨に埋まってしまった親知らずの抜歯手術でも、歯周病の再生外科手術でも、抜歯即時植立インプラント手術でも、どんな外科手術であっても、患者さんに辛い思いをさせたくない。
それが、私の心からの気持ちです。
本当に嫌なんです、手術後に痛くて辛い、腫れて寝込んでしまって仕事を休んでしまった、何時になったら楽になるんですか、と患者さんから辛い、大変だ、と言うことを聞かされるのが。
これなら大丈夫、平気です、先生の手術なら大丈夫、と言っていただける手術を提供する。
それが目標です。
その為に精進し続け、究極の低侵襲、再生、審美の手術を追究し続けます。
低侵襲、再生、審美外科手術で断トツの世界1になる。
私は頑張ります。
だから、明日の深夜、日付が変わって直ぐの深夜便でAAPサンディエゴに参加して来ます。